トムヤムクンの具材はエビ以外に何がある?おすすめの具材を紹介!

世界三大スープにも数えられているタイのトムヤンクン。お店で食べたらおいしくて、健康にも良さそうなのでお家で作ってみたいと思った方もいらっしゃるかと思います。でも、材料がそろわなかったり、エビが苦手という方も中にはいらっしゃるかと思います。そこで今回は、

  • トムヤムクンの具材の特徴
  • トムヤムクンに合う具材②野菜編
  • トムヤムクンに合う具材③きのこ編
こちらをテーマに解説していきます。

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トムヤムクンの具材の特徴

トムヤンクンといえばタイ料理で海老の入ったスープですが、世界三大スープのひとつとされています。

海鮮系が合う

トムヤンクンの主役と言えばエビです。トムは「煮る」、ヤムは「混ぜる」、クンは「エビ」という意味があり、現地では酸っぱ辛いスープのことをトムヤムと呼びます。トムヤンクンはスープにライムを入れるので、そのさっぱりとした酸味が海鮮系と相性が非常にいいです。

味が染み込みやすいものが良い

具材はエビ以外にも鶏肉や豚肉、魚、イカなどを使うこともあり、タイではいろいろな具材でトムヤムスープを楽しみます。トムヤンクンの期限はアユタヤ王朝時代フランスの使節団をもてなすため、ブイヤベースを基に考案されたという説もあります。食材に味が染み込むと同時に、エビなどの甲殻類からだしを取ってスープに深みとうま味をプラスします。

トムヤンクンに使われているスパイス

バイマックルー(コブミカンの葉)
ライムのような緑色で、果汁は香りが強く、食用よりも臭みけしとしてで使用されます。トムヤムクンを作るのに欠かせないハーブで、スープのの味を決める重要な材料の一つです。
タックライ(レモングラス)
レモンに似た柑橘系の爽やかな香りが特徴です。タイ料理には欠かせないハーブです。香りには、人の脳を刺激する作用がます。精油には、消化促進や胃もたれの改善、鎮痛、殺菌効果があるとされ、ニキビの薬、虫除け、アロマテラピーなどにも利用されます。
プリック(唐辛子)
プリック・キーヌー(緑色の小さな唐辛子)はかなり辛い唐辛子です。プリック・デーンはタイ料理のソースなどに含まれる赤いとうがらしです。プリック・チーファー(大ぶりでそれほど辛くない唐辛子)大ぶりでそれほど辛くない唐辛子、プリック・ヘーン(乾燥させたとうがらし)乾燥させたとうがらしをプリック・ヘーンと現地ではよべれます。
カー(ナンキョウ)
生姜より。強い香りと渋みがあり、清涼感のある芳香があるのが特徴。スープに加え煮込んで、香り付けをすることで知られます。
パクチー
パクチーの独特な香りのもとは「リナロール」と「グラ二オール」という精油成分で、これには消化器系の動きを促進する効果や整腸作用が備わっています。パクチーの香りを嗅ぐと、唾液の分泌を促し食欲が増進され腸の働きをよくします。消化を促し助ける効果もあるので、便秘で困っている方だけではなく胃腸が弱っている方におすすめの食材です。
ハーブの他に欠かせないのが小魚を塩漬けにして発酵させて作った魚醤のナンプラーです。少し癖があって、日本の醤油と違って苦手な方もいらっしゃるかと思いますが、ハーブのおかげで臭みを消しうま味を引き立たせます。ナンプラーに含まれる栄養素、ヨウ素の存在。ミネラルの一種、ヨウ素は基礎代謝を促す役割を持つと言われ、老化や肥満防止にも効果が期待される栄養素です。

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トムヤムクンに合う具材②野菜編

赤わけぎ

タイのトムヤンクンにはよく「ホムデーン」という赤子玉ねぎが入っています。日本では「赤ワケギ」と呼ばれ、玉葱より香りが強く、甘さが少なめ、タイ料理にはかかせない食材で、カレーのペーストの中にいれたり、スープのダシにも使われています。

もやし

もやしのカロリーは100gあたりわずか15~30kcalです。たくさん入れても低カロリーなので嬉しいですね!炭水化物を抑えたい方は、摂取カロリーをコントロールすることができます。

糖質量も100gあたり0~1.3gと少ないので、糖質制限ダイエットにも最適。お通じを改善する食物繊維や、体内の水分を排出するカリウム、代謝をアップさせるビタミンB群アスパラギン酸などの栄養素も痩せやすい体へと近づけてくれます。

トマト

もともと、酸味があるスープなのでトマトとも相性がいいです。ブイヤベースにもトマトが入っているので食材との相性もばっちりです。トマトに含まれる赤色成分のリコピンは、強い抗酸化作用があり肌のシミやしわなどの予防に役立ちます。

さらにリコピンの効力は、同じく抗酸化作用を持つβ-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍とも言われています。そしてリコピンは、熱に強いため加工しても効能を損なうことが少なく、油と一緒に調理することで、体に吸収されやすくなるのも特徴です。

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トムヤムクンに合う具材③きのこ編

現地のトムヤンクンにもよく使われる品種は「フクロダケ」というキノコになります。現地では、昔から流通しているのですが日本ではあまり見かけませんね。日本で代用できるキノコをご紹介いたします。

エリンギ

栽培が難しく価格は高めですが、うまみがあってクセは少ないです。プリッとした食感で、さまざまな料理に合います。別名、「味シメジ」とも呼ばれるそうです。

ぶなしめじ

ブナシメジは、豊かなうまみとほのかな苦みが特徴です。香りにクセがないので和洋中と幅広く使えます。

えのきだけ

短期間で育つので安価だけどうまみはたっぷりのエノキタケ。クセがないので幅広く使え、汁物のだし代わりにもなります。

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トムヤムクンに合う具材③海鮮・肉

鶏肉

鶏肉はスープの中に入れると、うま味が出るのでおすすめです。骨付きの肉を使うとだしも出て、肉も柔らかく仕上がるので少し食べにくいですがよかったら試してみてください。日本のレシピですとお手軽にコンソメを入れる方も多いので、合わせて入れたらよさそうですね。

いか

先ほど、トムヤンクンはブイヤベースがもとになっているというお話をしたのでいかもおすすめです。

イカに含まれるタウリンは、摂取することで肝臓の機能を強化させ、代謝や解毒、胆汁の生成を助ける働きをします。また、タウリンにはアルコールの代謝を促進する働きがあります。その他にも本場では入れませんが、アサリやムール貝もだしが出ておいしそうですね。ブイヤベースだとイメージがしづらいと思いますので、鍋に入れていいだしがでるなと思った材料はトムヤンクンに入れてもおいしそうですね。

まとめ

この記事をまとめると

  • トムヤンクンは世界三大スープに含まれており、エビのだしが利いた酸っぱくて辛いスープです
  • トムは「煮る」、ヤムは「混ぜる」、クンは「エビ」という意味です
  • 野菜、キノコ、鶏肉、魚、などだしが取れてうま味がある食材はおすすめです

いかがでしたでしょうか?トムヤムクンにはもう一つ種類があります。みなさんがよく目にするスープがクリアに澄んでいるナムサイ、もう一つはココナツミルクや牛乳を入れスープがやや白く濁っているナムコンで、最近ではナムコンが流行っているみたいですね。

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