玉ねぎは加熱すると栄養価は変わる？食べ過ぎると体臭が臭う？ |

サラダにしても、煮込み料理にしても美味しい食材「玉ねぎ」。しかし、食べ過ぎてしまうと口の中に玉ねぎの臭いが残ってしまいがちです。どうして臭ってしまうでしょうか？また、加熱してしまうと、玉ねぎの栄養価に変化はあるのでしょうか？

今回は、玉ねぎのことについて詳しく解説していきます。先に記事内容を一覧にしてみました。

玉ねぎは加熱するとどうなるのか？
玉ねぎは体にいいのか？
玉ねぎを食べ過ぎると体臭がするのはどうして？

こんな内容となっています。この記事を最後まで読んで頂き、美味しく健康的に玉ねぎを食べられるようになりましょう。

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1 玉ねぎを加熱するとどう変わる
2 体にいい？
3 食べ過ぎると体臭が臭う？
4 まとめ

玉ねぎを加熱するとどう変わる

玉ねぎは加熱すると辛味が無くなって甘くなります。どんな変化が起こっているのでしょうか？

栄養価は変わる？

玉ねぎには「硫化アリル」という成分が含まれています。この硫化アリルは、熱や水分に弱く、加熱したり水に浸したりすることで、溶け出してしまうのです。硫化アリルは血液をサラサラにしてくれる効果がある栄養素なので、加熱すると玉ねぎの栄養素は大きく変化すると覚えておきましょう。

生食との違いは？

玉ねぎは生で食べようとすると、かなりの辛味を感じる野菜です。しかし、前述した硫化アリルは「生の玉ねぎに最もたくさん含まれている」ので、出来れば生で食べた方が健康にはいいです。もし、加熱するのであれば、みそ汁やスープなどの汁ごと飲める料理に使いましょう。

硫化アリルは水の中に溶けやすい性質のため、汁ごと飲んでしまえばある程度の量を摂取することは可能です。ちなみに、生の玉ねぎを食べる時には極力水にさらさないで食べることをおすすめします。その方が硫化アリルを大量に摂取できるからです。

カロリーは？

玉ねぎは加熱すると甘くなる野菜なので、生よりもカロリーが高くなるのでは？と思われています。しかしこれは間違いです。玉ねぎは加熱してもカロリーや糖質が増えることはありません。ただ、硫化アリルの辛味が糖と反応して甘さを出しているだけなので、カロリーは増えないため安心しましょう。

とはいえ、玉ねぎは野菜の中では比較的カロリーや糖質が高い野菜です。その辺りだけ注意しておきましょう。

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体にいい？

玉ねぎは昔から「体にいい野菜」と言われてきました。では、どうして玉ねぎは体にいいのでしょうか？

血液サラサラになる？

玉ねぎを食べると「血液サラサラ」の効果があります。玉ねぎの大きな特徴栄養素の一つ「硫化アリル」が、血液サラサラ状態を促してくれるのです。なので、出来ることであれば生で玉ねぎを食べるようにして、血液サラサラ状態を目指しましょう。

ダイエット効果がある？

玉ねぎは「ダイエットの時に食べてもOK」です。ダイエットで重要なことは「代謝をよくすること」。硫化アリルの働きで血液の流れが良くなると、体の代謝が上がります。体内に溜まった老廃物などを素早く排出してくれる働きが強まるため、ダイエットの時などには効果的でしょう。

また、玉ねぎには多くの水溶性食物繊維が含まれます。このため、腸内環境が良くなり、便秘を解消することが出来るでしょう。その辺りも含めて、ダイエットには効果的なのです。