生たらこが生臭い…正しい下処理で臭み取り!腐ったらどうなる?

たらこは生食でも美味しく食べられる珍味です。そのまま食べてもいいですし、ご飯のお供にしても最高でしょう。ただ、生たらこはきちんと処理をしなければ、生臭くなってしまうのも事実。そこで、今回の記事では、生たらこについて、以下のような事を詳しく解説いたします。

  • 生たらこが生臭い原因ってなに?
  • 生たらこが腐ったらどうなるの?
  • たらこを正しく下処理するには?

この記事を最後まで読んで頂き、生たらこの疑問について完全に理解してしまいましょう。

スポンサードリンク

生たらこが臭い原因は?

まず、生たらこを食べる時に、生臭くなっている原因は何なのか?を詳しく解説いたします。生たらこは色々な原因で、生臭くなってしまいます。

鮮度の悪さ

まず、生たらこは「鮮度が悪い」と、かなりの生臭さを発します。重要なのは「生食用のたらこ」を買って、勝ったその日にすぐ食べることです。もし、もっと生臭さが少ないたらこを食べたいのであれば、飲食店などに行って、プロが処理をしてくれたたらこを食べるようにしてください。

その方が、高確率で生臭さがないです。

下処理が悪い

生たらこが臭い原因の2つ目は「下処理が悪い」ということです。生たらこを美味しくいただくには、下処理が欠かせません。この下処理を上手に行っていないたらこは、生臭くなりがちです。方法は後述しますが、生たらこを自宅で美味しく食べたいのであれば、必ず下処理を行いましょう。

冷凍、解凍を繰り返した

生たらこが臭い原因の3つ目は「冷凍、解凍を繰り返してしまったから」です。通常、生たらこは一度冷凍し、解凍したらその時点で食べなければいけません。解凍するタイミングで、必ず一度鮮度が落ちてしまうからです。そうならないためにも、冷凍する時は1回分の量だけに分けて冷凍し、必要な分だけを解凍するようにしましょう。

スポンサードリンク

腐ったらどうなる?

たらこが腐ってしまうと、どんな症状があるのでしょうか?主な症状を詳しく見ていきましょう。

臭いがする

1つ目の症状は「臭い」です。腐ったたらこからは、魚の生臭いにおいが強烈にします。通常の生たらこでもある程度の臭いはありますが、腐ってしまうとその臭いが強力になるのです。口に含むと酸味を感じる場合もあります。この酸味もたらこが腐っている症状なので、生で食べるのはやめて、加熱するようにしましょう。

もし、加熱しても臭みが消えないようであれば、腐敗がかなり進んでいる可能性が高いので、食べずに捨てられた方がいいでしょう。食中毒の原因になってしまいます。

糸を引いてる

2つ目の症状は「糸を引いている」ということです。新鮮な生たらこには、雑菌などはいませんが、手に入れてから時間が経過してくると、雑菌が繁殖し始めます。そして、雑菌の数がどんどん増え、糸を引き始めるのです。

生たらこから、糸が引いているところを見かけた場合は高確率で腐り始めているため、食べるのを辞めておいた方が無難でしょう。新鮮なたらこを再度購入に行きましょう。

スポンサードリンク

たらこの正しい下処理と保存方法

それでは、たらこを美味しくいただく為には、どんな下処理をしたり保存をすればいいのか?を詳しくまとめてみました。ざっくりと見ていきましょう。

下処理の方法

まず、下処理方法ですが、以下の通りに行います。

  1. 買ってきたたらこを包丁で輪切りにする
  2. タッパ容器を用意し、そこにたらこを並べて入れる
  3. たらこをいれたタッパに「酒大さじ4」「みりん大さじ1」を加え、冷蔵庫で1時間以上漬け込む
  4. 食べる時は、たらこを1切ずつ取り出し、ご飯と一緒に食べる

このような方法で下処理をすると、たらこの生臭みをかなり軽減することが出来るでしょう。酒がうまくたらこの臭みを抑えてくれるからです。みりんを加えることで、甘みもプラスされ、美味しいご飯のお供になります。注意点としては、必ず冷蔵庫で1時間以上は漬け込むことが必須だということです。

保存方法

たらこの下処理を行った後は、冷蔵庫でタッパごと保存しましょう。そして出来るだけ早めに食べきることが大切です。きちんとした処理をして冷蔵庫で保管したからと言って、長期間保存が出来るわけではありません。1週間を目途に全て食べきるようにしてください。

また、冷凍のたらこを購入した場合は、冷凍庫に入れておくと長期間の保存が可能です。たらこの中の寄生虫なども、-20℃の温度で24時間以上冷やせば確実に死滅させることが出来ます。たらこを出来るだけ長い期間保存したいのであれば、冷凍保存を行うようにしてください。

ただ、前述した通り、冷凍と解凍を繰り返すとそれだけで、かなりたらこの鮮度は落ちてしまいます。冷凍する時は、必ず1食分ごとにラップで包み、必要分だけが解凍できる工夫をしておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事では、美味しい珍味、「生たらこ」について詳しく解説してきました。生たらこの保存方法などがよくお分かりいただけたのではないでしょうか?最後に記事内容をざっくり振り返ります。

この記事をまとめると

  • 生たらこは劣化すると生臭くなる
  • 生たらこは腐ると強烈な臭いと糸が出てくる
  • 生たらこは適切に下処理をして、早く食べるのがおすすめ

こういった内容でした。もし生たらこを手に入れられる機会があれば、きちんとした処理をして、腐らせないように食べるようにしましょう。

スポンサードリンク