卵焼きの日持ちってどれくらい?作り置きはできる?冷凍卵焼きが美味しくなるコツ

お弁当を作る主婦にとってとても使いやすいのが卵焼き。簡単に作れますし、お弁当の中の彩りもプラスしてくれる優秀な食材ですよね。そんな卵焼きですが、比較的時間が経ってから食べる人が多いのではないでしょうか。今回の記事では卵焼きの日持ちについて紹介していきたいと思います。 

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卵焼きの作り置きはどのくらい日持ちするの?

冷蔵保存の場合

卵焼きは冷蔵保存した場合、「72時間」日持ちすると言われています。日付に直すと「2~3日」です。卵は空に入った状態で保存する場合は細菌の侵入を防ぐ構造になっているので長期の保存ができますが、卵焼きにしてしまうと傷みやすい食材に変わるので注意しましょう。

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冷凍保存の場合

卵焼きは作った後に冷凍保存することができます。もちろん具が入った卵焼きも冷凍保存することができますが、水分の多い具(例えばニラやオクラなど)の場合に解凍した時に水分が出てきびしょびしょになってしまう場合や水分の多い野菜だけ腐ってしまう場合があります。

 冷凍保存の場合は「約2週間ほど日持ちする」と思っていただいて良いでしょう。 

食べられるかどうかのチェック方法

腐っていなければ食べてもOK

冷凍保存は冷蔵保存した卵焼きで、いつから保存したか分からなくなってしまったものもあると思います。そうした場合の食べれるかどうかの見分け方は「腐っているかどうか」で判断します。

腐っている時の状態

  • カビが生えている
  • 明らかに変な臭いがする
  • ぬめぬめしていて糸を引く
  • 酸っぱい味か、舌が痺れるような味である

このような場合は細菌による腐敗が進んでいるので、食べてしまうと食中毒を引き起こす可能性があります。

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美味しい作り置き卵焼きを作るコツ!

もちろん出来立ての卵焼きが一番おいしいのですが、冷凍保存した後も出来立てのような美味しい卵焼きを食べることができればとても嬉しいですよね。次からは作り置きでも美味しくなる卵焼きの作り方のポイントを紹介していきたいと思います。

水分を少し少なめで作ると良い

作り置きするために作る卵焼きは「水分を少なめで作る」と良いでしょう。なぜ水分を少なく作るかと言うと細菌が繁殖するのを抑えることができるためです。さらに冷凍すると卵全体から水分が出てきてしまうので、水分が多すぎる場合はびちゃびちゃになってしまいます。あらかじめ水分を少なく作っておくことで、解凍後もふわふわに仕上げることができないのです。

マヨネーズをいれよう

卵焼きにマヨネーズを入れるとふわふわに仕上がるということをご存知ですか?これはマヨネーズの油分やお酢の成分が卵のタンパク質の中に混ざることで、加熱しても柔らかくなってくれるのでふわふわに仕上がるということです。卵一個につきマヨネーズの量は小さじ一杯ぶんくらいでよいでしょう。マヨネーズは加熱すると酸味が飛ぶので味に変化がなくなるのも良い点ですね。

水分の多い食材は一緒に使わないようにしよう

先ほども冷凍保存をする際の注意点でお伝えしましたが、卵焼きを作る時に水分の多い食材を卵焼きに混ぜてしまうと冷凍した時にその食品だけ腐ってしまったり、解凍した時に水分が多く出てしまいびちょびちょになってしまって美味しくなくなってしまう可能性があります。トマトやもやし、レタス、白菜などを卵焼きに入れる場合は冷凍するのではなくて冷蔵保存で早めに食べるようにしましょう。

片栗粉を入れよう

冷凍する場合の卵焼きは片栗粉を入れると、片栗粉が水分を吸ってくれて解凍した後も適度な水分を保ってくれます。片栗粉の量は卵一個に対して小さじ1/2程度が目安です。片栗粉を入れることで卵の強度が上がるので、フライパンの上で卵焼きが破れにくくなるという点もポイントです!

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お弁当に入れるときの注意点は?

保冷剤を利用すると安心

卵焼きはお弁当に入れることが多いと思います。お弁当は温かいものを入れると細菌の繁殖が進んでしまう温度になりやすいといわれています。なので保冷剤を入れてランチボックスの温度を低く保っておくというのは非常に有効な手段なのです。

細菌が繁殖しやすい状態とは?
食中毒菌などの細菌は、「栄養」「水分」「温度」の3条件が揃うと時間とともに爆発的に繁殖するといわれています。細菌の繁殖を抑制するには、「TT管理(温度と時間)が要」といわれており、これは加熱・洗浄して調理した食品の食べる迄の時間とその温度管理が大切ということです。

 

細菌が活動しやすい温度帯は20~40℃といわれており、少し暖かくなってきた初夏や夏場のお弁当の中などは細菌にとって最高に繁殖しやすい温度になります。お弁当の場合は保冷剤を入れて温度を下げておく、室内の場合は冷蔵庫に保管したり冷暗所に保管する工夫が必要になります。また、冷蔵庫にいれてあったとしても開け閉め回数が多かったり、温かいものをそのまま冷蔵庫に入れてしまうと冷蔵庫内の温度が上がってしまい、菌が繁殖しやすくなるケースもあります。

梅干しを入れると腐りにくくしてくれる

保冷剤の他にも梅干しを入れると防腐効果が得られます。梅干しはごはんの上にのせても美味しいですし、他の料理と合わせても酸味がアクセントになってくれて非常に美味しいです。その上防腐効果も持っているなんて至れり尽くせりですよね。

お弁当を食べる時はレンジで加熱してから!

最後になりますが卵焼きに限らず、家からお弁当を持ってきた時は必ずレンジでチンしてから食べるようにしましょう。お弁当は作ってからかなり時間が経ってから食べるものです。多かれ少なかれ細菌の繁殖は始まってしまいます。食べる直前に加熱して細菌を退治してから食べるようにするとより安全に美味しく食べることができますね。

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まとめ 

この記事をまとめると

  • 卵焼きは冷蔵保存だと2~3日、冷凍保存だと2週間日持ちさせることができる
  • 腐ったものかどうかを見分けるポイントがあるのでしっかり見極めよう
  • 冷凍した卵焼きもコツを使えばふわふわに仕上げることができる!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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