皆さんはスーパーカップというアイスクリームをご存知ですか?スーパーカップはとても有名なので知らない方のほうが少ないですよね。
そんなスーパーカップですがあまりに有名すぎて、なかなか原材料名を見ることはないのではないでしょうか。実はスーパーカップには意外とアレルギーを引き起こす成分が多く含まれていたり、少し気になる成分がいくつか含まれています。
今回の記事では、
- スーパーカップとはどのような商品なのか
- スーパーカップの原材料
- アレルギーを引き起こす食品
- 1日の摂取量
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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スーパーカップってなに?
スーパーカップは「明治エッセルスーパーカップ」という名前で株式会社明治が日本で販売しているカップ入りのラクトアイスのことを言います。
もともとは「エッセル」という名前のアイスクリームを1984年に発売し、その後に今のスーパーカップの原型である「エッセルスーパーカップ」という名前で1994年に販売されました。
エッセルというのはエクセレントとエッセンシャルを由来にする造語らしいです。
ラクトアイスは、乳固形分3.0%以上を含んでいるアイスです。乳脂肪分は極めて少なく、ほぼ牛乳が使われていない代わりに植物油脂が使われていて、アイスミルクよりも入っている量が多い傾向にあります。
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明治エッセルスーパーカップの原材料は?
スーパーカップはあまり中身を気にせずに食べている人が多いですよね。非常に有名なメーカーが作っているアイスなのでそこまで気にして食べる人はほとんどいないと思います。
ですが食品の原材料を知っておくというのは私たちの健康を守るためにとても大切なものです。ではスーパーカップに使われている原材料はどのようなものがあるのかについて解説していきます。
原材料
スーパーカップの原材料は以下のようなものが入っています。
- 糖類(砂糖、水飴、ブドウ糖果糖液糖)
- 乳製品
- 植物性脂肪(パーム油、ヤシ油)
- 卵黄
- 食塩
- 香料
- 安定剤(セルロース)
- アナトー色素
- (一部に大豆を含む)
体に悪い成分は含まれる?
このような感じでスーパーカップは乳製品よりも糖類の方が多いので、若干糖質が気になりますね。その他に気になる原材料としては植物性脂肪でしょうか。
パーム油やヤシ油というのはあまり直接聞いたことがある方は少ないかもしれませんが、 実はこれらの油は体に害を与える可能性があるという研究結果が出ている油なのです。
アレルギーにも注意が必要
植物油以外にも卵黄や大豆が使われていますので、卵アレルギーの人や大豆アレルギーの人、乳製品アレルギーの人は食べることができません。
スーパーカップなどのアイスクリームは様々な製造ラインで作られていますので、同じ製造ラインで作られているものに特定原材料が含まれる可能性があります。
食物アレルギーをお持ちの方や食物アレルギーを引き起こすお子さんがいる方は必ず原材料名を確認してから口にするようにしましょう。
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ラクトアイスは体に悪いって本当?
牛乳はもともと水分の中に細かい脂(乳脂肪)の粒がたくさん混ざり合っているものであり、脂肪分の粒が細かくたくさんあるほど、よりクリーミーな感じになります。
乳成分が多いアイスクリームの場合は牛乳より脂肪分の割合が多くなるように、乳脂肪または植物油が材料に配合されます。乳成分が少ないアイスミルクやラクトアイスには植物油が大量に使われることがあります。
さらに乳化を促進する乳化剤や、増粘多糖類と呼ばれる安定剤がたくさん添加されています。それが体に悪い影響をおよぼします。
トランス脂肪酸が危険
ラクトアイスはアイスクリームの中でも、乳脂肪の代わりに大量の「植物性油脂」が使用されています。パッケージには使用材料として、パーム油やヤシ油と表記されていますが、その正体は「トランス脂肪酸」でとても危険な成分なのです。
トランス脂肪酸は悪玉コレステロール値を増加させ、血管柔軟性を低くしてしまうという働きがあります。それによって血液循環が悪くなったり脳血管疾患や心臓病を引き起こしてしまう可能性があると示唆されています。
日本では「トランス脂肪酸」の表示義務がないということもあるのですが、食品に「トランス脂肪酸」が使用されていても、「トランス脂肪酸」とは表記されていないのです。恐ろしいですよね。
トランス脂肪酸の分子構造は、人体では処理しにくい構造になっていて、いったん体内に入ると非常に排出されにくく、体内に蓄積されていくと言われています。
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食べすぎ注意
スーパーカップはとても美味しく食べやすいので、1個食べると何個も食べたくなってしまいますが、やはり糖質が高いですし気になる成分もいくつか入っているので食べすぎには注意しなければなりません。
スーパーカップの場合は、見た目よりも量がかなり多いので食べるなら「一日一個までにして、毎日食べるのではなく少し期間をあけて食べる方が良い」とされています。
お風呂上がりに必ずアイスクリームを食べるという習慣がある人は、その習慣を少し見直してみる方がよいかもしれませんね。
その他にもアイスクリームを食べる時は温かい飲み物を用意して、体を冷やさないようにすることも大切です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- スーパーカップは株式会社明治から発売されているラクトアイス
- ラクトアイスというのは乳成分が少なく、植物油脂が多く使われているもの
- 砂糖がたくさん入っているので食べすぎには注意しよう
- 卵、大豆、乳製品アレルギーの人は食べることができない
- ヤシ油やパーム油は体に悪いという報告がたくさんある
- 一日一個までにして、毎日食べないようにしよう
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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