「スンドゥブ」そのものが料理のように認知されていますが、「スンドゥブ」って韓国のやわらかい豆腐という意味というのはご存知ですか?それはどんな味で、どんな具材と組み合わせたらおいしいのでしょう。また豆腐といば、ヘルシーフード、ダイエットの効果があるのでしょうか。今回は
- スンドゥブとは
- スンドゥブのダイエット効果
- スンドゥブの食べ方を紹介
スポンサードリンク
目次
|
|
スンドゥブとはどんな料理?
スンドゥブは、実は料理名ではないのです。豆腐を使用した韓国の鍋料理でスンドゥブチゲを省略したいい方として主に使われています。ではスンドゥブは、どんな特徴でどんな料理なのでしょうか?
特徴
もともとは1960年代のソウルでは、出来たての豆腐(スンドゥブ)に薬味しょう油をかけて食べていました。日本のように四角く固めた豆腐と違い、固める前の柔らかいホロホロとしたおぼろ豆腐のような豆腐です。
そして今ではスンドゥブチゲ(韓国の豆腐の煮込鍋料理名)を略してスンドゥブというようになり、まるで料理名のように慣れ親しんでいる名称になりました。
名前の意味
韓国語でスンドゥブは、柔らかい豆腐という意味になります。漢字で表わすと「純豆腐」といいます。
何が入ってる?具材は?
スンドゥブ(チゲ)の具材として人気の高いのは、アサリやシジミ、白菜とにら、もやし、そしてきのこ類です。そして、豆腐はもちろんのこと豚バラ肉や長ネギ、キムチが鍋に入ります。一般的には野菜や豚肉、魚介を使い、最後に生卵をトッピングするスタイルになります。
辛い?辛くない?
スンドゥブ(チゲ)のスープ味のベースは、タテギ(韓国の万能調味料)です。タテギの材料には、トウガラシやコチジャンも含まれています。また具材にキムチが入るので辛い料理といえます。ただ家庭や店舗によっては、味噌を使用するなど辛くしないスープ味もあります。
- タテギの材料:ニンニク、ショウガ、コチジャン、韓国トウガラシ、しょう油、砂糖
- タテギの用途:鍋料理や炒め物、焼き肉のタレなどに使用
どんな味?まずい?美味しい?
使う具材によって出汁に変化がありスープ味の深みもそれぞれの楽しみとなります。何よりサラッとした喉ごし滑らかな豆腐にスープの味がしみ、いくらでも食べられること間違いないでしょう。
市販品に「スンドゥブの素」がありますが、初めて「スンドゥブ」を食べるなら韓国料理の店にまず足を運んでみましょう。本場の味を堪能してみてから、おいしいかまずいか判断してみてはいかがでしょうか!
スポンサードリンク
スンドゥブは食べると太る?
ヘルシーフードと呼ばれている豆腐は、良質な大豆たんぱく質でしかも低カロリー、低脂肪なうえカルシウムや鉄、ビタミンB群、ビタミンEといった栄養素が多く含まれています。
スンドゥブ(チゲ)は、豆腐や他の具材も入ります。となるとカロリーが高くなってしまうのでないか気になります。そうなるとダイエット効果は期待できないのでしょうか?
カロリー
スンドゥブ(チゲ)のカロリーは、土鍋一人前(約560g)707kcalです。カロリーを抑えるために豚ばら肉でなく脂身の少ない部位にする、ごま油の量を控えるなどの工夫をするだけでも違います。また、スンドゥブ(純豆腐)のカロリーは、202kcal(400g)になります。
ダイエット効果は?
スンドゥブ(チゲ)には、発汗作用や脂肪燃焼効果があるカプサイシン成分があるトウガラシを使用しています。また、糖質代謝アップが期待できるアリシンを含むニラやネギも入ります。
そしてスンドゥブ(純豆腐)は、中性脂肪を下げる効果があるので、ダイエット効果は期待できるといえるでしょう。
ダイエット中のスンドゥブの食べ方
スンドゥブ(純豆腐)は、チゲしか食べ方がないのではと思っていませんか?食材の組み合わせを工夫すれば、ダイエット食になります。
夜ご飯に置き換える
白米の代わりにスンドゥブ(純豆腐)を夕食に食べてみてはいかがでしょうか。きのこと野菜のあんかけを添えれば、きのこのあんかけ丼になります。
豆腐を多めに入れる
トウガラシの辛さとはまたひと味違う、スープカレーにスンドゥブ(純豆腐)をたっぷり入れてみるのもおすすめします。
野菜をたっぷり入れる
魚介類や肉類を控えめにして野菜たっぷりスンドゥブチゲで食べてもダイエットの効果が期待できそうです。
スポンサードリンク
まとめ
以上になります。いかがでしょうか。
この記事をまとめると
- スンドゥブとは、料理名ではなく、固める前の柔らかいホロホロとした豆腐になります
- スンドゥブチゲ(韓国の豆腐の煮込鍋料理名)を略してスンドゥブというようになり、今では料理名の一つのようにいわれている
- スンドゥブ(チゲ)には、発汗作用や脂肪燃焼効果があるトウガラシや糖質代謝アップが期待できるニラやネギが入っていて、しかもスンドゥブ(純豆腐)は、中性脂肪を下げる効果があるのでダイエット効果がが期待できる
- スンドゥブの食べ方を紹介、白米の代わりにスンドゥブ(純豆腐)できのこのあんかけ丼、スープカレーにスンドゥブ(純豆腐)を多めに入れる、いつものスンドゥブチゲに野菜をたっぷりいれてみる
スンドゥブ(純豆腐)が中々手に入らないようでしたら、「おぼろ豆腐」で試してみてくださいね!