お寿司で頭痛・偏頭痛になるって本当?食中毒症状の一つかも!

みなさんはお寿司を食べていて頭痛になったことはありますか?「今までは何ともなかったのに、急に頭痛がした。」「気のせいかもしれないけれど、なんとなくお寿司を食べた後に頭が痛くなった」そんな風に感じたとしたら、なぜなのでしょうか?今回は

  • お寿司を食べた後に頭痛がする原因
  • 食中毒による症状と原因菌
  • 頭痛になりやすい食べ物
について説明していきます。

 

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お寿司を食べて頭痛になる?

よくある頭痛の主な原因は以下の通りです。

  • 首や肩の緊張やコリからくる頭痛
  • 風邪などの病気が原因の頭痛
  • 細菌性食中毒が原因の頭痛
  • 食べ合わせによる頭痛

病気ではないのに頭痛が起こる理由は、主に血管の収縮・拡張による神経への刺激があるからです。肩や首が凝ると頭痛がしたり、アルコールやカフェインを飲むと頭痛がひどくなる、と言われるのは、血管が収縮・拡張するためです。

また、お寿司を食べてから数時間後に激しい頭痛がする、という場合は食中毒の症状である可能性も考えられます。

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食べ合わせの偏頭痛とは?

アルコールを飲んで頭痛になる人は多いですよね、ですが、中にはアルコールだけでは頭痛にならないけれど、おつまみにチーズを食べると頭痛になる、という場合もあります。

それが、「食べ合わせの頭痛」です。食べ合わせの頭痛は誰もが共通してなるものではなく、個人差もありますので、日ごろから自分が何を食べたときに頭痛がしたかをチェックしておくと判断がつきやすいです。 

寿司で頭痛になるのは食中毒の可能性も

お寿司を食べた後に頭痛になる原因で考えられるもう一つの原因は、食中毒です。食中毒の主な原因は、細菌感染によるもので、加熱していない肉や魚が主な原因となります。

お寿司は生ものですから、食中毒に感染する確率は加熱している煮魚などと比べると、高くなります。自分でできる予防策として、食べる前には必ず手洗いや消毒を行うようにしましょう。

食中毒による症状と原因菌

細菌,ウィルス,風邪

腸炎ビブリオ菌

腸炎ビブリオ菌は魚介類で発症する食中毒菌です。塩分のある環境を好み、夏~秋に多発する菌です。感染すると、10時間~24時間ほどで下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、発熱などの症状が出ます。

腸炎ビブリオ菌を予防するには、低温で流通させ、調理も低温でおこなうことです。

サルモネラ菌

サルモネラ菌は主に鶏卵にいる菌ですが、サルモネラ菌を保有している鶏肉や卵によって、同じ調理場で作業した場合、そのことが原因でサルモネラ菌に汚染された魚などからも感染する可能性があります。

感染すると、12時間ほどで下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、発熱などの症状を発症します。サルモネラ菌は低温に強い特徴がありますので、肉や卵はしっかり加熱して食べることと、まな板や包丁などは生で食べる食品とは分けるなどの予防策が必要です。

アニサキス

アニサキスは寄生虫です。長さ2~3 mm位、幅は0.5~1mm位で白い糸のような形をしています。目で見て確認することができます。

アニサキスは主に、サバ・サンマ・アジ・イワシ・サケ・イカなどの魚介類に寄生していて、アニサキスに寄生された魚介類を人間が食べてしまうと、アニサキスが人の胃壁や腸壁に刺入することで食中毒を起こします。

アニサキスが多い魚介類

  • サバ
  • サンマ
  • アジ
  • イワシ
  • サケ
  • イカ

アニサキスによる食中毒では、激しいみぞおちの痛みや、激しい下腹部痛、嘔吐、腹膜炎などの症状を発症します。

予防策としては、生の魚介類を食べる時は、魚は新鮮なものを買うことと、よく見て、アニサキスに寄生されていないか確認すること、内臓は必ず加熱して食べることとなります。

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頭痛になりやすい食べ物

頭痛は血管の収縮や拡張に伴う炎症や、神経が刺激されて起こります。つまり、血管を収縮・拡張させる食べ物が頭痛になりやすい食べ物と言えます。

  • アルコール
  • カフェインを含む食べ物や飲み物

これらのものは、血管を収縮させる作用があるため、一定期間飲んでいた後に摂取するのをやめると、血管が拡張して頭痛の原因となります。

お寿司を食べて頭痛がした、という方は、もしかしたら、お寿司と一緒に飲んでいた緑茶が原因かもしれません。実は緑茶にはカフェインが多く含まれているのです。

デートなどで一日外出をしていて、昼間はカフェでコーヒーや紅茶を飲み、夜にお寿司と一緒に緑茶を飲んでいたとしたら、食後数時間後に頭痛になる可能性は十分に考えられます。

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頭痛は糖分を摂ると治るって本当?

甘いものを食べると頭痛が治る、というのを言いたことはありませんか?おそらくそれは、糖分を摂り血糖値を上げることで血管を広げておき、頭痛を予防するという意味であり、頭痛がしたときに糖分を取れば治る、というものではないでしょう。

過度なダイエットや糖質制限をされている方は、糖分が足りなくなると血糖値が下がりすぎてしまい、血管が収縮して頭痛の原因になることもあります。無理な食事制限はせず、適度に食べることが健康への近道です。

まとめ

いかがでしたか?せっかくおいしいお寿司を食べるのなら、食べた後も幸せな気持ちでいたいですよね。お寿司を食べていたら頭痛がした・・・という人は、以下の3つのことをことを気をつけて食べて見てくださいね。

この記事をまとめると

  • 普段から無理な食事制限はせず、血糖値を下げすぎない
  • お寿司を食べる時に緑茶は控える
  • 食中毒を予防するためにも手をしっかり洗ってから食事をする

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