紫蘇シロップの保存方法は?腐るとどうなる?飲み過ぎには注意?

初夏になると生の青梅や赤しそといった食材が出回ります。これらの食材を生産する産地では、ご家庭で自家製の漬物やシロップを作られる方も多いようですよ。

今回は、自家製の紫蘇シロップを作った際の保存方法や、腐ってしまった場合の見分け方、1日にどれくらいまで飲んでも良いのかといったことに関して紹介していきます。今回紹介していくテーマは、

  • 紫蘇シロップの保存方法は?
  • 腐るとどうなる?
  • 飲み過ぎたらどうなる?

これらのテーマで紫蘇シロップについて紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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紫蘇シロップの保存方法は?

保存・日持ち

紫蘇シロップは紫蘇ジュースを更に煮詰めて濃縮させたものです。とても手間暇がかかるものですから、せっかくでしたらうまく保存して、長期間飲み続けたいものですよね。

紫蘇シロップの保存方法や保存期間について詳しく見ていきましょう。

保存方法

紫蘇シロップの保存方法は、冷蔵保存か冷凍保存がおススメです。しっかりと煮沸消毒したペットボトルやガラス容器にいれ、保存すると良いでしょう。

また、このように衛生管理を徹底し清潔に保存することで、紫蘇シロップは常温保管することも可能です。紫蘇の成分とクエン酸、砂糖などが加わることにより、細菌が繁殖しづらい環境となるためです。

また、冷凍保存する際は製氷トレイで凍らせて、氷のキューブのようにしてから保存袋などに入れて保存すると良いでしょう。氷のようにそのまま炭酸水などに入れると、溶けてよく冷えた紫蘇ジュースになりますよ。

保存期間

手作りした紫蘇シロップの日持ち期間は厳密に決められていませんが、砂糖やクエン酸を多く使用するため水分が少ない・加熱処理するため細菌が繁殖しにくいなどの条件により、手作りでも比較的長期間保存が可能です。

手作りの場合でも、冷蔵保存で3か月~1年程度日持ちすると言われています。保存する容器をしっかり煮沸消毒する、清潔な調理器具を使用するといったポイントを意識することで、長期保存が可能です。

紫蘇ジュースは6~7月頃に手作りされるという方が多いでしょうから、ひと夏の間は紫蘇ジュースを楽しむことができるでしょう。

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腐るとどうなる?

紫蘇シロップは長期間保存がきくということを紹介してきました。とは言え手作りした食品に変わりはありませんから、衛生管理の怠りにより細菌などは増殖しやすいと言えます。

保管方法によっては早く腐ってしまう場合もあるでしょう。紫蘇シロップが腐ってしまった場合はどのような変化がみられるのでしょうか?

紫蘇シロップは時間の経過とともに発酵すると言われています。その際は酸味が強まったように感じるようですが、味で腐敗と発酵を見分けることは難しいでしょう。

紫蘇シロップはクエン酸などが入っているため、既に酸味を感じる食品です。酸味が増しているかどうかは希釈度合いによっても変わってくるでしょうから、味で腐敗しているかどうかを見分けることは難しいでしょう。

明らかにおかしい風味を感じた場合は確実に腐敗していますから、飲まないで下さいね。

見た目

見た目で一番わかりやすい変化は、表面に白い胞子のようなものが浮くことです。小さいとわかり辛いですが、これは白カビによるものの場合が多いです。

ペットボトルのジュースやお茶を常温で放置しておくと、このように表面にカビが生えることもあります。取り除くことで飲む方もいるようですが、食中毒などの危険性もあるためおススメはできません。

匂い

発酵と腐敗を見分ける為には臭いを嗅いでみると良いでしょう。発酵している場合は紫蘇シロップの臭いでそれほど異常を感じることはありません。

しかし腐敗しているとツンとした鼻を衝くような酸っぱい臭いを感じるようです。このような臭いを感じた場合は、発酵ではなく腐敗していると言えます。残念ですが廃棄しましょう。

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飲み過ぎたらどうなる?

紫蘇シロップには大量の砂糖が使用され、濃縮させることによってより甘さが強くなります。紫蘇の成分がいくら体に良いとはいえ、飲み過ぎはおススメできません

紫蘇シロップを使った紫蘇ジュースは、1日どの程度飲んでも良いのでしょうか?

どうなる?

紫蘇シロップには多くの砂糖が使用されているため、過剰に摂取すれば単純に太ります糖尿病などのリスクも高まることは言うまでもありません。

また、砂糖を過剰摂取すると喉が渇くという現象が起きます。甘い飲み物はこの現象に注意が必要です。紫蘇ジュースを飲んで喉が渇き、再度紫蘇ジュースを飲むということを繰り返すととても危険です。

血中の糖濃度が高まり、高血糖になることで意識を失う可能性もあります

一日の適量は?

紫蘇シロップは濃縮させてあるため、希釈の度合いによっては砂糖の割合が非常に多くなります。希釈して作った紫蘇ジュースは、500ml辺り100ℊ程度の砂糖の割合が多いようです。

市販の清涼飲料水などでも砂糖が60ℊ程度の場合が多いですから、紫蘇ジュースの砂糖の割合の多さに驚きます。飲む場合は1日1杯を限度に飲み、できれば薄めに紫蘇ジュースを作るといった工夫が必要になるでしょう。

まとめ

今回は、赤しそを煮出して作る紫蘇シロップの保存方法や保存期間について紹介していきました。

この記事をまとめると

  • 紫蘇シロップの保存方法は常温・冷蔵・冷凍それぞれの場所で保存が可能
  • 容器を清潔にしてからシロップを充填していく事が大切
  • 砂糖の含有量が非常に多いため1日1杯を目安に飲む

いかがでしたか?紫蘇シロップをまとめて作った場合は是非参考にしてみてください。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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