ほうれん草は冷蔵庫でどれくらい日持ちする?鮮度落ち、冷凍がおすすめ

栄養が豊富で、和食から洋食まで何にでも合うほうれん草。

冷蔵庫にあるととりあえず1品できるので、できれば常備しておきたいですよね。

しかし、意外と日持ちしないのが気になるところ。

ほうれん草は、買ってきてからいつぐらいまで食べられるのでしょうか?そこで今回は、

  • ほうれん草の賞味期限
  • ほうれん草は冷蔵庫でどれくらい日持ちする?
  • ほうれん草は冷凍庫でどれくらい日持ちする?

についてご紹介します。

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ほうれん草の賞味期限

ほうれん草は生鮮食品であるため、賞味期限が明示されていません。

ほうれん草の賞味期限の目安や、新鮮なほうれん草の見分け方、逆に傷んだり腐ったりしているほうれん草の見分け方についてご紹介します。

賞味期限の目安

ほうれん草は 冷蔵庫に立てて保存して約3日ほどが賞味期限の目安 です。

新聞紙やラップで包むなど乾燥対策をしていれば1週間ほど日持ちさせることもできます。

保存に適した温度は0℃ですので、冬場なら直射日光の当たらない冷暗所などなら常温でも保存可能です。

腐ったほうれん草の見分け方

腐っているほうれん草を見分けるためのチェック項目は7個です。

  • 葉が溶けている
  • 葉が黄色く変色する
  • 茶色の汁が出ている
  • 白っぽいカビがついている
  • 腐敗臭やすっぱい臭い、生臭いにおいがする
  • ぬめりがある
  • 食べると強い苦みを感じる

少し葉が黄色く変色してるぐらいであれば、その部分を取り除いて食べることはできますが、広範囲に広がっているようなら食べるのは避けた方がいいでしょう。

新鮮なほうれん草の見分け方

新鮮なほうれん草を見分けるためのチェック項目は7個です。

  • 葉の両面が濃くて鮮やかな緑色
  • 葉・茎にハリ・ツヤがある
  • 茎元を持った時にぴんと立つ
  • 葉が密集している
  • 茎が適度に太い
  • 根本がピンク色
  • 根本の切り口がみずみずしい

配送にかかる時間や環境によっては、鮮度が落ちていることもありますので、日持ちさせたいならなるべく鮮度のいいものを選びましょう。

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ほうれん草は冷蔵庫でどれくらい日持ちする?

ほうれん草を全部使わなかったときは、そのまま冷蔵庫で保存すると思います。

ほうれん草は、冷蔵庫でどれくらい保存できるのでしょうか?

2,3日ほど保存が可能

 そのまま冷蔵庫に入れておけば、2~3日は大丈夫でしょう。 

一度下茹でしたものなら、1週間ほどは冷蔵保存できます。

1週間を超えてしまった場合は、上記の腐っているほうれん草のチェック項目を参考に、状態を確認してください。

見た目で問題なければ、一口食べて変な味がしないかなどを確認しましょう。

異常がなければ、食べても大きな問題は起こらないと思います。

ただ、目に見えないだけで傷んでいる可能性も否定できませんので、離乳食に使ったり、小さなお子さんや体の弱い方に出すのは避けましょう。

鮮度が落ちる

 生鮮食品ですので、食べられる状態であることと鮮度はイコールではありません。 

鮮度が落ちると、野菜に含まれる糖分が分解されるので、甘みがなくなりますし、ほうれん草の色味も栄養も失われます。

買ってきてから日を追うごとに鮮度は落ちていきますので、なるべく早く食べるのが一番です。

保存方法

 乾燥防止に新聞紙やラップで包んで、野菜室で立てて保存 しましょう。

ペットボトルの底15cmほど切ったものに入れると安定して立てられますよ。

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ほうれん草は冷凍庫でどれくらい日持ちする?

ほうれん草は冷凍できるので、使いやすい分量に小分けしておくと便利です。

冷凍するとどれくらい日持ちするのか、冷凍方法も一緒にご紹介します。

約1ヶ月ほど保存が可能

 冷凍すると約1カ月保存が可能です。 

使いやすい大きさに切ってフリーザーバッグで冷凍するか、製氷皿やラップなどで小分けに冷凍するのが使いやすくておすすめです。

葉部分は冷凍すると砕けやすいので、少し大きめに切るといいかもしれません。

味や栄養はそこまで劣化しない

冷凍することによって、味が落ちたり栄養が減ったりすると思われているのですが、 ほうれん草は味・栄養ともにあまり劣化しません。 

栄養が少なくなっていると言われるのは、冷凍前に加熱調理することで水溶性の栄養が減少しているからと推測されます。

冷蔵保存では、長く保存するほど栄養が減るので、すぐに使う予定がなければ冷凍したほうが味・栄養ともにいい状態を保てます。

生のまま冷凍

生のまま冷凍する場合

手順
  1. ほうれん草の根元を切ってざく切りにする
  2. 水でよく洗う
  3. ほうれん草の水分をしっかり取る
  4. フリーザーバッグなどに入れて冷凍

使うときは、 沸騰したお湯で1~2分茹でてから使いましょう。 

そのまま炒め物に入れてもいいのですが、アク抜きしていないので苦みを感じることがあります。

茹でてから冷凍

茹でてから冷凍する場合

手順
  1. 洗ったほうれん草を1分ほど(固めで)茹でる
  2. 茹でたほうれん草を水に浸す
  3. 水分をしっかり取る
  4. 切り分けてから小分けにしてラップに包む
  5. 4をフリーザーバッグなどに入れて冷凍
 固めに茹でるのがポイントです。 

茹でる前に切ると断面から栄養が流れてしまうので、必ず茹で上がってから切り分けましょう。

小分けにしない場合は、できるだけほぐしてから冷凍すると後々使いやすいですよ。

まとめ

今回は、ほうれん草を冷蔵保存・冷凍保存した場合の日持ちや栄養の劣化についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • 冷蔵保存:2~3日が目安

  • 冷凍保存:約1カ月

  • 冷凍で味・栄養は落ちない

栄養価が高いけど日持ちしないほうれん草ですが、冷凍することで味と栄養を落とすことなく長期保存可能です。

特に、旬になる冬場のほうれん草は甘みもあっておいしいですので、ぜひ冷凍保存して、長く楽しんでいただきたいと思います。

新鮮なほうれん草のチェック項目もぜひ参考にしてみてくださいね。

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