スムージーには好みのフルーツや野菜を入れることが多いかと思いますが、実は組み合わせが悪いものもあります。どんな具材があまり良くないのでしょうか?今回は、
- スムージーで組み合わせが悪いものは?
- ミキサー・ブレンダーで栄養は壊れる?
- 毎日飲むメリット・デメリット
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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毎日スムージーを飲む効果&デメリット
“スムージーは体に良いもの・美容に良いもの”というイメージが強いですが、毎日飲み続けるとどんな効果があるのでしょうか?また、日常的に飲むデメリットについても見てみましょう。
メリット・効果
スムージーを飲むメリットとしては、このようなものがあります。
- 食物繊維をそのまま摂れる
- 一度に沢山の野菜や果物を摂れる
- 時間のない時でも栄養補給しやすい
- 加熱しないので栄養成分を効果的に摂れる
野菜や果物には食物繊維が含まれていますが、加熱せずにそのまま飲むことで効率的に摂取することができます。また、皮ごとミキサーで撹拌することで、余すことなく摂ることも可能です。
一度に色々な種類の野菜や果物を入れられるので、チョイス次第で万遍なく栄養成分を摂ることもできます。時間のない時でも乱切りにしてミキサーにかけるだけなので、お手軽に飲めるところもメリットの一つです。
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デメリット
美容効果・健康効果の高いスムージーですが、飲み方によってはデメリットもあります。
- 果物の摂りすぎで糖分過多になる
- 腸の蠕動運動があまり機能しないので便秘になることがある
- 噛むことがないので唾液が出にくくなる
- 体が冷えやすくなる
スムージーにはバナナなど果物を入れることも多いですが、果物を摂り過ぎると糖分の摂りすぎになることもあります。果物の糖分はお菓子など人工的な甘さのものより体に良いですが、摂り過ぎると太る原因となることもあるので注意しましょう。
また、液体なので腸の蠕動運動があまり機能せず、便秘になることもあります。食物繊維たっぷりのスムージーにすることでお通じは良くなるので、はやり具材選びが大切です。
また、野菜や果物を冷えたままミキサーにかけることで、冷え性に繋がることもあります。
組み合わせが悪いスムージーは?
スムージーは冷蔵庫にその時あるものや、自分の好みのフルーツ・野菜を入れることが多いかと思いますが、実は組み合わせが悪いものもあります。どんなフルーツ・野菜を組み合わせると良くないのでしょうか?
でんぷんが多い野菜
1つ目は、でんぷんが多い野菜です。具体的には、かぼちゃ・とうもろこし・人参・さつまいもなどです。かぼちゃは加熱したものを入れると甘みが出て美味しいですが、でんぷん質が多い野菜はフルーツと一緒に摂取すると腸内でガスを発生しやすくなる性質を持っています。
お腹が張ったり、おならが頻繁に出るなどの症状に繋がるので、注意しましょう。
苦味が強い野菜
2つ目は、苦味が強い野菜です。これは味の問題になりますが、ほうれん草や小松菜は苦味が出やすいので、あまり美味しくならないことがあります。
ほうれん草や小松菜には、鉄分や食物繊維が豊富に含まれているので体には良いものの、苦味やえぐみの原因となるシュウ酸という成分も含まれています。体に悪い成分ではありませんが、味に影響するので入れすぎない方がオススメです。
葉物野菜ばかり
3つ目は、葉物野菜ばかり入れることです。葉物野菜もスムージーの具材としてよく使われていますが、茎の部分んは口当たりが悪くなります。食物繊維をダイレクトに摂ることができるので便秘解消には向いていますが、食べ過ぎると消化不良を起こして下痢や腹痛にもなりかねるので注意しましょう。
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毒性を持つ野菜
4つ目は、毒性を持つ野菜です。普段食べている量であれば害はないけれど毒性を持つ野菜には、ブロッコリースプラウトやカイワレなどがあります。
これらの野菜には少量のアルカロイド系の毒性が含まれており、スムージーにして沢山食べると過剰摂取となることがあるので少量に抑えましょう。
光毒性を持つフルーツ・野菜
5つ目は、光毒性を持つフルーツや野菜です。光毒性とは、摂取した後に紫外線を浴びることでシミになりやすくなることを言います。
ソラレンという成分が影響しており、このソラレンが含まれるフルーツには、いちじく・レモン・オレンジ・キウイ・アセロラ、野菜には、きゅうり・セロリなどがあります。
フルーツはどれもスムージーの具材としてメジャーなものですが、実は光毒性を持っています。外に出る予定のない日や、夜であれば影響はないので飲むタイミングを工夫してみましょう。
スムージーで栄養が壊れるって本当?
スムージーにはベースとなるバナナを始め、りんごやオレンジ・ほうれん草・人参など、好みの野菜・果物を入れて作れる飲み物です。
作るのにはミキサーを使いますが、「ミキサーにかけると野菜や果物の栄養が壊れる」と言われることがあります。嘘のような話ですが、実は本当にミキサーで壊れてしまう栄養素もあります…!
ミキサーで壊れる栄養成分
ミキサーで撹拌することによって壊れてしまう栄養成分は、ビタミンCや酵素です。ビタミンCは美肌作りに欠かせない定番の栄養素、酵素も体のデトックス効果を高めるものです。
最近は「酵素ドリンク」も流行っており、注目の栄養成分ですが、これらを壊してしまう原因はミキサーの撹拌による摩擦熱と酸化です。
使い終わったミキサーを触ると熱を持っていることがありますが、この熱によってビタミンCや酵素が壊れてしまいます。また、ミキサーは空気を混ぜながら撹拌するため、酸化しやすい性質があるのです。
しかし、 ミキサーにかけたからといって完全にビタミンCや酵素がなくなってしまうわけではない ので安心しましょう。多少失われてしまいますが、残る部分もあります。
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まとめ
この記事をまとめると
- スムージーで組み合わせが悪いのは、①光毒性を持つもの
- ②苦味が強い野菜
- ③葉物野菜ばかり入れること
- ④毒性をもつ野菜
- ⑤でんぷんが多い野菜
スムージーは毎日飲むことで美容効果・健康効果が期待できるものですが、中には組み合わせが悪いものもあるので上手く工夫しながら飲んでみましょう。
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