酸っぱいデコポンを甘くする追熟方法・不知火との違い・免疫力アップ・大量消費まとめ

皆さんはデコポンをお好きですか?デコポンはみかんと似ている果物で、甘くて美味しいですよね。ですが、甘いデコポンだけではなく、酸っぱいデコポンもあります。せっかく買ったデコポンが酸っぱかったら残念ですよね。ですが甘くする方法があるんです。そこでこの記事では以下について紹介します。

  • デコポンを甘くする方法
  • デコポンと不知火の違い
  • デコポンの効能
  • 消費レシピ

以上の4つについて紹介しますので、是非最後までご覧くださいね。

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デコポンってどんな品種?

ネーミングから記憶に残りやすいみかんですが、どんな特徴があるのかをまとめました。

デコポンの特徴について

  1. 酸味が強い:デコポンは、温州みかんとシードレスグレープフルーツの交配種で、柑橘類の中でも酸味が強い品種の一つ

  2. 種がない:デコポンには種がなく、果肉が柔らかく食べやすいため、手軽に食べることができる

  3. 大きいサイズ:デコポンは、一般的なみかんよりも大きく、果肉が詰まっているため、食べ応えがある

  4. 着色剤不使用:デコポンは、皮が薄く、鮮やかなオレンジ色をしていることが多いですが、着色剤を使用していない自然な色合い

  5. 甘味がある:酸味が強いデコポンですが、成熟度が高いものは甘味もあり、バランスの良い味わいが楽しめる

以上が、デコポンの特徴です。デコポンは、酸味が強い柑橘類ですが、その味わいや種のなさ、大きさなど、他の柑橘類とは異なる特徴があります。

デコポンの酸味を和らげる方法

デコポンの酸味を和らげる方法として、砂糖やはちみつをかける方法があります。デコポンにかけるだけでなく、砂糖やはちみつをデコポンにすり込んでから食べると、より甘くなります。

また、冷やして食べると酸味が和らぎます。デコポンは冷凍保存することもできるので、冷蔵庫で冷やしておくと、より美味しく食べることができます。

さらに、キウイフルーツやバナナなどの甘い果物と一緒に食べると、酸味が中和されます。

酸っぱいデコポンを甘くするには?

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酸っぱいデコポンを甘くさせるには3つのやり方があります。デコポンを甘くしたい方はぜひこれらの方法を実践してみてくださいね。 

寝かせる

1つ目が寝かせる方法です。デコポンは収穫をした後も追熟をし続けます。つまり、購入をした後も、寝かせると追熟をして甘みが増します。方法としては、1週間から10日ほど風通しの良い場所に置きましょう。寝かせれば寝かせるほど、甘みが強くなり、酸味が飛びます。みかんのような味に近くなると言われています。

中には熟成期間が1〜2ヶ月ほどするとより甘くなるという意見もありましたがお勧めはしません。もしかしたら、腐ってお腹を壊す原因にもなりかねないのでやめましょう。

皮の上から揉む

2つ目が皮の上から揉むという方法です。皮を揉むと、刺激を受け、クエン酸が刺激を受けた部分を修復しようと働きます。これによりクエン酸の量が減り、酸っぱさが減って、甘くなります。かなりお手軽にできる方法ではないでしょうか?しかし、揉みすぎると、かえって食感が悪くなるという意見もあるので、揉みすぎには気をつけてくださいね。

レンジで温める

3つ目はレンジで温める方法です。約30秒ほど温めると、酸味が抜けて、甘みが目立ち食べやすくなります。ただし、温かい果物は美味しくないため、一度温めたら冷やすことをお勧めします。多少手はかかってしまいますが、こちらも簡単に甘くさせる方法です。

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デコポンと不知火の違いは?

デコポンに似たものとして不知火がありますよね。見た目がよく似ているため、何が違うのか知らないという方も多いのではないでしょうか。デコポンと不知火の違いについて見ていきましょう。

糖度

デコポンと不知火の違いは糖度です。デコポンとは糖度13度以上、クエン酸が1パーセント以下という条件があります。これらをクリアしないと、デコポンと名乗ることはできません。ですが、出荷するすべての糖度を調べることは難しいため、稀に酸っぱいデコポンが混ざっています。

デコポンを名乗れる品種

不知火の中にデコポンという登録商標名があります。いわばブランド名と言ったようなものです。デコポンと不知火は同じ果物です。

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デコポンを食べると免疫力アップ?

デコポンは美味しいだけではなく、食べると体に良い効果があるそうです。デコポンの栄養成分と効能についてみていきましょう。

デコポンの栄養成分

デコポンの栄養成分は以下になります。

  • ビタミンC
  • クエン酸
  • β-クリプトキサンチン
  • カリウム
  • ペクチン

以上のような栄養があります。

デコポンの効能

    • ビタミンC:抗酸化作用があり、生活習慣病、老化などの予防に役立つ。シミやそばかすの原因となる、メラニン色素の生成を抑える。美肌効果。
    • クエン酸:疲労回復に効果あり。唾液の分泌を促進させ食欲が増す。夏バテ予防に効果的。酸っぱいのもクエン酸が原因。
    • β-クリプトキサンチン:ビタミンC同様、抗酸化作用があり、生活習慣病予防、体の免疫向上という効果がある。皮膚や粘膜の健康を保つ。
    • カリウム:むくみを解消したり、血圧を下げる効果がある。心臓機能や筋肉機能の調整をしてくれる。
    • ペクチン:糖の吸収をゆるやかにして、血糖値の上昇を抑えてくれる。高血圧予防に効果的

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酸っぱいデコポンの大量消費アイデアは?

 

この記事では酸っぱいデコポンを甘くする方法を紹介しましたが、それでも甘くならないという場合もありますよね。その場合は他の料理にするのがお勧めです。ジャムとシロップ漬けについて紹介します。

ジャム

ジャムはミキサーを使うと簡単に作ることができます。手順としては以下になります。

  1. デコポンを小さく切る
  2. ミキサーで粗い程度に細かくする
  3. 鍋にデコポンと砂糖を入れる
  4. 15分から20分ほど煮て、お好みの固さまで煮る

以上がデコポンのジャムの作り方となります。ジャムはパンに塗ったり、クッキーに塗ったりなどさまざまな使い方ができるので是非作ってみてください。

ジャムにすると酸っぱかったデコポンも甘くなり食べやすくなります。

シロップ漬け

シロップ漬けは火を使わずに砂糖煮付けだけで簡単にできます。作り方としては以下になります。

  1. デコポンの皮を剥く
  2. グラニュー糖をまぶす
  3. 冷蔵庫に入れて1晩放置する

以上がシロップ漬けの作り方です。ただ砂糖を振りかけて冷蔵庫に入れて1晩放置するだけでできるので是非作ってみてください。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 寝かせる、揉む、温めるの方法で甘くできる
  • デコポンと不知火は同じ食べ物
  • 糖度13度以上、クエン酸が1パーセント以下がデコポン
  • 美容効果や疲労回復がある
  • 酸っぱいデコポンは、ジャム、シロップ漬けにする

この記事では酸っぱいデコポンを甘くする方法を紹介しました。どうしても酸っぱくて食べれない、大量にあるという場合は、ジャムやシロップ漬けにするのも一つの手ですので、是非作ってみてくださいね。

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