私たちの毎日の食事に欠かせない調味料と言えば「砂糖」ですよね。様々なお料理の味の決め手となる「甘さ」をプラスしてくれます。しかし、砂糖と一言で言いますが、上白糖やざらめ糖、黒糖など、実は種類が豊富です。
今回は、種類豊富な砂糖の中でも、「白双糖とグラニュー糖」に絞って紹介していきます。それぞれの砂糖の違いや使い道、気になる体への影響などについて紹介していきます。今回紹介していくテーマは、
- 白双糖とは?
- グラニュー糖とは?
- 白双糖は体に悪いって本当?
- 白双糖とグラニュー糖は代用できる?
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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白双糖とは?
まずは白双糖とはいったいどのような砂糖なのか、詳しく紹介していきます。そもそも「白双糖」とはどのように読むかご存じでしょうか?「白双糖」とは「シロザラトウ」と読みます。
詳しい成分や白ざら糖の特徴、使い方などについて詳しく紹介していきます。
特徴
白ざら糖とはざらめ糖の中の1種で、この他にもグラニュー糖や中ザラ糖などの仲間がいます。実は白ざら糖はグラニュー糖よりもより純度が高く、一般的にはグラニュー糖より格上に扱われます。
そもそも砂糖とは、「含蜜糖と分蜜糖」に分かれています。含蜜糖とは、
- 黒糖
- 和三盆糖 など
これらが含蜜糖の1種です。分蜜糖とは、そこから更に4つに分類分けされます。
- 双目(ざらめ)糖
- 車糖
- 液糖
- 加工糖
この4つに分類分けされます。その中のざらめ糖の中に、今回紹介する白ざら糖やグラニュー糖が含まれるということになります。ご家庭でよく使われる上白糖は「車糖」に分類されています。
砂糖とは言っても様々な種類がある、ということがわかるかと思います。
成分
白ざら糖の成分は以下になります。
- 白ざら糖100ℊあたりのカロリー:387kcal
- 白ざら糖100ℊあたりの糖質:100ℊ
白ざら糖の原料は、サトウキビやてんさいなどです。白ざら糖に限らず、砂糖全般の原材料はこれらになります。成分は同じですが、製造工程がそれぞれ違うため、風味や味わいに変化が出るというわけです。
使い方
白ざら糖といえば一番の特徴は、「上品な甘さ」です。グラニュー糖よりも更に純度高く作られる白ざら糖は、その甘さを活かして高級なお菓子や飲料などでよく使われます。
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グラニュー糖とは?
続いてグラニュー糖について詳しく紹介していきます。白ざら糖とよく似たグラニュー糖ですが、この2つはどのような違いがあるのでしょうか?詳しい成分やグラニュー糖の特徴、使い方などについて詳しく紹介していきます。
特徴
一番の特徴は、「きめ細かくサラサラとした触り心地」でしょう。コーヒーシュガーなどが典型的です。入れる時はサラサラ、とコーヒーに溶けていきますよね。
また、その他の砂糖と違い、グラニュー糖は精製度がとても高く、純度の高い砂糖です。そのため、雑味などが一切感じられず、食品の風味や味わいを変えることなく甘さを添加できます。
成分
グラニュー糖の成分は以下になります。
- グラニュー糖100ℊあたりのカロリー:394kcal
- グラニュー糖100ℊあたりの糖質:100ℊ
グラニュー糖の原料もサトウキビやテンサイなどです。ちなみにテンサイとは別名「サトウダイコン」と呼ばれており、見た目は小さい大根のような見た目です。しかし一般的な大根とは分類的に全く違います。
使い方
あまり日本人には馴染みの無いグラニュー糖ですが、癖がないため、実は色々な食べ物と合わせることができます。サラサラと入れて、すぐに溶けるため、コーヒーや紅茶などに甘さをプラスする際はよく使われます。
溶けやすい特徴を持っているため、底にもたまりにくいです。上白糖や三温糖などと違い、純粋な甘さのみの味ですから、コーヒーや紅茶の風味も崩しません。
他にもケーキやプリン、クッキーといった様々なお菓子作りに使うことができます。主に洋菓子作りによく使われる砂糖ですよ。
和菓子で使うという話はあまり聞きませんが、中には使用する方もいるようです。グラニュー糖は、さっぱりとした上品な甘さですので、バターや卵などの風味をより引き立ててくれます。
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白双糖は体に悪いって本当?
白ざら糖やグラニュー糖はどうしてあんなに真っ白な色をしているの?と疑問に思う方もいるかもしれません。あんなに白いのは漂白剤などで漂白したからだ!といった噂まで出ているくらいです。
しかしこの噂はただの勘違いですから安心してください。もう少し詳しくこの2つの砂糖について紹介していきます。
グラニュー糖とどっちが安全?
結論から申し上げますと、どちらも安全です。原料はどちらも違いはありません。体への影響を考えると、白ざら糖の方が10kcal程低いですから、体には優しいと言えるかもしれませんね。
しかしどちらも砂糖であることは変わりありませんし、原料も同じです。白ざら糖の方が純度が高い、と紹介しましたが、0.03%といったごく微量の違いにすぎません。
どちらの砂糖を使っても、一般的な消費者であれば大きな違いはそれほど感じないでしょう。
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白双糖とグラニュー糖は代用できる?
結論から申し上げますと、大抵の使用方法では代用できます。白ざら糖とグラニュー糖の違いは純度が多少違うというのもありますが、1粒1粒の大きさが違います。白ざら糖の方が粒が少し大きいです。
白ざら糖の方が、粒が大きい分若干液体に溶ける速度が違います。味の変化はどちらも違いはないでしょう。
まとめ
今回は、白ざら糖とグラニュー糖の違いについて紹介していきました。
この記事をまとめると
- 白ざら糖とグラニュー糖の違いは純度と粒の大きさ
- グラニュー糖の方がより粒が小さく溶けやすい
- 基本的にはどちらも代用可能
いかがでしたか?白ざら糖とグラニュー糖、どちらを買おうか迷った際は是非参考にしてみてください。最後までご覧いただきありがとうございました。
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