ちりめんじゃこは冷凍で賞味期限が伸びる?しらすとの違い・適切な保存方法とは

皆さんはちりめんじゃこはお好きですか?ちりめんじゃこと言うとホカホカのご飯にのせてそのまま食べたり、お茶漬けの具として使ったり、炒め物などにも使えてとても便利な食材ですよね。しかもちりめんじゃこは栄養満点ですし、調理が面倒な魚の代わりになります。

今回の記事ではちりめんじゃこの栄養や基礎知識、冷蔵保存・冷凍保存方法について紹介していきます。

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ちりめんじゃこって何?

皆さんそもそもちりめんじゃこってもともとどんな魚なのかわかりますか?ちりめんじゃこはイワシの稚魚を使った食材です。

イワシ類(カタクチイワシ、マイワシ、うるめいわし)の稚魚を、水揚げスタートに食塩水の釜で茹でてその後天日干しにして乾燥させたものを言います。地域によって「ちりめん」と言ったり、「おじゃこ」「じゃこ」「かちり」というように様々な名前で呼ばれることがあります。

イワシの稚魚は加工によって名前が変化します。生のしらすを茹でたものを「釜揚げしらす」釜揚げした後に少し乾燥させたものを「しらす干し」しっかりと乾燥させたものを「ちりめんじゃこ」と区別しています。

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ちりめんじゃこの旬はいつ?

ちりめんじゃこは乾燥させているので一年中通して購入することができます。ですがそんなちりめんじゃこにも旬の時期というものがあり、「3月下旬から5月」までがちりめんじゃこの旬のシーズンです。

ちりめんじゃこの栄養素

ちりめんじゃこにはさまざまな栄養が含まれており、含まれる栄養成分は以下になります。

  • タンパク質
  • カリウム
  • カルシウム 
  • マグネシウム
  • リン
  • 亜鉛
  • ビタミンD
  • B1
  • ビタミンB2

このようにちりめんじゃこには様々な栄養素が含まれています。体づくりに欠かせないタンパク質が豊富に含まれているため積極的に取り入れたい食品ですね。

またビタミンDも豊富に含まれています。日本人はビタミンDが不足しがちなので、たくさん含まれているというのは嬉しいですね!ビタミンDは骨を健康に保ってくれたり、風邪をひきにくくしてくれたり、血糖値を改善してくれるなど、体を健康に保ってくれる効果がたくさんあります。

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ちりめんじゃこのメリット(効能)

ではちりめんじゃこに含まれる栄養価が分かったところで、次はちりめんじゃこを食べると得られるメリットについていくつかピックアップして紹介していきます。

カルシウムが骨を丈夫にする

まず一つ目がちりめんじゃこにはカルシウムが豊富に含まれていることです。ちりめんじゃこは骨ごと食べられるため、お手軽にカルシウムを取ることが可能です。なお、ちりめんじゃこに含まれているカルシウムの量は牛乳の2倍と言われています。カルシウムは骨を歯を丈夫に保ってくれる効果があるため、是非とも積極的に食べていきたいです。

DHAが脳卒中予防に効果的

DHAとはドコサヘキサエン酸のことです。DHAは体内で作ることができないため、DHAを含む食材を取るしかありません。DHAの役割は脂肪を燃焼させてくれたり、高血圧・動脈効果などの予防に効果的です。また、記憶力をよくしてくれる効果もあります。DHAは脳が成長する子供や乳幼児に食べさせると良いです。

EPAが血液をサラサラに!

DHAと似た成分でEPAというのもあります。EPAもDHAと同じように体内で作ることができません。EPAはエイコサペンタエン酸の略で、血液をさらさらにしてくれたり、DHAと同じように動脈硬化の予防に効果があります。体内で作ることができない成分なので、ぜひちりめんじゃこを積極的に食べてEPAを摂取しましょう!

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ちりめんじゃこの日持ちと保存方法

ちりめんじゃこ賞味期限

ちりめんじゃこの商品は基本的に「一週間」となっています。買ったその日に使う量と、後から使う量に分けて保存することがお勧めです。

ちりめんじゃこの保存方法

ちりめんじゃこのパックは封を開けてない状態であれば、そのまま冷蔵庫で保存することが可能です。開封後であればジッパーが付いた密閉できるジップロックのような袋に入れて空気に触れないようにして冷蔵庫に入れてください。

ちりめんじゃこは冷凍保存も可能です。冷凍保存することで「約一か月ほど」保存することができるようになります。1回に使う量に小分けしてラップに包み、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫に保存します。保存袋に入れる時はしっかり空気を抜いて、なるべく平らにすると全体が均等に冷凍されるので品質に差が出なくなります。

ちりめんじゃこを解凍する方法

冷凍したちりめんじゃこは料理に使うのであれば、凍ったまま料理に加えてOKです。ご飯にかけるのであれば、使う半日くらい前に冷蔵庫に移しておき自然解凍させるのがおすすめですちりめんじゃこは冷凍してもじゃこ同士がくっつかずにパラパラの状態で冷凍されるので、料理に使いやすいのもメリットのひとつです!

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まとめ

いかがでしたでしょうか?ちりめんじゃこは乾燥させてある食品ではあるものの、冷凍保存以外の方法だと結構日持ちしない食品だということがわかりましたね!

ちりめんじゃこは比較的保存する機会が多いと思いますので、出来る限り冷凍保存するようにしましょう!

この記事をまとめると

  • ちりめんじゃこはイワシの稚魚で、加工状態によって釜揚げしらすやしらす干しといわれる保存期間は冷蔵保存で1週間!
  • 保存期間は冷凍保存で約1ヶ月!
  • 凍らせたちりめんじゃこは加熱調理に使うなら、凍ったまま入れてOK 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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