たこ焼きは体に悪い?栄養バランスはどうなってる?カロリーは?

皆さんはたこ焼きはお好きですか?たこ焼きといえばあの可愛いコロコロした丸い形の焼き物のことですが、ふわふわな生地と中にプリっとしたタコが入ったたこ焼きはとってもおいしいですよね!

そんなたこ焼きですがなんとなく食べ過ぎてしまうと体に悪いというイメージがありませんか?

実はたこ焼きはとても栄養価に優れた食材なんですよ!

今回の記事では、

  • たこ焼きって何?
  • たこ焼きの特徴は?
  • たこ焼きの栄養素
  • カロリーや1日の摂取量は?

これらについて解説していきたいと思います。 

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たこ焼きって何?

たこ焼きとは小麦粉に薬味を入れてだし汁で溶いた生地を作り、真ん中にタコを入れて球体状に焼き上げた食べ物のことを言います。

昭和の初め頃、すじ肉を入れて丸く焼いたラジオ焼きを改良し明石焼きの影響からタコと卵を入れるようになり、それを「たこ焼き」と呼ぶようになりました。この情報から分かる通りたこ焼きと明石焼きがどちらが先にできたかという答えは明石焼きの方が先なんです! 

初期の頃のたこ焼きは生地に味がついているため初めは何もかけずに食べるのが主流でしたが、戦後とんかつソースが発明されたことによりお好み焼き屋やたこ焼き屋でも普及し現在のような形になったようです。

昭和30年頃には大阪市内で5,000件以上のたこ焼き屋ができるほどの人気となり大阪名物として現在まで知られるようになりました。

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たこ焼き器について

たこ焼き器は、鉄板の上に球状のへこみがたくさんついていてそこにたこ焼きの生地や具材を流し込んで丸めて作ります。たこ焼きの直径は一般的なもので38〜40㎜程度になります。

近年では直径が大きいジャンボサイズのたこ焼き器もあります。家庭用でも1,000円程度で手に入るたこ焼き器や、ホットプレートとセットになっているものも売られているため手軽に作ることができます。

たこ焼きの特徴まとめ

たこ焼きの特徴を以下に簡単にまとめてみますので参考にしてください。

  • 具材:タコ、ネギ、紅しょうが
  • 硬さ:明石焼きよりも硬めで団子状
  • 形:ボール型
  • 食べ方:ソースを塗ってマヨネーズをかけて鰹節や魚粉、青のりをかけて食べる
  • 生地:卵よりも小麦粉が主な原料になっている

あまり食べられてない人は明石焼きもたこ焼きもどちらも同じように感じるかもしれませんが、よく食べる人にとっては全然違うものに感じますよね!

しかしどちらも自身の特徴を生かしてとても美味しく食べられるように設計されています。ぜひ大阪に行った時はたこ焼きを食べて、兵庫県にいった時は明石焼きを食べてみてください! 

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たこ焼きに含まれる栄養素は?

たこ焼きは美味しいだけではなくさまざまな栄養効果も期待できそうです。ここで詳しく解説していきます。

たこ焼きの主な材料は小麦粉・タコ・卵・青ネギ・紅しょうがなどが挙げられます。それぞれの材料に含まれている栄養を以下にまとめました。

小麦粉

小麦粉は70%程度炭水化物で構成されていて、身体に必要なエネルギー源になっています。また食物繊維やビタミンB1も豊富で、腸内環境を整えて糖質を燃やしてエネルギーに変える働きを持っています。

タコ

タコは高タンパク低カロリーな上に栄養満点な食材です。主な栄養素は、タンパク質・ビタミンE・ビタミンB12・タウリン・アミノ酸・ナイアシンなどで構成されています。特にタウリンは、疲労回復作用や動脈硬化の予防の働きを持っています。健康でいるためにはタコは積極的に食事に取り入れてもいいかもしれません。

卵も完全栄養食品と呼ばれるほど栄養豊富な食材です。ビタミン・ミネラルが豊富なことはもちろんですが、他にも良質なタンパク質が含まれておりその中でもアミノ酸の値がかなり優秀です。体づくりや健康維持のためには必要不可欠な成分をたくさん持っています。

青ネギ

青ネギには、主にアリシン・βカロテン・ビタミンB1・Cなどが豊富に含まれています。疲労回復や風邪予防になり、夏バテや食欲不信にも効果的な食材です。

紅しょうが

紅しょうがは、赤梅酢に生姜を漬け込んでできた漬物になります。漬け込んだだけのものはピンクになりますが、そこの赤の着色料を加えて真っ赤な紅しょうがが出来上がります。しょがの栄養は、ビタミンB1・B2・C・E・カルシウム・マグネシウム・カリウムなどが挙げられ他にも生姜ならではの成分が豊富に備わっています。免疫力を高め疲労回復や老化防止にはもちろんですが、冷え性やダイエットにも効果的な働きがあります。

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たこ焼きの適量は?

たこ焼きに含まれている食材には様々な栄養があることが分りました。ではそんなたこ焼きはたくさん食べても問題はないのでしょうか?

たこ焼きのカロリー・糖質はどのくらい?

たこ焼きのカロリーは、おおよそ1個あたり40kcal前後になっています。そこにソースやマヨネーズ・青のり・鰹節などをトッピングし、8個セットで売られている一般的なたこ焼きはおおよそ600kcal前後になります。糖質は8個で50〜80g前後です。

たこ焼きの適量は?

1日の摂取カロリーの目安が成人男性で2700kcal前後、成人女性が2050kcal前後になるためたこ焼きは食べても1食分(8個)くらいを食べるようにしましょう。ついつい食べ過ぎてしまった場合は、他の食事で調整してください。また自宅でたこ焼きパーティーなどをする場合は、調味料のかけすぎに注意して食べることをおすすめします。

カロリーの調整はできる?

たこ焼き自体のカロリーや糖質はそんなに高くはありません。そのためカロリーはたこ焼きにかける味付けで調整することが可能です。ソースをポン酢や出し汁に変えることでカロリーを減らすことができます。また減塩のドレッシングなどもおすすめです。逆にチーズや明太子マヨなどに変えてこってりを楽しむ方法もあるので、いろんなたこ焼きにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • たこ焼きとは小麦粉に薬味を入れてだし汁で溶いた生地を作り、真ん中にタコを入れて球体状に焼き上げた食べ物のこと
  • 実は栄養素がたくさん含まれていて健康に良い食べ物
  • 食べ過ぎてしまうと体に悪いので、大体8個くらいまでに押さえておくと良い 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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