卵の殻の外側のカビは危険?黒カビは注意!白カビはクチクラ層で安全!

スーパーで買う卵は大丈夫ですが、農家さんから買ったりした場合卵の殻の汚れが気になるところです。放置しておいていたら、汚れが増えてる?もしかしてカビ??そんな時どうしたら良いのでしょうか。

そこで今回は、

  • 卵の殻の外側のカビは危険?
  • 卵の殻の汚れが気になるときには?
  • 安全で美味しい卵の選び方

これらのテーマについて調べてみました。

卵の選び方についても詳しく調べましたので、最後まで読み進めてみてください。

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卵の外側のカビは危険?

まだ消費期限より前なのに、よく見るとカビが生えている!なんてことがあったらどうしたらいいか悩みますよね。実際食べても大丈夫なのでしょうか。詳しくみていきましょう。

殻に黒カビが生えていたら捨てた方がいい?

殻に黒い斑点が付いていてよく見るとカビだったなんてこともあると思います。この場合は、殻に付着していたとしても卵は捨てた方が無難でしょう。殻の外側だから大丈夫だと思っていても、もしかすると殻にヒビが入っていてその分から内部にも菌が繁殖してしまっているかもしれません。食べて食中毒になるくらいなら、思い切って捨てるようにしましょう。

内側のカビは危険!

卵の殻ではなく、割ったときにカビが付着している場合は絶対に破棄してください。カビは白身で覆われていて塊のようになっているはずです。そのために割ったときに気がつく場合が多いです。この場合はカビの部分を取り除いたとしても、他の部分も雑菌に侵されている可能性が高いので注意が必要です。

白い斑点はクチクラ層で安全

卵に付いている白い斑点を見たことが多いと思います。これは卵の殻を覆う「クチクラ層」と呼ばれる膜のことで、白カビではありません。このクチクラ層は卵内部に細菌が入るのを防ぐ働きをしていて、むしろあったほうがいいくらいですよね!そのため新鮮な卵は表面がクチクラ層で守られているためにザラザラしていることが多いです。

卵は腐るとどうなるの?

カビが生えていた場合はわかりやすいですが、他に卵が腐っている場合気がつくことができるのでしょうか。卵が腐ると以下のようになるので注意が必要です。

  • 白身と黄身が混ざっている
  • 黄身が崩れやすい
  • アンモニア臭がする
  • 硫黄のような匂いがする
  • 水に浮かべると浮く

このような卵を食べた場合は、食中毒になる可能性があるので気をつけるようにしましょう。食中毒になると、腹痛下痢嘔吐発熱などが起こります。 なかなか症状が良くならなかったり、重症化する場合もあるので食べる前に異変を感じたり、一口食べて何か違うなと思ったらすぐに食べるのを中止してください。 

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卵の殻の汚れが気になるときには?

卵の殻にカビじゃなくても汚れがついていて、気になることもありますよね。そんな卵は食べても大丈夫なのでしょうか。

卵の殻の汚れがあったら危険?

スーパーで買った卵などはあまり汚れていることはないと思います。農家さんから買った卵でも多少の汚れはあるかもしれませんが、雑菌などではありません。そもそも雑菌だったら販売できないはずです。買ったときから付着していた汚れに関しては気にする必要はないでしょう。 また殻に汚れのように見られる茶色い斑点は色素の色斑によるものなので気にしなくて大丈夫です。 

殻を水洗いするのはだめ?

殻に汚れがついていて気になってしまう人もいると思います。しかし水洗いをしてしまうと、殻にある気孔と呼ばれる無数の微細な穴から水と一緒に雑菌が卵の内部に入り込んでしまう可能性があります。品質を保つためにも絶対に水洗いはしないでください。

殻が汚れていても中身は安全?

殻が汚れていてもそれがカビでなければ基本的に気にしなくて大丈夫です。それでも気になってしまうという方は、選ぶときに見える範囲で目視して汚れていると思うものは選ばないようにしましょう。 自宅で保存していて汚れが増えた場合は、明らかにカビなので破棄してください。 

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安全で美味しい卵の選び方

では安全で美味しい卵はどんな卵なのでしょうか。卵の選び方や保存方法を知って美味しく楽しみましょう。

卵の選び方は?

市販されているほとんどの卵は殺菌処理されてから出荷されているので、殻を見て卵を選ぶことは困難です。また卵の色は鶏の種類などによるものなので色だけで選ぶこともできません。そのため見た目ではあまり判断ができないようです。 農家などから買う場合は、クチクラ層が多い表面がざらざらしている卵を選ぶようにしましょう。 

危険な卵はどんなもの?

危険な卵は、消費期限が切れてしまった卵や常温でしばらく放置した卵です。このような卵は、雑菌が繁殖してしまっている可能性が高いです。もったいなくても無理に食べることのないようにしてください。

保存方法や加熱がポイント

卵は購入したらしっかり冷蔵保存してください。そしてひび割れや品質が劣化しないように、パックから取り出すことなくそのまま保存してください。よく冷蔵庫に設置されている卵ケースに卵自体を直接入れてしまうと、冷蔵庫のドアの開け閉めのたびに衝撃が加わり卵の劣化につながります。また、 卵にヒビが入っているのを見つけたり汚れが気になったりした場合には生で食べるのではなくしっかりと加熱して殺菌してから食べるようにしましょう。 

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まとめ

今回は「卵の殻の外側のカビは危険?黒カビは注意!白カビはクチクラ層で安全!」について調べてみましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • 卵の殻に黒カビが生えていたら捨てた方が無難である
  • 卵の内側にカビが生えていたら絶対に食べないで!
  • 卵の殻についている白い斑点はクチクラ層でついていても安全である
  • 卵の殻は汚れていても水洗いしないほうがいい
  • 卵は消費期限をしっかりと守り細菌が気になるときには加熱して食べる

卵がカビてしまっていたら破棄した方が安心です。クチクラ層というものがあるなんて驚きでしたね。なるべく新鮮なうちに卵を食べて、食中毒の心配はなくすようにしましょう。

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