スカイベリーの味はまずい?美味しい?甘さ・糖度・とちおとめとの違い

“スカイベリー”といういちごの品種を知っていますか?日本には約300種類ものいちごの品種が存在しますが、その中にスカイベリーといういちごがあります。『あまおう』や『とちおとめ』はよく見かけますが、スカイベリーとは一体どんないちごなのでしょうか?今回は、

  • スカイベリーの味・甘さは?
  • 旬や生産地・値段など特徴
  • 美味しいスカイベリーの食べ方

これらのテーマについて紹介いたします。

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スカイベリーってどんないちご?

特徴

“スカイベリー”は、「栃木県の三ツ星いちご」と言われるいちごの品種です。「最上級大粒プレミアム苺」とも言われるブランドいちごで、2014年に品種登録された新しい種類です。

スカイベリーの魅力は、大きさ、見た目、美味しさです。存在感のある大きな粒に、ツヤのある赤色で綺麗な円錐型、そして甘みが強く酸味が少ないみずみずしい果肉が特徴です。また、スカイベリーは「うどんこ病」などの病気や、暑さ・寒さにも強いです。

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由来

『スカイベリー』という名前には、「大きさ・美しさ・美味しさ」の3つの要素が空に届くようにという意味合いが込められています。

また、原産地である栃木県にある百名さんの一つ、「皇海山(すかいさん)」にもちなんでいます。この名前は、一般公募にて4,388個集まった名前候補の中から選ばれました。

どんな味?

スカイベリーの味は酸味が少なく、しっかりとした甘さがあります。みずみずしく、噛むとじゅわっと果汁が溢れます。

糖度

スカイベリーの糖度は9.2度と言われ、人気品種『とちおとめ』の糖度10.2度と比べるとやや低い数値となります。しかし、酸味に関してはとちおとめの方が高いので、糖酸比はほとんど同じとなっています。

生産地

スカイベリーの生産地は、原産地でもあり日本のいちご生産量No.1の県、栃木県です。スカイベリーは栃木県のブランド苺であるため、他県での栽培が許可されていません。

また、出荷先にも限りがあり、東京・横浜・仙台・盛岡の市場のみとなっています。そのためスカイベリーはなかなか見かけない珍しい品種なのです。

旬の時期

スカイベリーの旬は、1〜3月頃です。収穫時期は12月〜5月までありますが、その中でも特に美味しいと言われる時期が1〜3月となっています。

値段

スカイベリーは他の苺と比べて生産量が少なく出荷先が限られているため、値段はお高めです。1粒あたり、なんと400〜500円!ネット通販では箱詰めのスカイベリーを購入することができますが、かなり高い相場となっています。

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スカイベリーととちおとめの違い

日本に存在するいちごの品種は約300で、世界中のいちごの約半数も占めています。その中で特に有名な『とちおとめ』という品種がありますが、スカイベリーとはどんな点が違うのでしょうか?

とちおとめとの違い
  1. とちおとめより一回り大きい
  2. 糖度はとちおとめの方が少し高い
  3. とちおとめよりもやや硬い
  4. 硬いのでとちおとめより日持ちする

とちおとめも栃木県を代表する苺の品種ですが、スカイベリーの方が大きく、硬く、日持ちするのが特徴です。みずみずしさもスカイベリーの方が上なので、とちおとめよりも栃木県のブランドいちご品種といった印象です。

スカイベリーの食べ方

スカイベリーはそのまま食べても美味しいいちごですが、おすすめのアレンジした食べ方をいくつかご紹介!珍しい品種なので加工するのは何だかもったいない気もしますが、是非食べ方のバリエーションを楽しんでみてください。

ジャム

1粒400円ほどのスカイベリーをジャムにアレンジして、贅沢に食べてみませんか?甘みが強いので砂糖を入れすぎず、スカイベリー本来の甘みで作ってみましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • スカイベリーは「大きさ・美しさ・おいしさ」の3つが揃ったブランド苺
  • 2014年に商品登録された新しい品種で、栃木県でのみ生産されている
  • 甘さが強く、ジューシーで贅沢な味わい!

スカイベリーは数ある苺の品種の中でも、特に高級なブランドいちごです。生産量が少なく、市場にもあまり出回らないため手に入れるのは難しいですが、旬の時期にはネット販売もされるので、機会があれば是非一度堪能してみてください♩

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