鮮やかな緑色が料理に彩りを与えてくれるそら豆。そら豆は旬の時期も短く、鮮度の落ちるスピードが早い夏野菜です。そのため、手に入ったらすぐに冷凍保存するのがおすすめですが、保存に適しているのはさやごとか、むいてそら豆を取り出すか悩んだことはありませんか?また、冷凍したそら豆をどんな方法で解凍して食べるのが美味しいのかも気になりますよね。この記事では、
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目次
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そら豆の特徴
そら豆は濃い緑色のさやの中に黄緑色の豆が入った、初夏の味覚の代表とも言える野菜です。ホクホクしっとりした食感とほんのりとした甘さが美味しいですよね。そんなそら豆にはどん特徴・栄養があるのでしょうか?
そら豆とは?
そら豆はマメ科ソラマメ属で、大豆・落花生・えんどう豆・いんげん豆・ひよこ豆と共に6大食用豆のひとつとされています。そら豆の名前の由来は「さやが空を向いて実るから」と言われています。また、さやの形が蚕に似ているので蚕豆(そらまめ)と書かれることもあります。そら豆は世界中で食べられている野菜で、未熟な若い豆が青果用、完熟して乾燥させたものが種実用として使われます。未熟な若い豆は茹でる等して食べ、完熟して乾燥させた豆はフライビーンズや菓子の原料に使われます。
そら豆のカロリー・栄養
そら豆(未熟豆)可食部100gあたりのカロリーは108kcalです。
賞味期限
そら豆はさやから出すと劣化が進んでしまいます。生のまま保存するなら、さやから出さずジップロックなどに入れて保存しましょう。冷蔵庫の野菜室で保存して、賞味期限は長くて3日ほど。そら豆は時間が経つと黒ずんできます。黒ずむ前に加熱するようにしましょう。
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そら豆の冷凍保存の方法
そら豆は収穫後3日で鮮度が落ちると言われるほど日持ちしません。買ってきたらその日のうちに食べるのがおすすめですが、食べないのならすぐに冷凍保存しましょう。美味しさをキープする冷凍保存の方法をまとめてみました。
さやごと保存する場合
場所は取りますが簡単に保存できるのは、さやごと冷凍保存です。さやごとなら鮮度や風味を逃しません。
さやをむいてから保存する場合
場所を取らずに保存するなら、さやから出して冷凍庫に入れましょう。
茹でてから保存する場合
軽く茹でておくと手軽に調理でき、時短にもなり便利です。
冷凍の保存期間
前述した方法で冷凍保存すれば、約1か月保存できます。日が経つほど風味は落ちてしまうので、なるべく早めに食べるようにしましょう。
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そら豆の解凍方法・使い方
冷凍したそら豆は、自然解凍や加熱して解凍します。一度解凍すると鮮度が落ちやすくなるので、食べる分だけ解凍し、再冷凍は避けましょう。
冷蔵庫で解凍
冷凍したそら豆を冷蔵庫に移せば、半日程度で自然解凍できます。低温で解凍すると水分の流出が少ないので、比較的風味や食感を保ったまま美味しく食べることができます。
電子レンジで解凍
急いでいる時は、電子レンジ600wで45秒ほどで加熱すると解凍できます。電子レンジでの加熱は水っぽくなってしまうため、風味や食感が落ちてします。
グリルで解凍
凍ったそら豆をさやごとグリルやオーブントースターで焼くとさやの中でそら豆が蒸し焼きになります。そら豆を少し濃いめの塩水にくぐらせるか、塩かけて食べるのがおすすめです。
そら豆の使い道・アレンジ
冷凍したそら豆は塩をふって食べる他、炒める・蒸す・揚げるなど、様々な使い道があります。炒め物・スープ・かき揚げ・そら豆ご飯など、工夫次第でアレンジが広がります。薄皮には便通を整える食物繊維が豊富に含まれているので、皮ごと食べるのもおすすめです。皮が固い場合は無理せず、むいて食べましょう。鮮度が落ちるため再冷凍できないので使う分だけ解凍し、無駄なく使い切ってください。
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まとめ
そら豆の特徴や冷凍保存する方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- そら豆はマメ科ソラマメ属で6大食用豆のひとつ、100gあたりのカロリーは108kcalで栄養バランスに優れている
- そら豆はさやごと・さやから出す、どちらでも冷凍保存できる
- 茹でてから保存すれば手軽に料理に使えて時短にもなり便利
- 冷凍したそら豆は冷蔵庫に移して自然解凍、電子レンジやグリルを使っても解凍できる
そら豆は塩茹でしてももちろん美味しく食べられますが、様々な料理に活用できる野菜です。そら豆のきれいな緑色を生かせば食卓も華やかに。様々な栄養素がたっぷり含まれていますが、食べ過ぎるとお腹がゆるくなる恐れもあります。食べ過ぎずほどほどに、そら豆の風味を存分に味わってくださいね。
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