タラの芽は天ぷら以外にも使える!パスタやおひたし等の活用法は?

春の山菜の一つに「タラの芽」があります。正確に言うと「ウコギ科タラノキ」の新芽のことですが、このタラの芽はどうやって食べるのがいいのでしょうか?メジャーなのは「天ぷら」ですが、その他にも食べ方はあるのでしょうか?今回の記事では、タラの芽についてこんなことをまとめていきます。

  • タラの芽は天ぷらに最適で、下処理も簡単
  • タラの芽の天ぷらは他の料理とも合わせられる!
  • タラの芽は天ぷら以外にもばっちり使える

この記事を最後まで読んで頂き、タラの芽がどれだけ優れた山菜なのかを今一度理解し、おいしくタラの芽を頂いてみましょう。

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タラの芽は天ぷらに最適!

タラの芽はスーパーなどのお総菜売り場で天ぷらにして売ってあるのをよく見かけます。タラの芽を一番簡単に美味しく食べる方法が、天ぷらなのです。そんなタラの芽は一体どんな味で、どんな特徴があるのか?初めに解説しておきましょう。

味や特徴

タラの芽の味は山菜ならではの「香り」が特徴です。すっきりとした山菜の香りが口の中に入れた瞬間に一気に広がります。また、タラの芽は他の山菜とは違い、癖が無いのが魅力。山菜というとどうしても灰汁が強かったりするため、えぐみを感じますが、タラの芽にはそれがありません。

調理方法も簡単なので、多くの人に愛される山菜の一つです。

とげに気を付けて下ごしらえをする

タラの芽の天ぷらを作る下ごしらえをする時に、気を付けたいのが「とげ」です。タラノキの芽にはとげが沢山ついている場合があります。タラの芽を収穫する際には、このとげでけがをしないように、軍手などをして取らなければいけません。

さらに、そのとげは芽の部分にも残っているため、調理する時も手袋などを活用したほうがいいでしょう。ただし、とげは加熱してしまうと柔らかくなるため、完全に取り除く必要はありません。目立つ大きさの物だけを、包丁で削いでおきましょう。

ちなみに、大きすぎるタラの芽には根元の部分に包丁で十字の切れ目を入れておくと、効率的に火が通って美味しく食べられます。下処理の際には「はかま」の部分を包丁で取り除いておくのがおすすめです。

はかまの部分は少し繊維があり、火を通しても柔らかくなりにくいため、事前に取り除いておいた方が、口当たりがマイルドになるでしょう。

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余ったタラの芽の天ぷらも有効活用!

タラの芽は、そのまま食べるだけではなく、その他の料理にも使えます。どうやって活用すればいいのか?いくつか見ていきましょう。非常にくせのない山菜なので、様々な料理とよく合います。

余ったら冷凍保存がおすすめ

まず、タラの芽を沢山手に入れて余った場合の保存方法です。タラの芽は「冷凍」して保存すると長期間保存できるのでおすすめです。1食分ずつラップにくるみ、ジップロックなどに入れて冷凍保存すれば、長期間品質を落とさずに食べられるでしょう。解凍したタラの芽はてんぷら粉につけて、すぐに揚げることが可能です。

天丼

タラの芽の天ぷらは、そのまま食べるだけでなく、天丼の中に入れても美味しいです。香りが非常に強いので、その他の具材と相性がいいでしょう。春の香りを感じさせてくれる天丼に早変わりします。

味噌汁

タラの芽は天ぷらにせず、みそ汁の具材に使ってもいいです。食べやすく下処理を行ったタラの芽を、普通の野菜と同じようにみそ汁に入れて煮込むだけで完成します。高野豆腐などとも相性がいいでしょう。油揚げ、豆腐、わかめなどを入れて、通常のお味噌汁と同じように頂くのもおすすめです。

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タラの芽は天ぷら以外にもおすすめ!

タラの芽は、天ぷらにしなくても調理方法が沢山あります。醤油などと相性がいいので、和風で仕上げるとうまくまとまりやすいでしょう。

パスタ

タラの芽のおすすめの料理1つ目は「パスタ」です。醤油バター味のパスタにタラの芽を追加することで、タラの芽特有の苦みがプラスされ、美味しい和風パスタに仕上がります。タラの芽は柔らかい山菜なので、フライパンで軽く加熱するだけで、柔らかく仕上がるので簡単です。

また、他の山菜と違い灰汁も出にくいため、くせが無いので山菜にあまり慣れていない人でも食べやすいでしょう。

おひたし

タラの芽は「おひたし」にしてもOKです。タラの芽をサッとゆで、しんなりした後は、しっかりと水気を切ります。そこにめんつゆを加え、ごま油をサッとふりかければ、タラの芽のおひたしが完成します。お皿に盛りつけてゴマをかければ、今夜の献立にもう一品プラスできるのではないでしょうか?

ご飯との相性も抜群なので、お漬物として頂くのもおすすめです。


まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は春の味覚の一つ「タラの芽」について詳しく解説してきました。最後に記事の内容をざっくり振り返ってみましょう。

この記事をまとめると

  • タラの芽の一番メジャーな調理方法は「天ぷら」
  • タラの芽の天ぷらは誰でも簡単に作りやすいのでイチオシ
  • タラの芽を下処理する時にはとげに気を付けよう
  • タラの芽が余ったら、冷凍保存が出来る
  • タラの芽はみそ汁やパスタ、おひたしなどの調理もおすすめ

こんな感じの内容でした。冬を過ぎると一気にタラの芽のシーズンが始まります。タラの芽を沢山手に入れられた場合は、あなたも調理にチャレンジしてみられてはいかがでしょうか?

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