ステビアは下痢になりやすい?癌になるというのは嘘?悪影響は? |

皆さんはステビアという甘味料をご存知でしょうか？ステビアはカロリーゼロの飲み物や、健康食品などで使われることの多い甘味料ですが最近ではまたさらに注目を集めるようになりましたよね。

ステビアは南米原産の植物から摂取した甘味料のことで、日本ではあまり馴染みがないものの実は私たちの周りにはたくさん使われているものがあります。

今回の記事では、

これらについて解説していきたいと思います。

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ステビアとは？

ステビアは日本での食品では主にお菓子･ジュースなどに使用される代表的な甘味料で甘味が強いのに、カロリーが控えめなことから、人気の甘味料でもあります。

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ステビアの主な特徴に

などが挙げられます。また、ステビア自体は独特な風味があるため、食品や飲料に使用される場合は他の人工甘味料を併用することもポイントです。

ステビアとは南米原産のキク科の多年草でステビオシド、レバウディオシドと言う甘味成分などを抽出したものを甘味料として使用しています。ステビアの使用されてきた歴史は非常に古く、6世紀頃から南米･パラグアイなどで主流のマテ茶として親しまれてきたと言われています。

ステビアの味わいには砂糖よりも高甘味なため、少量で甘味を感じやすい上に

などの特徴があります。更に渇変しない･カロリーがない･吸湿しない･加熱や氷点降下が少ない･非発酵性などの特徴もあるため、様々な食品に使用しやすいこともポイントです。

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ステビアは非常に使いやすい甘味料の一つですが、少しだけ使用する際に注意が必要である食品でもあると言われています。ステビアのような非糖質系甘味料と言われる、糖質にはならないものの砂糖の200倍以上の甘味をもつ甘味料はお腹を壊しやすいと言われています。

その理由としては、体に吸収されにくい作用があるからです。ステビアは様々な食品に混ぜられて使われますが、ステビアを混ぜた食品というのは体の中に吸収されにくくなってしまうので胃や小腸などで吸収できなくなり、消化されずに体外へ排出されるようになります。

これが血糖値を上げない最大のメリットなのですが、たくさんのステビアを一度に摂取してしまうとお腹が緩くなって下痢になることがあるので量には気をつけなければなりません。

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ステビアは前から「発癌性がある」と噂されていることもあり、いまだに使用を認めていない国があります。

日本でのステビアの使用は1971年からとされていますが、過去には発がん性の指摘があった経緯などから、欧米を中心にステビアの使用を禁止している国もありました。

しかし2008年頃に発がん性などへの影響がないと報告されたため、現在では多くの欧米諸国でも使用されるようになりました。

海外では過去に

などの報告がされています。そのためステビアが妊娠中･授乳中の方や子供に対する安全性を示す十分なデータはないことから、危険性のある甘味料として認知されています。

ステビアの危険性に指摘される｢不妊リスク｣や｢虫歯リスク｣については、科学的根拠はないものの

不妊リスク･･･動物実験で妊娠率が低下したことが報告されているため、人間を対象にした研究データがない
虫歯リスク･･･ステビアには糖質が含まれていないため、虫歯の原因となる口内細菌に利用されにくいため、砂糖に比べると低い(但しステビアは他の甘味料と共に使用されることもあるため、活用方法によって変わる)

などと言われています。