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鮮やかな緑色とさわやかな風味が特徴のすだち。ところで、みなさんは、すだちをどのように使っていますか?焼き魚、湯豆腐、鍋料理、茶碗蒸し、ドレッシング、ドリンクなど・・・果汁だけでなく皮も料理に利用できるのがすだちの魅力です。しかし、常温では3日もすれば、酸味や風味が落ちるのが難点でもあります。そこで今回は、すだちの保存方法についてまとめてみました。
- すだちについて
- すだちの基本的な保存方法は?
- すだちを冷凍保存する方法は?
- すだちの果実を絞って保存する方法!
- すだちをシロップにして保存する方法!
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目次
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すだちについて
香酸柑橘とは?
元来「食酢」として重宝されていたすだち。すだちは柑橘類に中でも特に酸味が強く、「香酸柑橘(こうさんかんきつ)」に分類されます。香酸柑橘とは、みかんのように実を食べるのではなく、果汁と果皮から酸味と香りを味わう柑橘類です。日本の香酸柑橘は、すだちの他に、レモン、ライム、ゆずなど30種類以上あると言われています。
皮が柔らかい
香酸柑橘は、皮が柔らかいことが特徴です。そのため、皮ごとスライスして食べることもあります。
また、すだちの皮には、「スダチチン」という成分がたくさん含まれていています。スダチチンは、脂質代謝を改善したり、体重増加を抑制する働きがあるので、運動不足や食生活の乱れで、脂肪や体重が気になっている方におすすめです。スダチチンを抽出するには、ハンドジューサーなどがGOOD。テコの原理をつかったもので絞ると、効果的に採ることができます。
すだちの基本的な保存方法は?
冷蔵保存がおすすめ
すぐに使うなら、冷蔵保存がおすすめです。冷蔵庫で1週間ほど保存が可能です。すだちの表面が湿っていると傷みやすいので、保存する際は、キッチンペーパーなどでしっかり水分を拭き取りましょう。
漬けものにする
長期保存したい場合は、すだちの砂糖漬けはいかがでしょうか?薄切りにして砂糖を混ぜ、一晩置いたら完成です。砂糖漬けにすることで、すだちの酸味がマイルドになります。冷蔵庫で1か月ほど保存できます。肉料理の箸休めとしてもおすすめです。
材料
- すだち 5個
- 砂糖 70g(すだち1個に対して大さじ1と1/2)
- すだちを洗って、水気を拭き取り、薄く輪切りにする
- 竹串などですだちの種を取る
- 種をとったすだちを保存袋に入れ、砂糖を入れる
- 袋のチャックを閉めて、よく混ぜる
- 保存袋の空気を抜いて、冷蔵庫で保管する
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すだちを冷凍保存する方法は?
カットして冷凍
カットして冷凍しておけば、すぐに焼き魚や刺身に添えたり、搾ってポン酢・ドレッシングとして使うことができます。また、凍ったまま焼酎やソーダ水に入れて飲むのもおすすめです。爽やかな味わいが楽しめます。半分に切ったり、1/4などお好みのサイズにカットしましょう。半分にカットする場合は、縦ではなく、横に切ると果汁がたくさん搾れます。
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- すだちを洗って水気を拭き取り、お好みのサイズにカットする
- 切り口を下にしてラップに並べ、ぴったり付くように包む
- フリーザーバッグに入れて、空気を抜いて冷凍する
カットしたすだちは、使う分だけ取り出し、常温におきます。5分ほどで、果汁を搾れるくらいにやわらかくなります。
まるごと冷凍する
皮までおいしくいただけるすだちは、丸ごと冷凍保存ができます。長期保存が可能で、皮も青くきれいなままなのでおすすめです。冷凍庫で、2か月ほど保存できます。
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- すだちを洗う
- クッキングペーパーなどでしっかり水気を拭き取る
- フリーザーバッグに入れて、空気を抜いて保存する
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すだちの果実を絞って保存する方法!
絞り汁の作り方
握力が弱い方でも搾り汁が作れる簡単な方法をご紹介します。使う道具はザルとボウルだけ。カボス3個で20㏄ほど搾ることができます。
- すだちを放射線状に4等分に切る
- ボウルの上にザルを置き、かぼすを搾った時に出る種を留める
- かぼすを全て搾り、ボウルに溜まった果汁を清潔な瓶などに移して完成
絞り汁の保存方法
かぼすオンリーの搾り汁は、3~4日ほどで使い切りましょう。すだちと同量のお酢を加えると半年ほど保存できます。
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すだちをシロップにして保存する方法!
すだちシロップの作り方
すだちの果汁のシロップは、炭酸水、お湯割り、お酒に入れたり、調味料としても万能です。ホップ感の強いフルーティなビールにも合うそうです。
材料
- すだち:400g(12個程度)
- りんご酢(ほかの酢でもOK):80ml
- 氷砂糖:400g
- 消毒済みの保存容器(金属のフタは錆びるのでNG)
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- すだちを洗い、キッチンペーパーなどで水気を拭き取る
- すだちのヘタを取る
- すだちを半分もしくは輪切りにする
- 保存容器にすだちと氷砂糖を交互に重ね入れる
- 4にリンゴ酢を入れる
- 蓋をして、冷暗所で保管
- 時々、容器を振り、1週間ほど経ったらすだちを出して完成
すだちシロップの保存方法
すだちシロップはお酢が入っているため、冷蔵庫で1年ほど保存できます。
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まとめ
今回は、すだちのおすすめの保存方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- すだちは、香酸柑橘の品種で、果汁と果皮から酸味と香りが味わえる
- すだちの皮は柔らかく、「スダチチン」が豊富
- すだちがたくさんある場合は、カットor丸ごと冷凍保存がおすすめ
- 搾り果汁やシロップにすると使い勝手もよく、長期保存も可能
秋になるとスーパーなどでよく見かけるすだち。和食にピッタリで、ドリンクなどにも使えるので、ぜひ、楽しんでみてくださいね。
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