ごはんのお供に、おにぎりの具材にしてもおいしいしそ昆布を食べたことはありますか?今回はそんなしそ昆布について、
-
しそ昆布ってどんな味?
-
冷凍できる?
-
日持ちするの?
スポンサードリンク
目次
|
|
しそ昆布とは
しそ昆布はその名の通り、紫蘇と昆布を合わせた食品です。どんな味なのか詳しくご紹介しましょう。
昆布の佃煮の一種
しそ昆布は昆布の佃煮に紫蘇が入ったものです。甘辛く旨味のある昆布の佃煮に、さわやかな香りの紫蘇が美味しいご飯のお供です。出汁をとったあとの昆布を使って、ご家庭でも簡単に作ることができます。
紫蘇はゆかりなどのふりかけや、梅干しを付けた後のものを使うと手軽に作れますよ。
-
出汁をとった昆布を細切りにする
-
フライパンに昆布・醤油・砂糖・みりん・紫蘇・水を入れ、火にかける
-
水気が亡くなるまで煮詰めたら白ごまをふりかける
しそ昆布と聞いて、フジッコ(株)の「しそ昆布」という佃煮を思い浮かべる人もいるかもしれません。しそ昆布は各社オリジナル商品を販売していて、少しずつ味わいが異なるので色々な商品を食べ比べてみるのも楽しいですよ。
原材料・カロリー・成分
フジッコ(株)の「しそ昆布」のカロリーと栄養成分をまとめてみました。メーカーによってカロリーや成分は様々ですが、ダイエット中の人は大体の目安として活用してくださいね。
成分 | 100gあたり |
カロリー | 175Kcal |
糖質 | 35.6g |
脂質 | 0g |
タンパク質 | 5.6g |
炭水化物 | 40.6g |
カルシウム | 109mg |
食物繊維 | 5.0g |
食塩相当量 | 7.8g |
脂質は0gですが、調味料に砂糖・水あめ、果糖ぶどう糖液糖が使われているため糖質量は高めだということが分かりますね。糖質制限中の人は食べ過ぎないように注意しましょう。
スポンサードリンク
しそ昆布の賞味期限
佃煮は比較的日持ちのするものが多いですが、しそ昆布も日持ちするのでしょうか?市販品の開封前と開封後、また手作りした場合の日持ちについて解説します。
開封前
-
市販のしそ昆布:2カ月くらい
-
手作りのしそ昆布:2週間くらい
常温保存できるものもあるようですね。手作りの場合は、工場のように衛生管理が徹底できないこと、塩分が控えめだったりすることもあるので、2週間ほどで食べきることをおすすめします。
開封後
開封後の市販のしそ昆布は、2週間以内に食べきるようにしましょう。開封すると空気中の雑菌が入ってしまい、腐りやすくなります。
また、しそ昆布をとるときは、清潔な箸やスプーンを使ってパックから取り出して食べましょう。小皿に盛り付けて食卓に並べるといいですよ。
冷凍の場合
メーカーによっては、風味・食感が落ちることを懸念して冷凍はおすすめしないとHPの質問コーナーに書いている場合もありますが、しそ昆布は冷凍することができます。
-
市販のしそ昆布:開封してから1カ月くらい
-
手作りのしそ昆布:1カ月くらい
冷凍しても品質は落ちてきますから、できるだけ早めに食べきるようにしましょう。
腐るとどうなる?
しそ昆布を開封したものの、食べるのを忘れて開封してから2週間以上経ってしまった、と言う場合に気になるのが腐っているかどうかですよね。
もしも腐っているしそ昆布を食べてしまうと、腹痛・下痢・嘔吐などの食中毒症状を発症してしまう可能性があります。しそ昆布が腐っているのかを見分けるサインは見た目・匂い・味でわかります。
- 酸っぱい臭いがする
- ネトネトしている
- 白いカビが生えている
- 変色している
- 苦みがある
明らかにもともとの匂いや味でない場合は、腐っている可能性が高いので食べないようにしましょう。また、カビが生えている場合は、目に見える部分だけを取り除いても、全体にカビの菌が繁殖していますので食べない方が安全です。
スポンサードリンク
しそ昆布の保存方法
しそ昆布は一度にたくさん食べるものではないので、上手に保存してできるだけ長持ちさせたいですよね。開封前と後の保存方法について解説していきましょう。
開封前と開封後で違う
フジッコのHPでは、昆布の佃煮の商品について、「結露による湿気を防ぐために開封後も冷蔵庫に入れないでください」と明記されています。ですが、スーパーでも冷蔵ケースに入って売られていますし、これからの暑い季節に、直射日光が当たらない室内であっても常温保存するのは心配だと言う人はいるかもしれません。
食品が腐る原因になる菌類は、湿気の多いところ・温かいところで繁殖しますから、結露しないように未開封の状態から冷蔵庫で保存し、開封後は食べる分だけ小皿にとって、すぐに冷蔵庫にしまう方が菌の繁殖を防ぐことができますよ。
冷蔵の場合
- 密閉できる容器に移すか、容器にしっかり蓋をして冷蔵する
- 冷蔵したものは長時間常温で出しておかない
冷蔵したしそ昆布は、冷蔵庫内で乾燥しないように気を付ける必要があります。また、せっかく冷蔵しても、長時間出しっぱなしにしていると容器の中の温度が上がり、再度冷蔵庫に戻したときに結露して、菌が繁殖しやすくなります。
食べる分だけ取り出してすぐにしまうように心がけましょう。
冷凍の場合
凍らせてしまうと、食べる分だけ取り出すのが難しくなるので、小分けして冷凍することをおすすめします。
- ラップに一食分ずつ包む
- ジップロックに入れ、金属製のバッドに平らに乗せて凍らせる
金属製のバッドで凍らせると、急速冷凍機能が無い冷凍庫でも素早く凍らせることができますよ。ジップロックには凍らせた日付を書いておくと、長期間凍らせすぎて冷凍焼けするのを防ぐことはできます。
スポンサードリンク
まとめ
しそ昆布は美味しいですが、1度にたくさん食べるものではないので期限内に食べられないこともあるかもしれませんね。ですから、今回ご紹介した保存方法でできるだけ長持ちさせるようにしましょう。
この記事をまとめると
-
しそ昆布は紫蘇の入った昆布の佃煮
-
メーカーは常温保存を推奨している
-
食品が傷みやすい時期は冷蔵保存がおすすめ
-
食感が落ちるが冷凍保存もできる
これからの暑い季節にもサッパリと食べられるので、ぜひ買ってみてくださいね!