ちりめんじゃこの日持ち期間は?常温保存だと食中毒の危険性が?

ちりめんじゃこはスーパーの鮮魚コーナーでよく見かけますね。イワシなどの稚魚を釜茹でし、乾燥したものをちりめんじゃこと呼びます

パラパラとしていて使いやすく、そのままご飯にかけるも良し、炒めてふりかけにするも良し、とても便利なお魚です。今回は、そんなちりめんじゃこの日持ち期間について詳しく紹介していきます。今回のテーマは、

  • ちりめんじゃこの日持ち期間は?
  • ちりめんじゃこは食中毒になる?
  • ちりめんじゃこの保存方法

これらのテーマで紹介していきます。乾燥させてあるため、生魚よりは日持ちしますが、限界はあります。腐ってしまったちりめんじゃこを食べてしまえば食中毒にもなります。

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ちりめんじゃこの日持ち期間は?

ちりめんじゃこの日持ち期間はどのくらいなのでしょうか?目安となる消費期限や、腐ってしまうとどのような変化がみられるのか紹介していきます。

日持ち期間

ちりめんじゃこの消費期限は1週間程度が目安です。保存状態によってはそれ以上日持ちする可能性もありますが、短くなる可能性もあります。湿気と温度に気を付けて、冷蔵保存か冷凍保存で保存しましょう。

腐るとどうなる?

ちりめんじゃこが腐ってしまった場合は、以下のような変化が見られます。

  • 表面にカビが生える
  • 強い腐敗臭や生臭さを感じる
  • ぬるぬる糸を引いている
  • 食べた時にヌメリを感じる

これらの変化を感じた場合は腐敗が進行していますので食べないようにしましょう。

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ちりめんじゃこは食中毒になる?

下痢・腹痛

腐っているちりめんじゃこを食べてしまえば当然食中毒になります。代表的な症状についていくつか紹介していきます。

食中毒の種類

ちりめんじゃこに限ることではありませんが、腐った食品を食べてしまえば食中毒になります。代表的な食中毒の種類は、

  • 腹痛
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 発熱

これらの症状が現れます。食中毒の場合、対処法は基本的に無く、治るまで安静にしている事がほとんどです。体内のウィルスと戦い死滅させない限り、食中毒の根本的解決になりません。

辛いですが、水分補給をしてウィルスが死滅するのを待つしかありません。

症状

それぞれの症状について詳しく紹介していきます。

  • 腹痛・・・食中毒の代表的な症状で、かなりお腹が痛いです。私も経験がありますが、悶え苦しむほどに辛いです。しかしそれほど長期間続くものでもなく、安静にしていれば治ります。

    あまりにも辛く耐えられないようでしたら病院へ行き、薬を処方してもらうと良いでしょう。しかし、あくまでも対処療法なので、薬を飲んだからと言って食中毒が治るわけではありません。
  • 下痢・・・下痢も食中毒ではよくある症状です。ウィルス性の食中毒の場合、ほとんどの方が下痢になるでしょう。これには理由があり、下痢をすることにより、ウィルスを体外へ排出するためです。

    ですので、下痢止めなどを使って下痢を抑えることはおススメできません。また、便には触れないようにしましょう。感染する可能性があります。水分を良く摂り、脱水症状にならないように注意する必要もあります。
  • 嘔吐・・・食中毒となった場合は嘔吐する方も多いです。吐いてしまうとスッキリすることも良くありますので、我慢せずに吐いてしまいましょう。水分が出ますので、脱水症状にならないように水分補給も忘れずに行いましょう。
  • 発熱・・・食中毒で発熱する方も多いです。体が体内のウィルスと戦っている証拠です。発熱は数時間から数日間続きます。発熱をすると、体内の水分が奪われますので、こまめに水分補給することをおすすめします。

食中毒にならない為に

食中毒にならないためには、「つけない・増やさない・やっつける」この3点がとても重要です。1番目の「つけない」では、主に保存方法が重要です。食品にいかに細菌を付着させないかが重要です。

2番目の「増やさない」では、温度管理が重要になります。細菌は10℃以下でも増殖はしますが、20℃近くの室温付近では更に速く増殖します。できる限り低温下で管理することが重要です。

3番目の「やっつける」に関しては、加熱処理の知識が重要になってきます。細菌によって死滅する温度に違いはあるものの、おおむね中心温度75℃で1分間加熱という方法が通例です。

そのまま食べるのであれば購入後、できるだけ早めに食べること、加熱するならしっかり加熱を心がけましょう。

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ちりめんじゃこの保存方法

ちりめんじゃこの保存方法は冷蔵保存と冷凍保存が基本です。長く日持ちさせたい場合は冷凍保存がおススメです。詳しく紹介していきます。

冷蔵保存

タッパーなどがない場合は、当然冷蔵保存で早めに食べきる方法でも大丈夫です。ふりかけなどに加工しておけば、一度加熱して煮詰めるため、日持ち期間も多少長くなります。塩分や糖分の濃度が多く、水分が少なくなりますから、細菌なども発生しにくくなります。

冷凍保存

一番日持ちする保存方法は冷凍保存です。細菌の増殖を止めることができますから、長期保存が可能です。一概にどれくらいとは言えませんが、1か月程度であれば冷凍保存していても品質が変化しにくいでしょう。

ふりかけなど、加工後に保存する際は、1回分を小分けにして冷凍する方法がおススメです。100均などの製氷トレイに少しずつ入れて冷凍すると便利です。離乳食用のタッパーなども、小分けにして冷凍できるのでおススメです。

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まとめ

今回は、ちりめんじゃこの日持ち期間について詳しく紹介していきました。

この記事をまとめると

  • 腐ったちりめんじゃこは食中毒の元になる
  • 冷蔵保存で5日程度、冷凍保存で1か月程度のうちに食べきる
  • ふりかけなどの加熱処理をしておくと日持ち期間が長くなる

いかがでしたか?ちりめんじゃこを購入された際は、是非参考にしてみてください。

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