するめといえば噛めば噛むほど味が出ると言われている乾物ですよね。主にお酒を飲む人が好きなイメージがある食べ物ですが、するめでアレルギーが出てしまう人がいるということをご存知ですか?
今回の記事では、
- するめとは?
- するめでアレルギーがでるの?
- 軟体類アレルギーとは
- アレルギー症状が出たときの対処法
- 医療機関に相談する方法
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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するめ・あたりめとは?
するめは、イカの内臓をとり乾燥させたものになります。するめとおなじようなものにあたりめというものがあり、見た目も味も似ていますね。それもそのはずで、名前は違うけれど同じ製法で作られたものになるのです。
するめはするめいかを使うので、するめと呼ばれていました。けれど「する」という言葉には「お金がすられる」盗られる。「お金をする」なくなるという悪いイメージを連想してしまいますね。
するめはもともとは縁起物として、結納品などのハレの場で使われていました。なのでハレの日に「する」という縁起のよくない言葉を使わないように「あたり」という良い語源で言いかえるようになったのです。
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するめでアレルギーが出ることはあるの?
あまり聞きなじみがないかもしれませんがイカやタコなどの軟体類にアレルギーが出てしまう人もいます。軟体類アレルギーの原因物質は「トロポミオシン」という成分です。
ただトロポミオシンは高温処理をすることでアレルギーを引き起こしにくくなるという性質を持っています。するめのように乾燥させたものでもアレルギーをいくらか引き起こしにくくなりますが、どうしてもアレルギー反応が出てしまう人もいますので、するめを食べた後は必ず体調の変化に注意するようにしましょう。
ちなみにイカやタコなどの軟体類アレルギーを持つ人はエビやカニなどの甲殻類アレルギーを持つ可能性もあります。その他にもハウスダストによるアレルギーを引き起こす可能性もありますので注意しなければなりません。これらは全てトロポミオシンが原因です。
するめのアレルギーはどんな症状が出るの?
基本的には呼吸器症状が多く出ると言われていますが、アレルギー症状については個人差が大きいのでこれといった症状を固定することはできません。
アレルギーは体中の臓器の反応ですので、どんな症状が出てもおかしくありません。嘔吐や腹痛、体のしびれ、発疹なども出ることがありますので、あたりめを初めて食べる時には体調の変化に気を配るようにしましょう。
アレルギーが出たらどう対応すればいいの?
するめを食べて先ほど紹介したようなアレルギー症状が出た場合は、自己判断せずに必ず医療機関に相談するようにしましょう。
アレルギー症状が出たときというのは、一気に症状が悪化する場合があるのでまずは食べてから症状が悪化しないかどうかをしっかりと確認するようにしてください。少しでも悪化しそうであれば医療機関へ相談しましょう。
なぜ少し様子を見るかと言うと、アレルギーの症状の大きさというのは時と場合によって全く異なるからです。時によっては全く症状が出ないこともあれば、強い症状が出る場合もあります。まずはスルメを食べた後症状が出るかどうか、その後に症状が悪化しているかどうかをしっかりと確認してから行動に移すようにしましょう。
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アレルギーの診察は何科に行くと良いの?
アレルギーの影響を疑った場合は、何科に行けばいいのか分かりづらいですよね。基本的には症状に合わせた診療科の受診を行えばよいのですが、それぞれの特徴をお伝えしますね!
耳鼻科/耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科は、鼻、耳、のどを専門的に診る診療科です。食べ物を食べた後に「くしゃみ・鼻みず・鼻づまり」という鼻炎症状がとくに気になる場合は、耳鼻咽喉科を受診するのがおすすめです。症状を伝えると、基本的にアレルギーの検査を受けることができます。
小児科
子どものアレルギー症状、花粉症なら小児科で診てもらうのがベストです。薬の選び方や、対応の方法、緊急時の対応も大人と異なる場合が多いので、子どもの場合は専門医に診てもらいましょう。長く診てくれているかかりつけの小児科があるなら、まずそこに相談してみましょう。
内科
内科は15歳以上の人が対象で、「ケガの治療や手術などの外科的な治療が必要ない病気のほとんど」を診療します。内科、外科という言葉ななんとも分かりづらさがありますよね。体を切ったり縫ったりせずに治してくれそうだなぁと思ったら、内科でOKです。
風邪や体内の不調の治療などが内科の領域ですが、アレルギーの一種である花粉症も範囲内なので、内科でアレルギー症や花粉症の治療を行っている人はたくさんいます。
眼科
眼科は目とその周辺のまぶた、目の筋肉、涙に関する器官を専門的に治療します。食物アレルギーで、「目」に異常が出てきた方は眼科での受診がおすすめです。例を挙げるとしたら「目のかゆみ、充血、流涙、目やに、まぶたの腫れなど」の症状がある場合ですね。
アレルギーの処方薬でステロイド点眼薬を使用する場合は、眼圧が弱くなってしまうケースもあるようです。定期的に眼科に受診し眼圧検査をおこなってチェックしてもらいながら治療していくのが良いでしょう。
アレルギー科
あまり聞き馴染みのない診療科目ですが、「重篤な場合」はアレルギー科の受診がおすすめです。文字通りアレルギー性疾患を専門的に盛る診療科なので、アレルギー専門医が常駐しているのが特徴です。クリニックの名前に「~アレルギークリニック」とあったり、診療科目に「アレルギー科」と掲げているところの多くはアレルギー専門医が診療を行っています。
アレルギーや花粉症に対する治療は、「診療ガイドライン」という、治療の流れややり方のルールブックがありますので、どの診療科でも大きく変わることはありませんが、症状が重い場合などは、アレルギー専門医がいるアレルギー科を受診するという選択もあります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- するめとあたりめは同じもの
- スルメのような軟体類を食べることによってアレルギーが出ることもある
- アレルギー症状は一定ではないため、これといった症状がでると特定することができない
- アレルギーが出たら、まずはじめは様子をみて悪化しそうならすぐに医療機関に相談しよう
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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