すっぽんのアレルギー症状を紹介！原因や危険性・対処法も |

コラーゲンが豊富なことから、美肌向けサプリメントの原料としても定着してきているすっぽん。すっぽん自体を食べる機会もそう多くないのですが、食べる機会が少ないだけに、いざ食べるとなるとアレルギーが心配！ということはないですか？

この記事では、すっぽんのアレルギーについてと、すっぽんの栄養価についてご紹介していきます。「精がつく」だけじゃないすっぽんの効果がわかりますよ。

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すっぽんのアレルギー症状

「すっぽんアレルギー」という言葉はあまり聞いたことがありませんが、全くアレルギーが起きない、ということではないようです。実際にアレルギーを起こした場合、どのような症状が見られるのかをご紹介します。

すっぽんでアレルギーを起こした場合、症状が出やすいのが皮膚です。かゆみや蕁麻疹が、お腹や太ももなど皮膚のやわらかい部分や、人によっては全身に出ることがあるようです。

消化器症状は、下痢や腹痛を引き起こす可能性があります。嘔吐などの症状は、あまりみられないようですが、胸がつかえて苦しく感じる場合もあるようです。

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すっぽんはコラーゲンが豊富で、お肌がプルプルになる！と女性にも人気です。しかしそのコラーゲンが、アレルギーを引き起こす原因となる可能性があります。

コラーゲンは動物からも魚からも摂取できます。動物の場合は豚足などが、肌のハリを取り戻す効果があるということで人気ですよね。

魚の場合、煮凝りはコラーゲンの塊です。もし動物や魚のコラーゲンにアレルギーがあっても、必ずしもすっぽんのコラーゲンも受け付けない、というわけでもありません。

ただ、初めて食べるときは自分の身体に変化がないか注意を払っておいたほうが良いでしょう。かゆみや蕁麻疹の他に、くしゃみや鼻水が出るようになるのであれば、アレルギー反応を起こしている可能性があります。

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特に手足の指付近には小骨が多いです。うっかり食べてしまうくらい小さなものもあります。食べる部位によっては、気を付けて食べましょう。

すっぽんの脇腹あたりには、オイルの袋があります。鍋などで加熱した状態だと黄色い部分がそのオイルの袋です。良質な脂ではありますが、この部分だけを食べると脂っこく感じることもあります。

また、すっぽんはサルモネラ属菌の心配もあるので、高齢者や幼児は生き血や刺身などの生食は避けた方が良いでしょう。

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江戸時代後期の書物にはすでに「 常に鼈（すっぽん）を食せば終生白髪を生せず、シワ寄らず、滋養少年の兆し」と書かれるほど若返りに効果があるとされてきたすっぽん。いったいどのような栄養素が含まれているのでしょうか。

すっぽんの可食部分100gあたりのカロリーは197kcalです。「食感が似ている」と言われる鶏肉と比べると、皮ありのもも肉（204kcal/100g）よりは低カロリーで、皮ありのむね肉（145kcal/100g）よりは若干ですがカロリーが高めです。

ヒトのタンパク質を構成するアミノ酸20種類のうち、すっぽんには18種類も含まれており、ヒトの体内では作ることのできない必須アミノ酸8種類はすべて含まれています。アミノ酸の不足は抵抗力の低下や肌トラブルの原因ともなるんので、積極的に摂りたい栄養素のひとつです。

若返りのビタミンとも呼ばれるビタミンEや、免疫機能を健やかに保つ働きのあるビタミンA、疲労回復や美肌効果が期待できるビタミンB群など、すっぽんにはさまざまなビタミンが含まれています。

丈夫な骨や歯を保つのに必要なカルシウムも、すっぽんには豊富に含まれています。カルシウムの吸収率を上げるビタミンDも含まれているので、効率よくカルシウムが摂取できる食材です。

動脈硬化や血栓ができるのを予防するほか、血圧を下げる、LDLコレステロール（悪玉コレステロール）を減らすなど、さまざまな働きが期待できる成分です。

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疲労回復や美肌のために嬉しい栄養素がたくさんつまったすっぽんは、美容のためにもぜひ食べてみたい食材です。

さばいた状態のすっぽんも通販などで購入できるので、自宅でも楽しむことができますよ。

アレルギーの心配がまったくないわけではありませんが、それはどの食材にも言えることです。初めて食べるときは自分の体調変化に気を付けつつ、栄養満点のすっぽんを満喫してみてください。

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