筑前煮の日持ち期間は?冷蔵庫で保存するコツは?作り置きについて

秋から冬にかけてスーパーなどで根菜類が目立って陳列されてくると、煮物をしたくなるというご家庭も多いのではないでしょうか?

煮物の中でも筑前煮は、野菜とタンパク質をバランスよく食べられますので健康的ですよね。特にお正月のおせち料理には欠かせない一品です。

そんな筑前煮ですが、ついつい作りすぎてしまうことはありませんか?大きな鍋でたくさん作るというご家庭も多いですよね。作りすぎてしまうと、保存方法や日持ち期間が気になってくると思います。そこで今回は、

  • 筑前煮の日持ち期間は
  • 作り置きした場合の保存方法
  • 保存した筑前煮はどうやって食べるのが美味しい

これらのテーマで紹介していきます。大体の目安を知って効率よく消化していくことで、腐らせずになんとか食べきりたいものです。

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筑前煮の日持ち期間は?

ついついたくさん作りすぎてしまう筑前煮ですが、日持ち期間が気になります。煮物は具材が多いので、保存方法によってはすぐに傷んでしまいます。正しい保存方法でできるだけ日持ち期間を長くし、効率的に消化して食べきりたい所です。

日持ち期間

筑前煮の日持ち期間は保存方法によって変わってきます。それぞれの保存方法での日持ち期間は以下になります。

  • 常温保存:約6時間~1日
  • 冷蔵保存:約3~7日
  • 冷凍保存:約1か月

常温保存の場合は夏場は半日冬場は1日程度を目安に食べきるようにしましょう。冷蔵保存の場合は3~7日程度が目安です。定期的に加熱することで、より長く日持ちさせることもできますよ。

冷凍保存の場合は約1か月程度と一番長いです。それ以上の期間も日持ちするでしょうが、冷凍焼けや霜焼けなどが付いてしまい、品質劣化の心配があります。1か月以内には食べきるようにした方が無難です。

腐ったらどうなる?

筑前煮は腐ると臭いや味、見た目で変化が出てきます。具体的な変化を以下にまとめましたので、チャックしてみてくださいね。

  • 見た目:ネバネバと糸を引く・カビが生える
  • 臭い:酸っぱい刺激臭がする
  • 味:酸っぱい味がする

見た目の変化で糸を引くとありますが、里芋の粘り気とは全く違います。里芋は切れの良い粘り気だと思いますが、腐った場合は納豆のような粘り気です。ネバーっと糸を引くようでしたら腐っていますので注意してください。

臭いや味はその他の食品と同じで酸っぱさを感じるでしょう。具材によっても傷む速度は違いますから、食べていておかしいなと感じた場合は腐っている可能性があります。

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作り置きした場合の保存方法

保存・日持ち

筑前煮はお弁当のおかずや夕食のメイン料理としてもおススメです。たくさん作り置きして少しづつ食卓に登場させたい所です。たくさん作り置きした際のおススメの保存方法や保存期間について紹介していきますよ。

常温で放置できる期間

筑前煮を常温で保存して置ける期間は、夏場と冬場で違います。それぞれに分けて見ていきます。

  • 夏場:約6時間
  • 冬場:約1日

夏場は室温が20℃近くまで達することも多いでしょう。この場合は、調理後からすぐに細菌が増殖してしまい、衛生的に考えても半日が限界でしょう

冬場は室温が10℃前後であることが多いです。玄関などは10℃を下回ることも稀ではありませんから、常温で保存したとしても1日程度は日持ちするでしょう。

しかし冬場でも、暖房や加湿器などにより高温多湿になっている場合はこの限りではありません。どちらにせよ常温保存する場合はなるべく早く食べるようにしましょう

冷蔵庫での保存期間

筑前煮を冷蔵庫で保存した場合は、3~7日を目安に食べきるようにしましょう。なるべく腐らせないようにするためには、作ったらすぐに冷蔵庫にしまうのがコツです。細菌が増殖しないようにすぐに低温の冷蔵庫へしまいましょう。

冷凍保存はできる?

結論から言うと、筑前煮は冷凍保存できます日持ちを長くしたい場合は冷凍保存がおススメです。しかし、冷凍保存した場合は食感が大きく変化してしまいます。食材の繊維が壊れることで、柔らかいグニャグニャとした食感になってしまいます。

気になるという方は、冷蔵保存や常温保存でこまめに火にかけるなどして速めに食べきりましょう。

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保存した筑前煮はどうやって食べるのが美味しい

料理

せっかく丁寧に保管したのですから、できれば再加熱した後も美味しく食べたいものですよね。ここからは冷蔵保存と冷凍保存、それぞれ保存しておいたものを美味しく食べる方法を紹介していきます。

冷蔵の場合は鍋で加熱

冷蔵保存の場合は、鍋に移して再度火にかけるのがおススメです。電子レンジで加熱すると、加熱ムラができてしまい食感が一部悪くなってしまうといったデメリットがあります。

余裕がある場合はできるだけ鍋で再加熱しましょう。一度火にかければ、日持ち期間が長くなるというメリットもありますよ。

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冷凍の場合は自然解凍

冷凍保存の場合は自然解凍がおススメです。自然解凍をすれば、電子レンジで急加熱した場合よりは食感が悪くなるのを防ぐことができます。

電子レンジなどで急に加熱してしまうと、寄り食感が悪くなってしまいます。可能であれば自然解凍後、鍋に移して火にかけて温め直しましょう

まとめ

今回は「筑前煮の日持ち期間や保存方法について」紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 筑前煮はを美味しく食べるなら冷蔵保存で3~7日のうちに食べきるのがベスト
  • 冷凍保存は日持ちしてよいが食感が悪くなってしまう
  • こまめに再加熱することで日持ちを長くすることができる

煮物はどうしてもたくさん作ってしまうものです。おせち料理で作る場合などは特に多くなりがちです。正しい保存方法でなるべく長く日持ちさせて、消化していきたい所ですね。

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