特別な日の料理にハーブを使用した料理があると嬉しいですよね!あれでも、何のハーブを使えばいいの!タイムとローズマリーの用途が同じ⁉その違いどうしたらわかるの?なんて疑問を抱いたことありませんか?今回は
- タイムとローズマリーの違い
- タイムとローズマリーの効能・使い方の違い
- 他のハーブと違いと代用について
を紹介します。
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目次
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タイムとローズマリーの違いは?
タイムとローズマリーの違いはどこにあるのか、一つ一つ見てみましょう
見た目
下の表をご覧下さい。見た目は、葉の形でしょうか!同じ常緑低木ですがタイムは草丈が低く、ローズマリーは低木でそのまま放置すると伸びて大きくなる品種があります。栽培においても違いがあります。
特徴 | タイム | ローズマリー |
利用部位 | 葉、花 | 葉 |
葉の形 | 厚みがあり葉が小さい(上記写真左) | 細長い葉(上記写真右) |
形態 | 常緑低木 草丈20~30cm 上に伸びる立性:コモンタイム 這うように伸びる:クリーピングタイム |
常緑低木 低木 立性に伸びる樹形 ほふく性樹形 |
科名
タイムは、シソ科イブキジャコウソウ属多年草で、ローズマリーは、シソ科マンネンロウ属多年性になります。両方とも同じシソ科に属しています。
香りや味
同じシソ科であれば、香りや味も同じなのでしょうか?
特徴 |
タイム |
ローズマリー |
味 |
清涼感のある風味 |
程よいさわやかな苦み |
香り成分 |
チモール:清涼感のある香り |
カンファ―:すっきりした香り |
効能
香りの成分が違うと効能にも違いがあります。
特徴 |
タイム |
ローズマリー |
効能 |
殺菌・防腐効果 |
記憶力高める効果 |
タイムの殺菌力効果は、ハーブの中でもかなり強力です。風邪のひき始め、のどの痛みによる炎症を和らげます。ローズマリーは、代謝促進、抗酸化作用と美容効果が期待できるハーブです。体調に合わせて選ぶのもよいでしょう!
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使い方は?
ローズマリーは、ハーブティー、ハーブオイル、化粧品など使用用途が多岐にわたりますが、タイムは、料理に活用することがほとんどです。今回は料理のみの用途をまとめてみました。
特徴 |
タイム |
ローズマリー |
用途 |
煮込み料理:肉や魚 香草焼き・ムニエル ブーケガルニに使用 加熱向き(風味が落ちない) |
臭み消し:ラム、豚肉、青魚 香りづけ:ジャガイモ、鶏肉、白身魚 調味料:生の葉を酢、油に漬け込む 加熱向き |
タイムは、魚との相性がよく「魚のハーブ」とも呼ばれています。パセリとローレルと合わせて肉料理、魚料理の臭み消し香草の束(ブーケガルニ)に活用されています。
ローズマリーは、クセの食材の臭い消しや淡白な食材の風味付けにむいています。
また、トマト、ニンニクとの相性がよいのでイタリア料理やフランス料理には欠かせないハーブです。では、それぞれのレシピを添付します。参考にしてください。
(参考レシピ:S&B エスビー食品株式会社より)
焼く
ローズマリーチキングリル ベビーリーフとローズマリードレッシングを添えて
炒める
煮る
ローズマリー香るラタトゥイユ|レシピ|S&B エスビー食品株式会社
揚げる
蒸す
漬ける
フレッシュハーブ香るミックスピクルス|レシピ|S&B エスビー食品株式会社
和える
代用品は?
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食の多様化とともにハーブの活用が増えてきています。品種ごとに用途を知り、上手に代用すると料理の幅も広がります。
セージ
ラム肉、豚肉、内臓肉の臭み消しに適しているハーブです。
バジル
サラダやパスタ、トマト料理などイタリア料理に欠かせないハーブといえるでしょう。
オレガノ
肉や魚の臭い消し、ピザ、オムレツ、ドレッシングに活用できます。
マジックソルト
マジックソルトは、エスビー食品会社が製造販売している商品名です。スパイス、ハーブ、岩塩を調合した万能調味料になります。和洋さまざまな料理に活用できます。
マジックソルト オリジナル
簡単な表にしました。調理をする際、参考程度にご覧ください。
品種名 |
肉 |
魚 |
卵 |
サラダ |
マリネ |
トマト料理 |
ハーブティー |
ハーブオイル |
タイム |
〇 |
〇 |
〇 |
|||||
ローズマリー |
〇 |
〇 青魚 |
〇 |
〇 |
||||
セージ |
〇 豚肉 |
〇 |
〇 |
〇 |
||||
バジル |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
||||
オレガノ |
〇 ラム肉 |
〇 |
〇 |
(参考資料:農協新聞社 野菜と果物の品目ガイドより)
いかがでしたでしょうか?
ハーブを上手に活用して料理を楽しんでくださいね!
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まとめ
この記事をまとめると
- タイムとローズマリーは、葉の形状に違いがある
- 香り成分に違いがあるので効能、効果が違う
- ハーブの品種ごとに用途を知ると代用もできて料理の幅が広がる