皆さんは家でシュークリームを手作りしたことはありますか?なんとなく作るのが大変なイメージがあるシュークリームですが、コツさえ覚えれば簡単に作ることができるお菓子ですよね。
一度シュークリームを作ったことがある方は分かって頂けると思いますが、シュー生地がかなり余ってしまうことがあるんですよね。
今回の記事ではシュークリームとはそもそもどういったお菓子なのか、シュークリームのシュー生地がフワフワに膨らむ理由、シュー生地の保存方法や余ったシュー生地の活用例などを解説していきたいと思います。
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目次
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シュークリームとは
シュークリームはフランス生まれの洋菓子です。フランスでは「シュー・ア・ラ・クレーム」というのが正式な名前。「シュー」はフランス語でキャベツを指し、焼き上がりの見た目がキャベツに似ていることからつけられたそうです。
日本語のシュークリームは、諸説ありますが、フランス語の「シュー」と、英語の「クリーム」あわせた造語。ちなみに、英語ではシュークリームのことを「クリームパフ」と呼んでいます。
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フワフワに膨らむシュー生地の秘密
シュー生地はバター、水、小麦粉、卵で作られる生地のことで、膨張剤の代わりに高い水分濃度を使って調理中に発生させる蒸気を用いて膨らませるのが特徴的です。
シュー生地は作ったことがある方ならわかると思いますが、焼き上げる前の「生地作りの時に、一度火にかける」という珍しい作り方をしますよね。
これは小麦粉に含まれるデンプンに火を通すことで糊化させ、粘りのある状態にすることで、最終的に加熱するときにしっかりとした硬さをキープすることができるようになります。
このような手間を省いてしまうと、シュークリームのような中に空洞ができているようなふわふわ感にならず、べたっとした仕上がりになってしまうのです。
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余ったシュー生地は保存できる?
このように複雑な作り方をするシュー生地ですが、一度で全て使いきれない場合は「冷凍保存」がオススメです。
オーブンペーパーなどを敷いたバットなどの上にシュー生地を絞りそのまま冷凍していきます。しっかりと固まったらオーブンペーパーから外し、ジップロックなどのフリーザーバッグに入れて冷凍庫に入れましょう。
焼くときは天板の上にある程度の隙間を作ってならべ「解凍せず」に焼き上げることで、シュークリームのようなふわっとした生地が完成します。解凍してしまうと水っぽくなってしまうので、ふわっとした食感にならずべたべたになる可能性が高いので注意しましょう。
冷凍庫で保存する際の保存期限は2週間程度になりますので、それを目安に使い切るようにしましょう。
冷蔵保存はできないので注意
先ほどは冷凍保存を紹介しましたが、基本的にシュー生地は冷蔵保存できないと思ってください。冷蔵保存してしまうと加熱した時に膨らまなくなってしまう可能性が高いからです。
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余らせるのが嫌なら別の料理にしちゃおう!
シュー生地はあまりイメージがないかもしれませんが様々なスイーツに使われます。なのでシュークリーム以外にも別のスイーツを作ってみてはいかがでしょうか!
次はシュー生地を使ったおすすめのスイーツや料理のレシピについて解説していきたいと思います。
サックサクのシューラスクに!
たくさん作りすぎてしまったシュー生地は、たっぷりのバターと砂糖で揚げ焼きにすればシューラスクにすることができます。
ふわふわのシュー生地を使ったラスクは、口当たりの良いサクサクの食感になるのでとてもおすすめです。むしろシュークリームにするよりもシューラスクにして食べたいという方もいるかもしれませんね!
シュー皮でピザも作れる!?
こちらも少し変わり種なレシピになりますが、シュー生地が余りそうなら、軽く焼き上げてシュー皮を作りそれを半分に割ってピザの材料を乗せて軽くオーブンで焼き上げればシュー皮ピザの完成です!
シュークリームの皮でピザなんか作れるの?と感じる方も多いと思いますが、通常のピザにはないふわふわの生地感がとても美味しいのでぜひ一度騙されたと思ってチャレンジしてみてください!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- シュークリームはフランス生まれのスイーツ
- シュー生地が膨らむのは湿度加熱してデンプンを糊化させているから
- 余ったシュー生地は冷凍保存がオススメ
- 凍らせたシュー生地を焼き上げる時は解凍してはいけない
- シュー生地を余らせたくないのであればシューラスクにしたり、ピザにするなど別の使い方をしてみよう!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。