そら豆を美味しく食べる解凍方法は?保存方法で美味しさが変わる?

鮮度が命、そら豆。購入してすぐに美味しさを閉じ込め、逃さない保存法をご存じですか?4月から6月までの最盛期中にはもちろん、たとえ旬が過ぎても美味しさをそのまま存分に楽しめる「そら豆」について今回は

  • そら豆のゆで方
  • そら豆の保存方法
  • 簡単な調理方法
について紹介いたします。

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凍ったそら豆のまま調理!

そら豆は、さやから豆をとりだしてしまうと鮮度劣化がおこります風味をそのまま保ち、美味しさを閉じ込めるにはどうしたらよいのでしょうか?そのひとつの方法が、冷凍です。

塩ゆで

購入直後、さやから豆を取り出し切込みをいれます。水1Lに対して3%の塩をいれ、沸騰後、豆を加えます。固ゆで1分半から2分、別容器に移し粗熱がとれるまで放置です。冷めたらジッパー付きポリ袋に入れ、冷凍室へ保存、2週間以内に召し上がることをおすすめします。

生のまま凍らせた豆を茹でて食べる場合は、フライパンに50ml〜100mlの水を沸騰させ塩をひとつまみいれます。豆を加えフタをして2分、蒸し茹でにします。そら豆の甘みに程よい塩味が加わりそれだけで味わいゆたかです。

さやごと焼く

オーブントースターあるいは魚グリルにアルミホイルをしき15〜20分焼きます。凍らせたそら豆、購入直後のそら豆、どちらも焼き方は同じです。そしてさやに切れ目をいれるのを忘れないようにしてください。破裂防止になります。

電子レンジで加熱

凍らせた豆を解凍する際に600w1〜2分加熱するだけですぐ食べられます。また、購入直後のそら豆をさや付きのままラップせず600w5〜6分電子レンジ加熱します。そのとき必ずさやに切れ目をいれましょう。冷ましてからさやと薄皮をむいて塩を振ります。

生の豆のみの場合はラップをして、少し短め600w2〜3分の加熱になります。破裂させないように切れ目を忘れずに入れて下さい。

炒める

冷凍したそら豆は解凍せず、他の具材と一緒に炒めます。冷凍をしているので火の通りが早く時短になります。薄皮をむかないでそのまま炒めても問題ないです。

揚げる

冷凍したそら豆は解凍しません。そのまま他の具材とかき揚げや素揚げにして食べると美味しいです。

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そら豆の美味しい食べ方は?

美味しい食べごろを意味する「走りの時期」「盛りの時期」「名残の時期」と旬が変化していく中で、その時々で調理方法を工夫するだけで味わいもまた変わります。

みずみずしい走りの時期であれば、シンプルに塩ゆでそら豆の本来の甘みを味わい、名残りの時期を迎える頃には、豆の水分量が変わります。豆の濃厚な味を楽しむのがこの時期です。例えばポタージュ、スープなどでお楽しみください!

切れ目を入れて蒸す

切れ目を入れることで、2つのメリットがあります。1つめは、切れ目から塩水がはいりこみます。塩味がしみて豆本来のうまみをひきだし堪能できることです。2つめは、豆の潤いを保ちしわになりにくく、薄皮がむきやすいことです。

MEMO
背筋部分のくぼみに切れ目を入れることで身にキズが付かない、むきやすくなる!

水にさらさない

水をさらさない理由は、味がおちてしまうからです。ザルに移し豆同士できるだけ重ねないように工夫しましょう。直置きするのではなくザルの下にすき間をつくり自然な状態で粗熱を冷ますようにしてください。

他の食材を加える

そら豆は、和洋さまざまな料理で楽しめる食材です。それこそ前菜からデザートまでそら豆のフルコースができてしまうくらいです。でも今回は、からだに効く食べ合わせ食材を紹介します。

そら豆は、ビタミン、ミネラルが豊富です。とりわけビタミンB1が多く、硫化アリルなど豊富な玉ねぎ、にら、ネギ、ニンニクと組み合わせると、ビタミンB1の吸収を助け疲労回復が期待できます。

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そら豆のおいしさを長持ちさせる保存方法

長持ちのコツは、空気にふれるのを極力さけることです。では、さやごと冷凍するのと豆だけで冷凍するのでは、どのような違いがあるのでしょうか?

さやごと冷凍

ジッパー付きポリ袋を使用すると便利です。できるだけ隙間なく並べていれていきます。閉める時も空気を抜きながら密封状態にします。1か月近く風味と鮮度を保つことができます。

さやから豆を出してゆでてから冷凍

塩ゆでした豆をジッパー付きポリに密封します。茹でることで料理の時短になります。ただ2週間以内に召し上がることをおすすめします。さやからとりだしたことで鮮度劣化は否めません。

さやから豆を出して生のまま冷凍保存

さやから豆を取り出したら、切れ目を入れておきましょう。茹でた豆よりは、空気にふれる時間が少ないことで長持ちはします。ですが1か月以内に召し上がってください。

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まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 鮮度劣化をさけるため、購入後はすぐに食べるか、鮮度が落ちる前に冷凍保存をする!
  • 解凍しなくても調理可能、「走り」「名残」の時期を楽しみながら調理をする!

旬の時期は、安価で手に入る栄養価が高いなどメリットがあります。でもそれだけでなく旬の食材を食べるということは、その時々に身体に必要な栄養素を摂り入れることを意味します。美味しい時期を逃さず楽しんでくださいね!

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