卵は栄養豊富で様々な健康メリットがある食材で、「完全栄養食品」と呼ばれるほどです。卵焼きや目玉焼きはもちろんの事、オムライスやスイーツなど、様々な調理方法で食べられるためとても使いやすい食材でもあります。
今回は、冷凍保存した卵を天ぷらにする方法について解説していきます。そもそも卵って冷凍保存できたの!?という方も多いでしょうから、卵の冷凍保存の方法などについても見ていきましょう。今回紹介していくテーマは、
- 卵を冷凍すれば天ぷらにできる?
- 冷凍卵のてんぷらを作る際の注意点
- 冷凍卵のてんぷらの活用方法
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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卵を冷凍すれば天ぷらにできる?
「卵を冷凍保存できる」ということをご存じの方は少ないのではないでしょうか。卵を冷凍保存するとどうなるのか、またどのように冷凍保存すると良いのか、詳しく見ていきましょう。
卵の冷凍方法
生卵は冷凍保存ができるというのは驚きですよね。近頃は「何でも冷凍保存すれば長持ちする」と言われ、余ったものは何でも冷凍するという方も多いですが、「なんとなく卵は冷凍しない」という方も多いように思えます。
実は卵を冷凍保存すると、解凍した際に水分が流れ出るため、黄身が濃厚になると言われています。殻のまま冷凍すると膨張して割れる可能性があるため、密封できる保存袋などに入れて冷凍保存しましょう。
解凍方法は電子レンジの解凍モードです。冷凍してから日にちが経過すると、鮮度が悪くなって食中毒などのリスクもあるため、凍ったらすぐに食べましょう。
冷凍卵のてんぷらの作り方
冷凍卵の天ぷらの作り方はとても簡単で、凍ったままの卵の殻をむき、薄力粉と水を混ぜた液体に浸し、油で揚げるだけです。ポイントは「揚げ時間」と「油の温度」です。
160℃程度の低い温度の油で、途中ひっくり返して両面3分ずつ程度揚げます。油の温度が高すぎたり、揚げ時間が長くなりすぎると、破裂する危険性があるため注意しましょう。
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冷凍卵のてんぷらを作る際の注意点
冷凍卵の天ぷらが簡単に作れるということを紹介しましたが、実は冷凍卵は正しく扱わないと食中毒などのリスクがあります。冷凍卵を使用する際に意識するべきポイントについて解説していきます。
サルモネラ菌に注意
冷凍卵を作る際は、あくまでも「食材の調理過程で凍らせる」だけにとどめ、長期保存を目的として行わないようにしましょう。冷凍卵は破裂する危険性があり、殻の外に出てしまった卵は非常にデリケートです。
解凍した際に雑菌が急増したり、サルモネラ菌に侵されている場合はこれらの細菌が原因で食中毒を引き起こす可能性も考えられます。凍ったらすぐ調理するようにしましょう。
汚れやを水分を取ってから冷凍
卵の保存方法の基本は「洗わないで保存」、と言われています。洗ってしまうと気孔から水分が入ったりと雑菌繁殖の原因にもなります。しかし冷凍保存する際は、冷凍している間に割れる可能性があり、殻に卵が触れます。
そのため汚れていると、卵にも汚れが移りますから、洗って水分をふき取ってから冷凍するようにしましょう。
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冷凍卵のてんぷらの活用方法
冷凍卵の天ぷらを活用したおすすめレシピを紹介していきます。簡単に作れる卵の天ぷらはとても美味しく、うどんや天丼など、様々なレシピのトッピングに使用できますよ。一つ一つ見ていきましょう。
うどんのトッピング
卵の天ぷらはうどんのトッピングとしてもとても優秀です。釜玉うどんが相性抜群なことは周知の事実ですから、卵の天ぷらももちろん美味しいです。うまく揚げると半熟卵になりますから、うどんと絡まって尚美味しくなります。
天丼に
作った冷凍卵の天ぷらは、温かいご飯に乗せ、天かすなどを一緒に添え、甘い天つゆをかけると美味しい天丼になります。卵と天かすだけですと栄養価が偏りますから、ピーマンやにんじん、ししとうなど、好みの野菜も一緒に天ぷらにして乗せると良いでしょう。
チキン南蛮風に
卵の天ぷらは甘辛いタレや、タルタルソースとの相性も抜群です。ご飯に天ぷらを乗せて、甘辛いソースやタルタルソースをかけてチキン南蛮風にするレシピも人気です。
まとめ
今回は、冷凍卵を使用した卵天ぷらの作り方や、卵を冷凍保存する際のポイントなどについて解説していきました。
この記事をまとめると
- 卵は冷凍保存することで普段と違うレシピに使用できる
- 冷凍保存すると膨張して殻が割れる危険性があるので、袋に入れて冷凍する
- 冷凍卵の天ぷらは、天丼やうどんのトッピングをはじめ、そのままご飯のおかずにもなり優秀
いかがでしたか?卵が冷凍保存できるというのは驚きですね。解凍後は黄身が濃厚になり、調理方法によってはより美味しくなるということもわかりました。手順も簡単ですから、是非試してみてくださいね。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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