トムヤムクンってこんなに酸っぱい？酸味の正体は香辛料にあった！ |

独特の酸味と辛さが特徴のトムヤムクンを食べたことはありますか？タイ料理としては日本でもかなりポピュラーな料理ですが、日本人にはあまり馴染みのない酸っぱさに「トムヤムクンってこういうものなの？」と戸惑う人も多いようです。そこで今回は、

トムヤムクンが酸っぱい理由
トムヤムクンが酸っぱすぎる時の対処法は？
トムヤムクンが辛すぎる時の対処法は？

こちらについて紹介していきます。

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1 トムヤムクンが酸っぱい理由
- 1.1 原因は香辛料
- 1.2 トムヤムクンは酸っぱ辛い食べ物
2 トムヤムクンが酸っぱすぎる時の対処法は？
- 2.1 牛乳・ココナッツミルク・豆乳
- 2.2 砂糖
3 トムヤムクンが辛すぎる時の対処法は？
4 ■まとめ

トムヤムクンが酸っぱい理由

トムヤムクンはタイのスープ料理で、独特の酸っぱさと辛さが特徴です。

主にプリッキーという唐辛子を使っておりそれが辛さの理由になっていますが、その他にもレモングラスやライムリーフなどの香辛料を使用しており、このさまざまな香辛料とその組み合わせから酸っぱさが生まれています。

原因は香辛料

お店やレシピによっても異なりますが、トムヤムクンの味付けはハーブやナンプラー、ライムやバームシュガーなど様々な香辛料が使用されています。その中でもトムヤムクンの酸っぱさを作っている主な香辛料がコチラです。

レモングラス
マナウ
ライムリーフ（こぶみかんの葉）
タマリンド

トムヤムクンは酸っぱ辛い食べ物

レモングラスはハーブの1種です。レモンではなくイネ科の植物ですが、レモンと同様の風味がするためトムヤムクンに酸っぱさを与えます。さらに、ライムによく似た柑橘類の果実マナウやライムリーフを加えているためにさらに酸っぱみが強くなります。

また、タマリンドは梅干しのような酸味を持つフルーツで、その中で酸っぱいタマリンドがあえてトムヤムクンに使われています。

これらのハーブや香辛料の掛け合わせが、辛いだけでなく柑橘類の爽やかな香りを持った他にはない味を作り出しています。

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トムヤムクンが酸っぱすぎる時の対処法は？

実はトムヤムクンには大きく分けて2つの種類があります。 1つはスープの色が透明に近いもの、もう一つは白く濁ったものです。本場タイでは、スープが白く濁ったものには「エバミルク」が使われており、少しまろやかな味わいです。辛くて酸っぱいイメージのトムヤムクンですが、このように味を加えることで、食べやすくすることができます。

トムヤムクンの呼び方の違い

スープが透明に近いもの：トムヤムナームサイ
スープが白く濁ったもの：トムヤムナームコン

牛乳・ココナッツミルク・豆乳

本場タイでは「エバミルク」を使うのが主流ですが、日本では牛乳やココナッツミルク、豆乳で代用することができます。ココナッツミルクを使ったレシピをよく見る、という人も多いのではないでしょうか。

トムヤムクンの酸っぱさを抑えたい時には、これらを使ってお好みでクリーミーさやコクを調節するのがおすすめです。

砂糖

トムヤムクンの酸っぱ味には、砂糖やバームシュガーを加えるのもおすすめです。トムヤムクン独特のあの酸味を砂糖がうまく中和してくれて、コクのある甘味をプラスすることができます。

トムヤムクンだけでなく、実際の本場タイでも料理によって様々な砂糖を使い分けています。

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トムヤムクンが辛すぎる時の対処法は？

酸味と同じように、トムヤムクンの好みを分けてしまうのがあの強烈な辛さです。

｢酸っぱい風味はそのままに、程よい辛味を楽しみたい人｣や｢自宅で作ってみたはいいけど子どもに合わせてもう少し辛さを抑えたい｣という人には、以下の食材を加えてみてください。

牛乳

既述のように、トムヤムクンには「エバミルク」を使った種類が存在します。辛味を抑えたい時にも牛乳を加えることでマイルドなコクのある風味を楽しむことができます。牛乳を常備している家庭も多いと思うので、簡単なアレンジとしておすすめです。

砂糖

砂糖は辛味を抑えるのにも効果的です。タイ料理は砂糖の甘味との相性が良く、味の調節をするのに使われています。実は本場のタイでも、日本のように卓上に調味料が置かれていることが多く、その中の一つが砂糖です。

その他、唐辛子入り酢や粉唐辛子、ナンプラー」のなどが置かれており、好みに合わせて辛味、酸味、甘味、旨味を加えています。