食後に胃痛とおならが出る原因は?病気の可能性や対処法を紹介!

お腹いっぱいになったのも束の間、なんだか胃に違和感や痛みを感じたことはありませんか?せっかくおいしいご飯を食べたのに、辛い思いをしてしまっては食事が嫌になってしまいますよね。

そこで今回は、

  •  食後に胃痛とおならが出る原因
  • 食後の胃痛とおならの対処法
  • 食後に胃痛は病気のリスクがある?
  • 食後に気をつけたい行動とは?

コチラの内容について紹介していきます。

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食後に胃痛とおならが出る原因

胃痛やおならなど、食後の悩みは人それぞれ。なかなか人に言えないものですよね。食後に胃痛とおならが出てしまうのは、一体何が原因なのでしょうか。詳しく解説していきます。

消化器系の病気

生活習慣により食事に胃痛やおならが出てしまうことはありますが、実はそこに消化器系の病気が隠れている可能性があります。

「ただのおならが病気?」と思ってしまいますが、おならがよく出るのは慢性胃炎や過敏性腸症候群の症状の1つです。

食後の胃痛やおならの頻度が増えたという人は、一度受診する必要があるかもしれません。

繊維質が多い物を食べている

食事に胃痛やおならがよく出る原因、繊維質が多い物を食べているという可能性も考えられます。

 繊維質、いわゆる食物繊維は、食物繊維は腸内ガスが発生しやすく、食べればその分ガス(おなら)の量も増えてしまうのです。 

便秘解消効果があることで知られている食物繊維ですが、過度な摂取は禁物なのです。

MEMO
繊維質が多い食べ物:イモ類や豆類など

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食後の胃痛とおならの対処法

生理現象とは言え、食後に胃痛やおならはあまり良いことではありません。特に、人前でおならが出てしまうのは、できれば避けたいですよね。

ここからは、食後の胃痛とおならの対処法を紹介していきます。

ガスの元になる食物を避ける

既述のように食べ物には繊維質の多いものが存在し、それはイモ類や豆類だけではありません。

例えば、私たちの毎日の食事に欠かせない肉類もそうです。肉類は過剰摂取すると小腸で分解しきれなくなりなり、大腸で分解されることになります。

その際、腐敗したタンパク質によりアンモニアや硫化水素、二酸化硫黄、スカトールが発生してしまうのです。

刺激物を食べ過ぎない

食後の胃痛やおならを防ぐためには、刺激物を食べ過ぎないことも大切です。 刺激の強い食べ物は、胃の粘膜を刺激するため胃痛の症状が出やすくなります。 

さらに食べ過ぎてしまうことで、消化を促すための胃酸も同時に過剰分泌され、胃の粘膜への刺激も増え、胸焼けやお腹が張る痛みなどの症状を引き起こします。

刺激が強い食べ物

  • 辛い物
  • アルコール類
  • カフェイン
  • 冷たい物
  • 塩気の強い物
  • 脂っこい物

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食後に胃痛は病気のリスクがある?

元々胃腸が弱いという人ももちろんいますが、食後の胃痛にはさまざまな理由があります。ただの不調、ただの食べ過ぎと決めつけず、病気のリスクがあることも覚えておきましょう。

胃や腸の病気に注意

食後に胃痛をよく起こす、または起こすようになったという場合は、胃や腸の病気に注意する必要があります。

胃痛を伴う病気は、既述の慢性胃炎や過敏性腸症候群の他にもまだまだあります。

  • 急性胃炎:胃の痛み、腹部膨満感、胸焼け、吐き気
  • 胃食道逆流症、逆流性食道炎:胃痛、胸やけ、のどや口に酸っぱさや苦さを感じる
  • 十二指腸潰瘍胃・十二指腸潰瘍:胃痛、腹部膨満感、胃のむかつき

胃に優しい物も同時に食べる

普段から胃痛を頻繁に起こすという人は、腸が疲れている可能性も高いので、日頃から胃に優しい物も同時に食べるように心がけましょう。

 刺激物を避けつつ、おかゆや雑炊、うどん、卵、豆腐、鶏のささみ、ヨーグルト、りんご、バナナなどで胃を休ませるようにしてください。 

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食後に気をつけたい行動とは?

食事はエネルギーなどの栄養補給となる大切な習慣。日頃から少しずつ意識するだけで胃痛やおならの回数も減らせる可能性があります。

最後に、食後に気をつけたい行動を紹介します。

すぐ体を横にする

おいしいものをお腹いっぱいに食べたら、ついつい横になってしまうという人は多いですよね。

ですが、食後すぐ体を横にする行為は、消化機能の妨げになると言われています。

さらに「食べてすぐ寝ると牛になる」ということわざがあるように、体内に摂取されたエネルギーが脂肪として蓄積されることにも繋がります。

極力運動は避ける 

 次に気をつけたいのが、食後の運動です。 

食べたものを消化吸収するためには、必ず血液が必要となり、食後は体内の血液が胃や腸に集まっています。運動することで、その血液が筋肉を動かすために使われることになり、消化の妨げとなってしまうのです。

体重を気にしているときは「食べた分をすぐに減らさないと!」と思ってしまうものですが、食後の運動は極力避けるようにしましょう。

まとめ

「食後に胃痛とおならが出る原因は?病気の可能性や対処法を紹介!」について紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • 食後に胃痛とおならが出るのは消化器系の病気が原因
  • 食後に胃痛とおならが出るのは繊維質が原因
  • 食後の胃痛とおならを抑えるにはイモ類、豆類、肉類を減らす
  • 食後の胃痛とおならを抑えるには刺激物を減らす
  • 食後の胃痛とおならを抑えるには胃に優しい物を食べる
  • 食後に運動したりすぐ横になる人は注意

食後の胃痛やおなら、仕方がないことだから・・・と諦めてしまってはいませんか?胃痛やおならは実は体からの重要なサインです。忙しい毎日こそ、自分の体や生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

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