8月中旬から9月中旬に旬を迎えるすだちは、徳島の名産品として知られています。風味付けとして使われることも多いですが、すだち本来の味を楽しむなら、すだちシロップがおすすめです。
そこで今回は、
- すだちシロップとは？
- すだちシロップの日持ち･保存期間はどれくらい？
- すだちシロップは腐るとどうなる？
- すだちシロップの保存方法
こちらについて紹介していきます。
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目次
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すだちシロップとは？
さわやかですっきりとした香りを持つすだちは、シンプルな材料だけでシロップにできます。自宅でも簡単に作ることができますよ。まずは、その作り方から飲み方、効果まで詳しく解説していきます。
作り方
すだちシロップの材料はすだちと氷砂糖、酢の3つだけです。作り方は次の通りです。
- すだちをよく洗う
- ヘタをカットしたら半分に切る
- すだちと氷砂糖を容器に交互に入れる
- 上から酢を入れる
- 全体を混ぜてから蓋をして3日程度寝かす
すだちは防カビ剤を使用していないノーワックス品を選びましょう。 すだちと氷砂糖の比率は1：1、酢はすだちに対して10〜20%程度が理想 です。
飲み方
すだちシロップはさまざまな使い方ができますが、1番のおすすめはやはり「すだちシロップジュース」です。出来上がったすだちシロップに、氷と炭酸を合わせるだけでOKです。
その他、牛乳を合わせた「すだちラッシー」や、オリーブオイルを加えた「すだちドレッシング」も。どれも市販のものにはない特別感が味わえます。
効果
そのまま食べることが少ないすだちですが、実はビタミンなどの栄養が豊富に含まれています。すだちシロップにすることで、その効果を手軽に得ることができますよ。
すだちシロップを飲むことで期待できる主な効果がコチラです。
- 疲労回復
- 体の老化防止、抑制(アンチエイジング)
- 高血圧予防、改善
- 美肌効果
- 免疫力アップ
- 風邪予防など
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すだちシロップの日持ち･保存期間はどれくらい？
寝かした容器の中で、氷砂糖が水分になってきていたら、すだちシロップの完成の合図です。時間をかけて作ったすだちシロップは一体いつまで楽しめるのでしょうか。
常温保存
手作りしたすだちシロップは、常温でも保存できます。 保存期間は5日程度です。
ただし、常温といっても8℃以下の環境が好ましいです。一般的に常温とは15〜30℃を指しますが、直射日光があったたり湿気が多いと、すだちは熟してしまいます。
あくまで、適切な環境で保存できていた場合として認識しておいてください。
冷蔵庫
たくさん作っておき、少しでも長期保存を望むなら、すだちシロップは冷蔵庫保存がおすすめです。
レシピにもよりますが、冷蔵しておけば5日〜2週間程度保存が可能です。
自宅で手作りしたすだちシロップは保存料が入っていませんので、確実においしく飲むなら、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。
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すだちシロップは腐るとどうなる？
保存期間の目安を守っていたとしても、確実に安全とは言い切れません。もしすだちシロップが腐ってしまったらどのようになるのか、きちんと知っておきましょう。
変色する
すだちシロップが傷んでいる、または腐っているかどうかは、2つの変化で判断することができます。まず大きな変化は、ずばり変色です。
変色したら必ずアウトという訳でもありませんが、時間が経ち熟したすだちは、徐々に黄色くなっていきますので、判断材料の1つにしてください。
カビが生える
2つ目の変化はカビが生えているかどうかです。変色と違い中にカビが確認できた場合は、確実にアウトです。残念ですが、すみやかに処分するようにしましょう。
苦いのは飲める？
すだちは元々苦味を持っている実ですので、すだちシロップが苦いからと言って腐っているとは限りません。
判断に悩むところではありますが、食べられないような苦味や変な匂いがする場合は、飲むのを控えた方がいいでしょう。
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すだちシロップの保存方法
すだちシロップをおいしいまま安全に保存しておくには、保存容器も大切です。最後に、適した容器とその保存方法、冷凍保存について紹介します。
保存容器
すだちシロップに使う保存容器は、密閉できる瓶がおすすめです。 自宅に常備されているようなタッパーでも保存は可能ですが、その場合密閉度は下がり長期保存には向かなくなります。殺菌方法
すだちシロップを保存する場合に欠かせないのが、事前に保存容器を殺菌して清潔にしておくことです。
保存期間にも大きく影響しますので、必ず次の手順で済ませておきましょう。
- 瓶をきれいに洗う
- 熱湯をかけるかオーブンで熱して殺菌する
- さらにアルコールスプレーをかける
- 完全に乾くまで待つ
冷凍できる？
すだちシロップは冷凍も可能です。ただし、冷蔵保存と同じように瓶のままではできません。
すだちシロップは製氷器に入れて冷凍保存しましょう。日持ちは1ヶ月程度まで延ばすことができます。
まとめ
「すだちシロップの日持ち･保存期間｜腐るとどうなる?変色･カビ?」について紹介してきましたが、いかがでしたか？
この記事をまとめると
- すだちシロップは氷砂糖と酢で作れる
- すだちシロップは常温で約5日保存可能
- すだちシロップは冷蔵で約2週間保存可能
- 腐ったすだちシロップは黄色く変色する
- 腐ったすだちシロップはカビが生える
- すだちシロップの保存には容器の殺菌が重要
さっぱりしたい夏のシーズン、自宅に友人を招いてすだちシロップを使ったジュースでおもてなしなんていかがでしょうか。
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