皆さんは生姜焼き弁当はお好きですか?生姜焼き弁当といえば、お弁当の中でも定番中の定番で季節を問わずいつ食べても美味しいですよね!そんな生姜焼き弁当ですが冷えた生姜焼き弁当の豚肉がカチカチになってしまって、食べるときに気になった経験はありませんか?
今回の記事では生姜焼きはどうして硬くなりがちなのか、生姜焼き弁当をふわふわに戻す方法について解説していきたいと思います。
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目次
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生姜焼きは固くなりがち
豚肉の脂が冷えて固まるから
生姜焼きで使うのは基本的に「豚肉」です。豚肉は非常に優秀な成分を持ちますが若干脂質が多い傾向にあります。脂質が多い豚肉は冷えてしまうと他のお肉よりも硬さを感じやすくなるのです。
その他にも豚肉は熱によりタンパク質が変形すると水分が抜けてしまって他のお肉よりもパサパサで固い仕上がりになってしまいます。これが生姜焼きが固くなってしまう原因です。
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フワフワに戻す方法がある
冷えてしまったパサパサで固い生姜焼きをふわふわな状態に戻す方法として、おすすめしたい温め方があります。それが「蒸す」という方法です。生姜焼きを蒸すことによってタンパク質を柔らかくしながら水分を含ませることができるので、完成したばかりのふわふわな生姜焼きに近づきます。
蒸すというとなんだかとても手間に感じてしまうかもしれませんが、実はそこまで難しくなく誰でも簡単にふわふわな生姜焼きに戻すことができるんですよ!
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生姜焼きをふわふわに戻すポイント
ではどのように蒸したら良いかというと「せいろ」を使って蒸していきます。せいろって普段あまり使わない人にとってはハードルの高くて億劫に感じてしまうかもしれませんが、使い方をマスターすると驚くほど料理が美味しくなるんですよ!
せいろで蒸してみよう
せいろで蒸す方法は慣れてしまえば本当に簡単にできます。今まで電子レンジで温める派の人でも、せいろを使った方法を覚えてからはずっとせいろを使っているという声を聞きます。
ではせいろの使い方について解説していきます。
<せいろの使い方>
- 使う前にせいろをさっと水で濡らしておく
- 鍋にたっぷりのお湯を沸かす
- お弁当の中身をせいろに入るような浅いお皿に移しておく
- お湯を十分沸騰させてから、食材の乗ったお皿をセットしたせいろを鍋に乗せる(せいろ裏返して使うこともできるので、蓋ができればOKです)
- 十分に蒸気が上がる火加減をキープする
- 3~4分程で蒸し加減をチェックする
- 丁度よい温かさになったら完成!
性能は程よく穴が開いており水蒸気が上の方へ抜けるようになっています。なので食材がべちゃべちゃになってしまうということがありません。 それだけでなくせいろの中で温められた野菜や肉・魚はしっとりとしたほどよい水分量になりフワフワになります。
特に生姜焼きに使われている豚肉などは、水分量が抜けるとカチカチになりやすいのでせいろで蒸すというのはとても相性が良いんですよ!
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いろんな使い方が出来るせいろ
今回は生姜焼き弁当の温め直しのおすすめの方法としてせいろを紹介しましたが、せいろには他にも様々な使い方ができます。せいろを使うことによるメリットについていくつか紹介していきましょう。
野菜が美味しくなる
せいろを使った蒸し料理では野菜の水分が抜けないので、茹で野菜よりも野菜本来のおいしさをキープしたまま食べることができます。白菜などの葉物は味が増して甘くなり、なすはトロトロに、芋類はホクホクになります。
肉・魚もふわふわに
お肉と魚は水分量を保持したまま加熱することができればふわふわな食感になります。パサつきがちな魚や貝柱でもふんわりと仕上がり、海老ならプリプリに仕上がります。食感が良くなるだけでなく余分な脂や臭みが水蒸気として抜けていくので、気になる雑味が減るというのも良い点です。
栄養価を残したまま温めることができる
せいろの良いところは水に溶けやすい栄養素を食材の中にキープしたままで調理することができる点です。茹でるのと違って食材の栄養がお湯に溶け出さず、そのまま摂取することができます。必要な栄養素は食材の中に残し、臭みや余分な脂は落とすことができるという素晴らしい調理方法なのです。
お米もモチモチになる!
せいろの使い方として「冷凍ご飯や冷やご飯を温める」ためにも使うことができます。水分量を保持した状態でお米を温めるとお米本来の粘りや弾力、風味が最大限に引き出されふっくら炊き上がりの美味しさを作り出すことができません。
炊飯器で作った直後よりも、甘みが増して美味しくなるとも言われているんですよ!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は生姜焼き弁当を温める方法でせいろを紹介したのですが、せいろは生姜焼き弁当を温める以外にも様々な使い方ができます。ぜひこれまで手を出せなかった人もせいろにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
この記事をまとめると
- 生姜焼きは脂質が多く水分が抜けやすいので冷えるとパサパサになりやすい
- 生姜焼き弁当を温めるのにおすすめなのがせいろ
- せいろは野菜を温めたり肉類をふわふわに仕上げるなど様々なメリットがある
- せいろ料理は栄養価が高いことで知られている
- 冷やご飯や冷凍ご飯を温める時もせいろがおすすめ
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。