食パンは1日でも消費期限切れになったらNG!食中毒の危険性は?

朝食で大活躍する食パン。バタートーストなどのシンプルな調理から、フレンチトーストやホットサンドなどのひと手間加えた食パンも美味しいですよね。

食パンは毎朝食べるので、自宅にストックしているご家庭も多いのではないでしょうか。

しかし食パンは品質の劣化速度が比較的早い食品なので、気づいたら日にちが経ってしまっていたなんてこともしばしば。

そこでこの記事では、

  • 食パンは消費期限切れになったら食べられる?
  • 食中毒の症状
  • 食パンが腐るとどうなる?

をテーマに紹介していきます。食パンは消費期限が切れても食べられるのか知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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食パンは消費期限切れになったら食べられる?

賞味期限とは、未開封のまま、記載されている保存方法を守って保存していた場合においしく食べられる期限のことです。

賞味期限は、スナック菓子やカップ麺、チーズなどの傷みにくい食品に表示されています。

一方消費期限とは未開封のまま、記載されている保存方法を守って保存していた場合に安全に食べられる期限のことです

消費期限はお弁当やサンドイッチ、ケーキなどの傷みやすい食品に表示されます。

開封後または保存環境が悪い食パンは、期限に関わらず傷みやすいので、食べる際は十分気を付けましょう。

食パンは品質の劣化速度が速く、消費期限が表示されている場合が多くあります。ここでは、食パンの消費期限や食べるデメリットについて紹介していきます。

消費期限はどれくらい?

食パンの消費期限は2~3日と言われています。防腐剤などを一切使わずに作られた手作りの食パンなどはとくに傷みやすいので、早めに食べきるのがおすすめです。

期限内に食べきれない場合は、冷凍保存しましょう。未開封で保存していても不適切な状態で保存していた場合は、劣化が進みカビなどが生えてしまう可能性があります。

開封後は風味や食感が落ちるので、消費期限に関わらず早めに食べきりましょう。消費期限が1日でも切れた食パンは食べないことをおすすめします。

食べるデメリット

食パンは常温保存ができてそのまま食べられる食品なので、消費期限が過ぎても食べられると考えてはいませんか?。

実は、カビなどが生えた状態の食パンを口にすると、食中毒などの健康被害を起こす可能性があります。

カビ毒は、急性症状を伴うものもありますが、長期に連続して食べ続けた結果、肝障害、腎障害、消化器系障害を引き起こす場合もあります。

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食中毒の症状

消費期限が切れた食パンを食べると食中毒を引き起こす可能性があります。そもそも食中毒とはなんなのかご存知ですか?

ここでは、食中毒の症状と対処法について紹介していきます。

症状

食中毒の一般的な症状として、吐き気、おう吐、腹痛、下痢が挙げられ、酷くなると発熱を伴う場合もあります。

食中毒の原因となる菌やウイルスに感染してから症状が見られるようになるまでの時間は、原因となる食中毒菌やウイルスにより異なります。

症状が現れるまでの時間を潜伏期間といい、30分~3時間で症状が出る場合がほとんどですが、中には2週間におよぶものもあります。

食中毒の症状は、よく風邪などに間違われます。食後や数時間経ってから上記のような症状が現れたら、食中毒を疑いましょう。

対処法

食中毒はだいたい2~3日で治ると言われています。抗菌薬などは効果がなく、食中毒の治療は基本的に自然治癒となります。

食中毒の症状であるおう吐や下痢は、菌を体外に排出するために引き起こされていることでもあります。その結果脱水症状になる場合もあるので気を付けましょう。

ただし、重症化が懸念されるケースでは抗生物質や整腸剤・制吐剤などを投与し、脱水症状がみられる場合は点滴を行います

  • 高熱が出ている
  • 血便が出ている
  • 吐き気やおう吐が激しく水が飲めない
  • 下痢が続く
  • 抵抗力が弱い乳幼児や高齢者

上記の場合は、重症化や脱水症が懸念され、合併症を引き起こす恐れもあるので早めに医療機関を受診しましょう。

自宅で療養する場合は、しっかりと水分補給してください。一度に大量に飲むのではなく少しずつこまめに飲みましょう。

冷たい飲みものは弱った胃腸に良くないので、常温のものがおすすめ。感染した人のおう吐物や便は体から排出された菌がたくさん含まれているため、同居している方の二次感染にも注意が必要です。

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食パンが腐るとどうなる?

食パンは消費期限内であっても、保存方法が悪いと湿気を含んですぐに傷むので気をつけましょう。

食パンが傷むとどうなるのか確認し、食べない方が良い状態のものは廃棄するのをおすすめします。

見た目

食パンは傷むとカビが生える場合があります。食パンに生えるカビは主に青いカビや黒いカビです。

常温での保存はカビが繁殖しやすいので、湿気を避けてしっかり密封し早めに消費しましょう。また、食パンが腐ると粘り気が出る場合もあります。

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食パンが傷むと酸味が出てきます。

臭い

食パンが傷むと嫌な臭いが発生します。

まとめ

食パンの消費期限について紹介してきましたが、いかがでしたか?食パンは傷みやすい食品なので、2~3日で消費期限が切れてしまいます。

消費期限が切れた食パンを食べると食中毒などの健康被害を引き起こす可能性があるので、食べるのはおすすめしません。

食パンが食べきれない場合は、冷凍保存しておきましょう。消費期限を守って、美味しく安全に食パンを楽しんでください。

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