秋に旬を迎えるさつまいもですが、そんなさつまいもを使ったおいしいスイーツといえばスイートポテトですよね!最近ではスイートポテト専門店が出店されるなど日本中のさつまいものスイートの中で一番人気があると言っても過言ではないのではないでしょうか!?
そんな老若男女問わずに人気を博しているスイートポテトですが、実は自宅でも簡単に作ることができるのです。
今回の記事ではスイートポテトの作り方、スイートポテトに使うおすすめのイモの種類、パサパサなスイートポテトにならない方法について解説していきたいと思います。
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目次
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スイートポテトとは?
スイートポテトをとはそもそもどんなスイーツなのかについてはじめに紹介していきたいと思います。スイートポテトの発祥は日本です。スイートポテトという名前から外国から輸入されてきたレシピかと思いがちですが、そもそもさつまいものことを英語ではスイートポテトと言いますので、スイートポテトと外国で言っても伝わりません。
スイートポテトは明治時代に発祥してから急激に知名度を上げていき日本全国で普及しました。戦後の1940年代から1950年代はスイートポテトが大ブームを迎えていたという歴史があります。
スイートポテトは地域差がある?
スイートポテトは作られる地域によって、使われる品種や形が全く異なるという特徴を持ちます。一般的には細長い楕円形の形をしているイメージがあると思いますが、地方では丸い形のスイートポテトが一般的だったりします。
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スイートポテト作り方
では、早速スイートポテトのレシピを紹介します。
[材料(2人分)]
- さつまいも・・・2本
- 砂糖・・・適量
- 生クリーム・・・大さじ2
- バター・・・大さじ1
- 卵黄・・・適量
<作り方>
- 1.さつまいもはよく洗い、縦半分に切りラップに包んで電子レンジで約8分チンする。
- 2.1のさつまいもを、皮だけ残して中身をくり抜き、くり抜いた中身はボウルに入れる。
- 3.くり抜いたさつまいもを潰して、生クリーム、バター、お好みで砂糖を加えてよく混ぜる。
- 4.3のさつまいもを、残しておいた皮にのせる。※ぷっくりと乗せた方が見た目がよりよくなります♪
- 5.表面に、といた卵黄を塗る。
- 6.180℃に熱しておいたオーブンで25分焼く。
- 7.完成
安納芋を使用する場合は、砂糖はなしでもいいかもしれません。また、トースターでも焼き上げることはできるので、オーブンはちょっと手間が…という方は、トースターで焼いていただくのもオススメです。
牛乳でも作れる?
スイートポテトを作るときは生クリームを使うのがオススメです。これはなぜかと言うと、生クリームを使うことで乳脂肪がスイートポテトの中に残り、加熱してもしっとりとしたなめらかな食感を残すことができるからです。
ただいつでも生クリームが家にあるとは限りませんよね。そんな時に代わりに使えるのが「牛乳」です。牛乳を使ったスイートポテトは作り方に特に大きな違いが出るわけではなく、レシピに書いてある生クリームの分量を牛乳で置き換えるだけでOKです。
詳しくはこの記事をチェック!
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スイートポテトにおすすめの品種
さつまいもにはねっとりとした粘質のでんぷんを持っているものと、ほくほくとした粉質のでんぷんを持っているものがあります。そのようなでんぷんの性質によって、スイートポテトの出来上がりに差ができます。いくつかサツマイモの品種を紹介していきますね!
- 安納芋:粘質でねっとりとした食感を持つ。焼き芋としてそのまま食べるのがおすすめでスイーツにはあまり向かないとされている。
- シルクスイート:粘質でねっとりとした食感を持つ。舌触りが良い。
- 紅あずま:粉質でほくほくとした食感を持つ。焼き芋に向いているが、スイーツにするときはほくほく感が強いので注意。
- 紅はるか:最初は粉質だが、熟してくると粘質にかわる新品種。スイーツにも焼き芋にも合う。
- 鳴門金時:粘質半分・粉質半分のような不思議な食感を持っている。スイートポテトに使われるほとんどのさつまいも鳴門金時である。
このようにサツマイモの品種によってスイートポテトに合う品種とあわない品種があります。失敗したくないのであれば「紅はるか」か「鳴門金時」を使うと良いでしょう。
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自作のスイートポテトはパサパサしやすいので注意!
例えば紅はるかや鳴門金時のようなスイートポテトに加工しやすいさつまいもを使っても、調理の工程を省いたり材料が間違っていたりするとパサパサになってしまいます。次はスイートポテトがパサパサにならないような工夫について解説していきます。
裏ごしは必須!
スイートポテトの特徴といえばなめらかな食感ですよね!スイートポテトを作るには裏ごしという作業が必要になってきますが、最近では裏ごしをしないで作るスイートポテトの作り方があります。裏ごしをしないとサツマイモの繊維が残ってしまいパサパサ感が強くなってしまうので、必ずさつまいもの裏ごしをするようにしましょう。
しっかりと裏ごしをすればなめらかでとろけるような口どけの美味しいスイートポテトになりますよ!
焼き時間が長すぎるとパサパサに!
裏ごしをしっかりしてもパサパサになってしまう可能性はあります。その原因として考えられるのは加熱時間が長すぎること。スイートポテトはすでに火が通っている材料を使って作ります。なのでそこまで最後のオーブンに入る時間は長くなくても良いのです。
最後に色付けのために塗る卵黄が綺麗な色になれば完成ですので、なるべく火を通す時間は短めしてくださいね。
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スイートポテトの保存方法
スイートポテトは自宅で作る場合、さつまいもを丸ごと使うのでどうしてもあまりがちです。なのでスイートポテトをすぐに食べきることができないという時の保存方法は、冷凍がオススメですよ!
詳しくはこの記事をチェック!
日持ちはどれくらい?
スイートポテトの日持ちについては以下にまとめておきます。
- 冷蔵保存した場合:2~3日
- 冷凍した場合(焼いた後):1週間程度
- 冷凍した場合(焼く前):1か月程度
このように保存すれば長期保存が可能ですが、美味しいスイートポテトはできるだけ早く食べれば食べるほど風味が保たれて美味しく感じます。作ったら早めに食べるか、冷凍保存しましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- スイートポテトは日本発祥のスイーツ
- 戦後の時代に大ブームになった
- 自宅でも簡単に作ることができる
- オススメの品種は紅はるかと鳴門金時
- 裏ごしは必ず行うこと!
- 最後の焼き時間は短めに!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。