卵アレルギーで食べれないものは？気を付けるべき原材料について |

世の中には様々な物質でアレルギー症状を起こしてしまう人がいます。特に小さなお子様は、消化器官が未発達なので食物アレルギーを起こし易いです。そんな食物アレルゲンの中でも有名なのが「卵アレルギー」です。今回の記事では、卵アレルギーについて以下のようなことを解説していきます。

卵アレルギーとはどんなアレルギーなのか？
卵アレルギーになった際に食べられない物とは？

こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂き、卵アレルギーの時に気を付けるべきことをしっかりと学んでいきましょう。

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1 卵アレルギーとは
2 卵アレルギーで食べられないものは？
3 まとめ

卵アレルギーとは

まずは、卵アレルギーとはどんな物なのかを見ていきます。

卵でアレルギーになる理由

卵アレルギーとは「卵を食べた時に異常反応が起こること」です。卵の中に含まれる物質を、体が「異物」だと判断して過剰反応を起こすことで、特に消化器官が未発達なお子様に多く起こります。卵アレルギーになる原因物質は「オボアルブミン」という抗原で、卵の白身部分に多く含まれます。

なので、お子様に卵を与え始める際は、「黄身の部分」から与え始めていかなければいけません。最終的にアレルギーでないことが分かったら、全卵を食べさせるようにしましょう。

卵アレルギーの症状

卵アレルギーを起こすと、卵を食べた際に以下のような症状が現れます。

アトピー性皮膚炎
アレルギー性鼻炎
ぜんそく
口の周りが腫れる
蕁麻疹が出る
呼吸困難

卵アレルギーを発症して、殆どの場合は体に蕁麻疹が出たり、口の周りが腫れる程度の、軽症で済みます。その炎症も数日たてば引いてしまうはずです。

しかし、アレルギー症状は強弱があり、ぜんそくのように咳が止まらなくなったり、アレルギー性鼻炎を発症したり、ひどい場合は「呼吸困難」になるなどの症状も出ることがあります。そのため、アレルギー体質なのかどうかを判断せずに、小さなお子様に卵を食べさせることは危険です。

少量から与え始め、少しでも症状が出たら、お医者さんに相談して検査をしてもらうことをおすすめします。

卵アレルギーは消える？

卵アレルギーは殆どの場合「消えます」。どうして卵アレルギーが幼少期の頃に起こるのか？というと、小さなお子様は消化器官が未発達だからです。そのため、小学校高学年や中学生ぐらいになって、消化器官が発達してくると、卵を食べてもなんの異常も起こらなくなることが多いです。

小さいお子様には卵を与えないようにし、卵を与え始める時は「黄身の部分」から段々と与えていくのが重要ですね。

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卵アレルギーで食べられないものは？

では、卵の成分が含まれていて、卵アレルギーの人が食べてはいけない食品には、どんな物があるのでしょうか？主な物をいくつかご紹介していきます。

パン

卵アレルギーの方は「パン」は食べないようにしましょう。殆どのパンには卵が使用されています。もし、パンを食べさせたいのであれば、卵が絶対に入っていないパンを選ばなければいけません。

麺類

卵アレルギーの方は「麺類」も食べてはいけません。麺を作る際にも卵は使われています。卵が完全に使用されていない麵だけを食べさせるようにしましょう。

お菓子類

ケーキやクッキー、ビスケット、プリンなどの洋菓子類にも卵は多く使われています。これらのお菓子も小さなお子様には食べさせない方がいいでしょう。お子様に与えるお菓子は「卵不使用」の表示があるお菓子に限定しましょう。

対面販売のお菓子屋さんであれば、店員さんに聞いて購入するのが大切です。

練りもの

はんぺんやかまぼこ、ちくわなどの練り物にも卵がつなぎとして使用されていることがあります。お子様に練り物は与えない方がいいでしょう。完全に卵が使われていない練り物だけを選ぶことが大切です。

肉の加工品

ハムやウインナー、ソーセージ、ベーコンなどのお肉の加工品にも、卵が使われていることがあります。見た目では分かりにくく、安易にお子様に与えてしまう事があるので要注意です。

調味料

マヨネーズやタルタルソースなどの「卵を使った調味料」にも要注意です。マヨネーズを使ったサラダなども危険なので与えないようにしましょう。マヨネーズの中には「卵を完全に使っていないマヨネーズ」もあるので、そういった製品を選ぶのがおすすめです。

ドレッシングにも卵が使われていることがあるので、要注意しましょう。