皆さんのご家庭のお食事では「しらたき」はよく使いますか?しらたきは腹持ちもよく、価格も非常に廉価ですから、お財布にもとてもやさしいです。いろいろなアレンジも可能なので料理の幅も広がります。
今回はそんなしらたきの「臭い成分」について詳しく紹介していきます。しらたきを食べた時に「生臭い臭いがする!」と感じた方は、是非この記事を最後までチェックし、対処できるようにしましょう。今回のテーマは、
- しらたきとは
- しらたきは臭い?
- しらたきでダイエット
これらのテーマで紹介していきます。しらたきの臭いで悩まれている方は参考にしてみてくださいね。
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目次
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しらたきとは
まずはしらたきとはどういったもので作られているのかについて詳しく紹介していきます。しらたきのようなこんにゃく製品は種類も様々ですが、それぞれに違いなどはあるのでしょうか?
しらたきとは
しらたきとは原料であるコンニャク芋を加工し、まだゼリー状で固まり切っていないものを型に流し込み成型していきます。筒のような方に流し込み、押し出すことで細い形になって出てきます。ところてんなども同じ製法で作られるようですよ。
しらたきは、一般的に2~3ミリ程度の太さで加工されることが多いです。色は白色のしらたきもありますし、黒色のしらたきもあります。
栄養や効能
しらたきの栄養成分は様々なものが含まれていますが、約97%は水分、残りは食物繊維がほとんどです。こんにゃく製品といえば水と食物繊維でできているといっても過言ではありません。
代表的な効能は、腸内環境の改善や骨粗しょう症の予防、美肌効果などです。食物繊維が腸内環境をよくすることは有名ですよね。
しらたきなどのこんにゃく製品にはカルシウムも多く含まれています。基本的には食べ過ぎさえしなければ、身体にメリットが多くある食材ですよ。
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しらたきは臭い?
しらたきを食べると生臭い!と感じた方はいませんか?この生臭さを感じるには理由があります。臭いの原因や対処方法などについて解説していきます。
匂いの原因
しらたきなどのこんにゃく製品が生臭い理由は、原料や成分にあります。しらたきの原料であるこんにゃく芋には「トリメチルアミン」と呼ばれる成分が含まれています。
この成分は魚にも含まれているため、こんにゃく製品の生臭さと魚の生臭さは、共通の臭いであることが分かります。魚の匂いが苦手な方にとってはくさい!と感じる事でしょう。
もう一つの原因は、凝固剤に使われる「水酸化カルシウム」が原因です。水酸化カルシウムは強いアルカリ性のため、生臭い臭いがします。
この匂いに害はあるのか?
基本的にはこれらの添加物は、身体に害が出ないように、厳しく計算されて使用されています。食品が害になるかどうか、といった問いに関しては、食べ過ぎれば全ての食べ物が害となるが答えです。
野菜やお肉、水ですら食べ過ぎ飲み過ぎは害となります。この点を理解せずに、「○○は体に良い」といった情報に惑わされることはとても危険です。
塩でもむか茹でると匂いが消える
こんにゃくの臭みを抜くためには、下処理を行ってあく抜きすることが大切です。下処理の方法を以下で紹介します。
- こんにゃくを食べやすい大きさに切って、塩を全体にまぶし、よく揉み込む
- 塩を水でよく洗い流す
- お湯を沸かしこんにゃくを2~3分茹でる
- ザルに上げて水気をきる
- 粗熱をとる
ここまでしっかりあく抜きを行えば、下処理としては完璧です。確かに多少の手間はかかりますが、これだけでこんにゃくの良さが引き立ちます。
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しらたきでダイエット
しらたきといえば低カロリーで腹持ちが良いことから、ダイエットを志している方にとって救世主ともいえる食材ですよね。ここからは、しらたきを使ったダイエットレシピについて詳しく紹介していきます。
しらたきはダイエットに向いている
しらたきはダイエットにはとても向いている食材です。理由は、成分の約96%が水分で作られているため、量の割にカロリーがとても低いからです。残りの4%の成分は食物繊維やカルシウムなどで構成されています。
裏を返せば、それだけ栄養素も少ないと言えます。確かに腹持ちは良いかもしれませんが、こんにゃくだけでは身体に必要な栄養素が不足してしまうと言えます。バランスの良い食事を心がけましょう。
おすすめレシピ①
おすすめレシピ一つ目は「しらたきナポリタン」です。パスタの代わりにしらたきを使用したとてもヘルシーな料理です。作り方は通常のナポリタンと同じですが、しらたきの下処理が必要です。
しらたきの下処理は、お湯で軽く下茹でし、フライパンで乾煎りするだけです。水分が飛ぶことで、しらたきの食感が良くなります。
おすすめレシピ②
2つ目のおすすめレシピは「しらたきとニンジンのきんぴら炒め」です。こちらのレシピも同様に、しらたきの下処理を行い、乾煎りをします。あく抜き不要のしらたきの場合はそのままから入りしても大丈夫です。
しらたきを炒めて、人参も後から炒めて、調味料を入れて炒めるだけです。調理工程もとても簡単でヘルシーですから、副菜にはとてもおすすめの一品ですよ。水気をよく飛ばしますから、お弁当などにも最適です。
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まとめ
今回は、しらたきの臭い成分について詳しく紹介していきましたがいかがでしたか?
この記事をまとめると
- しらたきの生臭さは、魚の生臭さと同じ成分が含まれているため
- 凝固剤である水酸化カルシウムも臭みの成分
- 下処理を行い臭みを抜いてから調理すると美味しく食べられる
しらたきは腸内環境の改善や骨粗しょう症、皮膚の健康を保つ効果などが期待できる食材です。適量であればとても健康に良いですから、積極的に食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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