赤ちゃんが段々と成長してくると、離乳食を考えなければいけません。そんな離乳食の強い味方が「炊き込みご飯」です。でも、炊き込みご飯のようなお米以外の具材が入った離乳食は、いつからあげても大丈夫なのでしょうか?今回は、炊き込みご飯の離乳食について、以下のようなことをまとめていきます。
- 炊き込みご飯の離乳食はいつから与えていいの?
- 離乳食におすすめの炊き込みご飯って?
- 鶏肉が入った炊き込みご飯はいつからがいいの?
こういった感じで、炊き込みご飯の離乳食について、徹底解説します。この記事を最後まで読んで頂き、今日の離乳食の献立を考えてみてはいかがでしょうか?
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目次
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炊き込みご飯はいつから離乳食に?
炊き込みご飯を離乳食に与えていいのはいつからなのでしょうか?炊き込みごはんには、お米以外の食材が含まれているため、与える時期を慎重に選ばなければいけません。
離乳食後期
炊き込みご飯を与えて良い時期は「離乳食後期から」とされています。離乳食中期ごろから段々と与えられるようにもなってきますが、出来れば離乳食後期から完了期にかけて与えていってください。
おすすめの具材は?
離乳食の炊き込みご飯に使ってもいいとされているおすすめ食材はこんな感じです。
- しらす
- 鮭
- ツナ缶
- 鶏肉
- にんじん
- さつまいも
- さといも
- しいたけ
- しめじ
他にもいろいろありますが、このあたりの食材をメインに考えておけば間違いありません。野菜は繊維が柔らかくなりやすい物を選ぶのがポイントです。
NGな具材は?
逆に炊き込みご飯の離乳食にNGな食材もあります。それはこんな感じの食材です。
- あさり
- 牡蠣
- 明太子
- 銀杏
- 油揚げ
これらの食材は、刺激が強すぎる食材なので、離乳食には向きません。特に、たんぱく質や脂質が多く含まれる食材をなるべく使わない様にして下さい。前述した通り、繊維が柔らかくなりやすい野菜を中心に作るのがポイントです。
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離乳食におすすめの炊き込みご飯
では、実際に離乳食におすすめの炊き込みご飯を見ていきましょう。
しらすとしめじ
おすすめの炊き込みご飯1つ目は「しらすとしめじ」です。しらすは事前に塩抜きした物を使って下さい。しめじと人参も1㎝のサイズに切った物を使います。20分程度かけて、お米が十分に柔らかくなるまで煮込み、その後10分間蒸らせば完成です。味付けは、しらすから適度な塩味が出るため、特に加える必要はありません。
鮭とごぼう
おすすめの炊き込みご飯2つ目は「鮭とごぼう」です。鮭は生鮭のほぐし身を使い、ごぼうとしいたけは1㎝以内に小さく切り刻みます。具材をお米とお水に30分程度漬け込んだ後に20分間煮込みましょう。その後同様に10分間蒸らせば完成です。
こちらも、食材から自然な塩味が染み出ているので、特に味付けをする必要はありません。
ツナと人参
おすすめの炊き込みご飯3つ目は「ツナとにんじん」です。ツナは水煮缶を使いしっかりと油をきってください。にんじんも1㎝以内に小さくカットし、同様にお米に漬け込んで20分程度炊きます。そこに小さじ1程度の醤油とみりんをプラスして味付けをしましょう。
調味料を加える前に味を見て、多少塩気があるようであれば、味付けは不要です。最後に10分間蒸らすと完成です。
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鶏肉は食べさせても大丈夫?
炊き込みご飯の定番の食材と言えば「鶏肉」です。とはいえ、あまり早い段階から離乳食には混ぜない方がいいでしょう。では、いつ頃から鶏肉は離乳食に入れてもいいのでしょうか?
完了期ならOK
もし、鶏肉を離乳食の炊き込みご飯に使いたいのであれば、離乳食完了期からがベストです。鶏肉には、多くのたんぱく質が含まれているため、出来るだけ遅いタイミングで与えるようにしましょう。出来れば、脂質の少ないささみなどのお肉を使うと小さなお子様でも食べやすいはずです。
舞茸と鶏ひきの炊き込みご飯
離乳食後期におすすめの炊き込みご飯として「舞茸と鶏ひき肉の炊き込みご飯」があります。こちらは、これまで同様に、舞茸やニンジンを1㎝サイズに切ります。その具材をお米と鍋の中に入れ、さらにそこに鶏ひき肉を加えます。
そこへ、醤油大さじ1、酒大さじ1、みりん小さじ1を加え、20分以上炊き込みます。最後に10分間蒸らした後に、味見をしましょう。ちょと塩加減が薄いぐらいに調整して、完成です。鶏ひき肉が入っているので、離乳食完了期あたりから食べさせるようにしてください。
ちなみに、鶏ひき肉と「ひじき」を使って作っても、美味しい炊き込みご飯になるはずなので、そちらも試してみられてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は炊き込みご飯はいつから赤ちゃんに与えてもいいのか?ということと、赤ちゃんに与えるおすすめの炊き込みご飯とはどんなご飯なのか?ということを詳しく解説してきました。
かなり考えて炊き込みご飯は作らなければいけませんが、手間がかかった分だけ美味しく食べてくれるでしょう。最後に記事内容をまとめておきます。
この記事をまとめると
- 炊き込みご飯を与えていいのは離乳食後期から
- 炊き込みご飯を離乳食にする際は、塩加減に注意する事
こういった内容となっていました。早速あなたも炊き込みご飯の食材を買いに行き、離乳食に取り入れてみましょう。
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