高菜は主にお漬物として出回っているので、植物としてどのような特徴があるのかご存知ない方も多いのではないでしょうか?この記事では、 高菜の植物としての特徴を部位ごとに解説、また、以外にも可憐な花をつける高菜の花言葉をご紹介していきます!
この記事を読んでわかることはこちらです。
- 高菜の部位について詳しく写真付きで解説!
- 高菜の花言葉について
目次
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高菜の部位
それでは、さっそく高菜の部位について詳しく解説していきます!
葉
高菜はアブラナ科で「からし菜」の仲間です。特徴はピリッと辛味。漬物などで親しまれています。葉の特徴としては、からし菜に比べると葉や株が大きめです。葉は幅広なものが多く、平たい長楕円形や縮みがあるものなどさまざまなタイプがあります。
葉の色も特徴的です。緑色から紫色が混じったものまであります。中心の葉脈や基部が厚いものもあり、「多肉性高菜」ともい呼ばれています。
高菜は古くから日本で食べられていて、主に九州地方で栽培されています。地域ごとに複数の品種がありますので、こちらではいくつかの品種とその特徴をピックアップします。
- 三池高菜…葉が大きく葉肉が厚いのが特徴です。高菜漬けで食べられることが多く、とんこつラーメンのトッピングなどに使われます。
- 大葉高菜…葉が肉厚でしっかりしています。漬け物・お浸し・煮物などに調理されます。こちらは三重県で栽培されています。
- 赤大葉高菜…大葉高菜の仲間で葉が赤い種類になります。
- 雲仙こぶ高菜…長崎県雲仙市吾妻町で栽培されている品種です。茎に小さな突起があるのが特徴です。苦みが少ないことからサラダなどにして生食する事もあります。
これら以外にも、「長崎高菜」、「阿蘇高菜」、「久住高菜」、「地高菜」、「山形青菜」など日本各地にさまざまな高菜が存在します。
茎
高菜の軸(茎)は成長するにしたがって太くしっかりとしていきます。どのような用途で高菜を使うかにもよりますが、漬物にするなら十分成長していて太い軸がしっかりしているものが良品です。その他の料理に使うなら、太すぎず瑞々しいものが良いです。軸の切り口を見て色が変わっているものは鮮度が落ちているので避けましょう。
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根
高菜の根の部分は食用しません。漬物や料理に使う時は、根元から落とし、よく洗ってから使いましょう。
花
高菜はアブラナ科の一種なので、アブラナ科特有の黄色い十字の形の花(菜の花)を咲かせます。
菜の花は、開花する前のつぼみの状態で収穫するほうが苦味が少なく、柔らかいため美味しく食べられます。採り遅れて花が咲いてしまっても、黄色い菜の花は観賞用として楽しめますよ。菜の花は耐寒性に優れています。日当たりの良い環境で育てることで、冬も枯れずに生育するのです。
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高菜の花(黄色い菜の花)の花言葉
菜の花といえば、春の訪れを告げる素朴で可憐な花ですよね。つぼみや茎、若葉の部分を食べると、ほろ苦い味が特徴的なアブラナ科の野菜です。春が近づくとスーパーでよく販売されているので身近ですよね。
菜の花は、「花菜」と呼ばれることもあります。アブラナ科の黄色い花のことを一般的に菜の花といいますが、菜の花のなかには観賞用、菜種油の原料となるナタネ、食用の「なばな」などがあり、品種が色々あるのです。それで、「野菜(菜っ葉)の花」という意味から 「菜の花」という名前がついたのです。
高菜はアブラナ科ですので、黄色く綺麗な花をつけます。それでは、高菜の花(黄色い菜の花)の花言葉についてご紹介していきます!
花言葉とは?
花言葉とは、種々の花に象徴的な意味をもたせた言葉です。「花詞」とも言います。色、香り、形、形質などの特質に基づいて、ある花や植物に特定の意味をもたせたものです。花は神話や伝説のなかでも良く語られ、それによって花に自分の感情や意志を託して表現する風習が生まれたのです。
黄色い花の花言葉
黄色の花色の花言葉は 、友情・幸福・喜び・誇り・明快・真実・知力。 どれもポジティブな言葉ばかりですね!
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小さな幸せ・希望
この花言葉の由来は、「身近にある」ことと「ひとつひとつの花が小さい」ことから来ています。
快活な愛
快活と聞くと元気いっぱいなイメージがありますよね。菜の花の鮮やかな黄色に合う花言葉です。
元気いっぱい豊かさ
花の黄色から「元気」「豊かさ」が連想されていますね。
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財産
黄色い菜の花から「お金」を連想し他のでしょう。菜の花畑で黄色い菜の花が集まっている姿を想像すると、とても豊かな気持ちになれますよね。
競争
菜の花は背が高いので、たくさん群生して競い合っているようにも見えますね。そんな光景から「競争」という花言葉がつけられたのかもしれませんね。
まとめ
高菜の部位と花(菜の花)の花言葉についてご紹介してきました!高菜の部位については、根以外余すところがない万能な野菜だということがわかりましたね。菜の花は蕾の時に収穫すれば春の味覚になります。花言葉については、春の訪れを告げる黄色く可憐な花ならではの前向きなメッセージを読み取れましたね。漬物としてだけでなく、植物としての高菜についてもぜひ興味を持ってみてくださいね!
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