チアシードはそのまま食べることができる?効果が出るまでの時間は? |

みなさんは「チアシード」と呼ばれる食品についてご存じでしょうか？一時期スーパーフードと言われ、とても注目された商品の一つでもあります。

チアシードはその見た目も特徴的で、通常は種のまま販売されていますが、水に戻すと「カエルの卵のような見た目」になります。見た目が気持ち悪いという方もいますよね。

今回は、そんなチアシードの食べ方や栄養素について紹介していきます。チアシードは基本的には水に戻して食べると言われていますが、種の状態のまま食べることは可能なのでしょうか？

また、詳しい栄養素や効能についてもあまり知らない・・・という方も多いはずです。そこで今回は、

チアシードって？
チアシードは栄養の宝庫！
どれくらいで効果が得られるの？

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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1 チアシードって？
2 チアシードは栄養の宝庫！
3 どれくらいで効果が得られるの？
- 3.1 毎日食べることが大切
- 3.2 個人差がある
4 まとめ

チアシードって？

まずはチアシードとはいったい何なのか？ということについて解説していきます。効能などばかり前に出ていて、肝心のチアシードとは何かということは知らない、という方も多いはずです。詳しく見ていきましょう。

チアシードとは

チアシードとはシソ科の「チア」と呼ばれる植物の種です。見た目は「ごま」とそっくりですが、粒はごまよりも小さいです。味は無味無臭で、水などの液体に入れると水分を吸収し、10倍以上に膨らみます。

どんなところがスーパーフード？

チアシードには逸話があり、「チアシードと水があれば人間は生きられる」と言われています。小さな粒には信じられないほどの栄養素が含まれています。

オメガ3系脂肪酸のαリノレン酸をはじめ、タンパク質や脂質、ビタミンやミネラルなど様々な栄養素が含まれています。まさにチアシードと水を摂取していれば生きていけるほどです。

そのまま食べられる？

チアシードは水などで戻してプルプルの状態で食べることが多いです。しかしシードのつぶつぶの状態でも食べることは可能です。一部の情報で「チアシードは発芽毒があるため戻して食べないと危ない」という情報もあります。

しかしチアシードに含まれている発芽毒は、1日に1.3㎏程度食べない限り体に悪影響は及ぼさないとされています。流石に毎日1㎏以上のチアシードを食べることはないでしょうから、ほとんど気にする必要はありません。

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チアシードは栄養の宝庫！

チアシードはスーパーフードと言われるほど栄養素が豊富と言われていますが、その効能はどのようなものがあるのでしょうか？チアシードの効能について紹介していきます。

グルコマンナンがすごい

チアシードにはグルコマンナンと呼ばれる、こんにゃくなどにも含まれている食物繊維が含まれています。グルコマンナンは食後の血糖値を下げる効果が期待でき、糖尿病の予防などに効果的と言われています。

αリノレン酸がすごい

チアシードにはαリノレン酸と呼ばれる、オメガ３脂肪酸が含まれています。αリノレン酸は血圧をコントロールする効果が期待でき、血栓の予防や中性脂肪値を低下させる効果が期待できます。

血液をサラサラにする効果により、高血圧患者の血圧を下げる効果もあるようですよ。

ミネラルがすごい

チアシードにはミネラルの種類も量も豊富に含まれています。チアシード100ℊ辺りに含まれるミネラルをまとめてみました。

ナトリウム：16 mg
カリウム：407 mg
カルシウム：631 mg
マグネシウム：335 mg
リン：860 mg
鉄：7.72 mg
亜鉛：4.58 mg
銅：0.924 mg
マンガン：2.723 mg

これらの成分はすべて体にとって必要な成分で、どれも様々な健康効果があります。しかし注意してほしい点は、チアシードを100ℊも食べることはなかなかないということです。

チアシードは、大体1日10ℊ程度食べる場合が多いため、紹介した摂取量よりは減ります。しかしながら、これだけ様々な種類の栄養素を1度で摂取できる食品はなかなかないでしょう。

食物繊維がすごい

チアシードには食物繊維が多く含まれています。食物繊維は便の量を増やし、腸内を刺激する効果があります。適量であれば便秘の解消や、軟便の解消にとても効果的です。食物繊維は腸内環境の改善が見込める栄養素なのです。

この他にも、大腸がんのリスク低下や血糖値の抑制効果、血中コレステロール濃度の低下など、様々なメリットが期待できます。

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どれくらいで効果が得られるの？

チアシードがすごい食品であることはわかりましたが、どれくらい食べれば効果が期待できるのでしょうか？おススメの食べ方などもあれば知りたい所ですよね。

毎日食べることが大切

全ての食品に共通することですが、食品は薬ではないため1度食べただけでは効果は感じられません。長期間にわたって継続的に適量食べることによって効果が現れるのです。

毎朝のヨーグルトに小さじ1杯程度チアシードを入れる、サラダに小さじ1杯程度振りかけて食べるなどして、継続的に食べると効果的ですよ。

個人差がある

チアシードを食べたからと言って全員が健康になれるのかと言われればそうではありません。薬の効果も個人差があるように、食品の効果も個人差があります。

ただし、摂取している人と摂取しない人とを比べた時には、確実に摂取している人の方が効果が見えるはずです。効果が出る機関などにも個人差はありますが、継続して食べれば健康な体にはなるでしょう。