サニーレタスに赤い所があるけど食べても良いの?赤く変色するのはどうして? |

皆さんはサニーレタスという野菜をご存知ですか？サニーレタスはレタスの仲間で、葉先にかけて紫色をしているのが特徴ですね！私のおすすめは焼肉などをサニーレタスで巻いて食べる方法です！そんなサニーレタスですが、切り口が赤く変色しているのを見たことはありませんか？変色していると食べてもよいか心配になっちゃいますよね。今回の記事ではサニーレタスをはじめとした、レタス類の切り口が赤くなる原因や安全性について紹介していきます！

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1 レタスが赤くなるのはなぜ？
- 1.1 原因はポリフェノールの酸化！
- 1.2 変色は外敵から身を守るための植物の力
2 切り口が赤くなったサニーレタスは食べてもいいの？
- 2.1 赤い変色なら食べてもOK!
- 2.2 赤い切り口が黒くなっている場合は？
3 赤く変色させない方法
4 まとめ

レタスが赤くなるのはなぜ？

原因はポリフェノールの酸化！

引用：イエモネ

レタスの切り口が赤くなる現象は決して悪くなっているのではありません。実はレタスに含まれるポリフェノールが酸化することで赤く変色するのです。酸化というと「やっぱり悪くなってるじゃん！」と思うかもしれませんが、酸化は空気中にある酸素に触れることで化学反応を起こし色が変わる、ということだけなのです。なので新鮮なレタスでも切り口に空気を当てていれば赤くなります。

ポリフェノールとは

ポリフェノールは、ほとんどの植物に存在する苦味や色素の成分で、自然界に5,000種類以上あると言われています。ポリフェノールは抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ちます。ポリフェノールの種類はアントシアニン、カテキン、カカオポリフェノール、ルチン、フェルラ酸、コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)、クルクミン、ショウガオールなどがあります。なぜ植物にポリフェノールがあるのかというと植物にとってのストレス対抗手段として、ポリフェノールがあるのです。紫外線、低栄養、塩、乾燥、これらすべてが植物のストレスになりますです。こうしたストレスに対抗するために、植物は大切なエネルギーを使って、ポリフェノールなどの物質をつくっているのです。引用：ネスレHP,健康長寿ネット

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変色は外敵から身を守るための植物の力

変色するのはレタスだけではなく様々な野菜にも言えます。なぜこのように変色するかと言うと、切り口から外敵の侵入を防ごうとする植物の防衛反応なのです。切り口の変色は植物に含まれている細胞が新鮮な証拠なのです。

切り口が赤くなったサニーレタスは食べてもいいの？

赤い変色なら食べてもOK!

切り口が赤くなってしまったレタスは悪くなってしまってると思ってしまい捨ててしまいがちですが、この状態のレタスでもまだまだ食べることができます。

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赤い切り口が黒くなっている場合は？

切り口が赤く変色している場合はまだ新鮮な証拠ですが、放置しすぎると黒く変色していきます。この場合は鮮度がかなり落ちている証拠なので食べるかどうかの判断は注意が必要です。黒い変色の場合はカビが生えている可能性があるので、臭いやレタス全体の色味で判断しましょう。カビ臭い場合は、既にレタスの中にカビの根っこがしっかり生えている証拠なので食べないようにしてください。

カビを取り除けば食べてもいいの？

食品にカビが生えた場合に、その部分だけを取り除いて食べるという人も少なくないです。しかし、結論から言うとそれは「やめた方が良い」のです。その理由としては、目に見えるカビはカビ全体の氷山の一角でいくらきれいに取り除いたつもりでも、カビから発生したカビ毒や、「菌糸」と呼ばれるカビの一部が食品に残ってしまうからです。なお、食品に発生してしまったカビを誤って食べてしまった場合、少量であれば吐き気や腹痛などの急性中毒が発生することは少ないといわれています。しかし、摂取した量によってはアレルギーの原因となったり、有害なカビやカビ毒を口にしてしまった場合には中毒になってしまいます。※引用：トクバイニュース

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赤く変色させない方法

レタスを変色させたくない！

切り口が赤くなる反応は植物の自然な反応という説明を行いました。ですがやはり赤くなってしまうと見た目が良くないので、絶対に赤く変色させたくないという人もいると思います。そのような場合にはラップと食塩水もしくは酢水を使うと良いでしょう。

ラップと食塩水もしくは酢水で変色を防げる

切り口が酸化することによって赤みが出てきてしまうのであれば、酸化しないようにさせてあげれば変色を防げます。ボールに少量の食塩と水、もしくはお酢を薄めた水を用意してレタスを洗います。その水に付けた状態でラップをかけて冷蔵庫で保存すると、空気に触れることがないので切り口が赤くなるのを防ぐことができます。