多めに買った新生姜を保存するときどうしていますか?新生姜の風味やみずみずしい旬の盛りの時期を無駄なく味わうためにはどうしたらよいでしょうか。常温や冷蔵、冷凍方法など今回は
- 新生姜の保存はどうしたらいいですか
- 新生姜は、長期の保存ができますか
- 新生姜が腐るとどのような状態になるのでしょうか
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目次
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新生姜の保存方法
新生姜は、収穫後も店頭に並んでいる時も呼吸を続け生きています。保存のポイントは3つです。『①適した場所で保存②水分蒸発を防ぐ③呼吸を抑える』では、常温や冷蔵、冷凍のそれぞれの保存方法をみていきましょう。
常温
新生姜を常温で保存する場合、できるだけ塊で保存をしましょう。切り口があると水分が蒸発したり、切り口に雑菌が付着し劣化の原因になります。
ではまず、 汚れを洗い落し水分をしっかり拭き取ります。水分の蒸発を防ぎ呼吸を抑えるために新聞紙に包みます。適した場所は、日のあたらない風通しのよい(5〜15℃)冷暗所になります。
保存ができる期間は、3〜4日を目安に使いきりましょう。そのことを踏まえて使い切る量はどれくらいなのか思案し、表示されているグラムを確認してから購入するとよいでしょう。
甘酢漬けなど作りやすい量は、約100g〜200gになります。
冷蔵
次に冷蔵庫で保存をする場合は、 同じように汚れを洗い落とし水分をしっかり拭き取ります。塊の場合は、新聞紙に包みポリ袋にいれます。カットしたものはペーパータオルで包みポリ袋やジッパー付き保存袋にいれて野菜室に入れます。 目安は10日くらいになります。
新生姜も通年のショウガも、どちらも15℃以内の環境であれば安定して保存できます。湿度を保つために使用する度に、湿ってきた新聞紙やペーパータオルを取り替えておくとさらに安定します。
冷凍
新生姜の冷凍のポイントは、①下処理をしてから保存をします。②用途ごとに使いやすい分量に小分けをします。③長期(約1ヶ月以内)、短期(約2週間以内)に使い分けます。
①下処理
- 洗って水気を拭き取ります。
- 黒ずんでいる部分やかたい部分の表面を切り落とします。
- ピンク色の部分は先端部のみ切り落とします。
②用途ごと
用途 | 切り方 | 必要分量 | 料理方法 |
炒め物など | 約2~3mmも厚さ切る | 約20~50g | 鶏の甘辛炒め |
甘酢漬けなど | 薄くスライス | 約100~200g | 甘酢漬けのタレに混ぜて電子レンジ加熱で完成 |
肉巻きなど | 拍子切り | 約100~250g | 豚肉などで巻いて焼く、焼き肉タレやポン酢タレで味付け |
③スライスカットは、刻みに拍子切りは、すりおろしにも応用できます。ジッパーつき冷凍用ポリ袋に長期用と短期用に分けておくと出し入れによる温度変化の影響を減らせます。
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新生姜の長期保存方法は?
長期保存のポイントは、鮮度が良い状態のもので行ないます。使い残しをして数日してた新生姜を長期保存をしても劣化したままです。新生姜は用途ごとに保存方法を決めてから行いましょう。
保存方法
長期で保存する方法は、新生姜の甘酢漬けやジャムに加工する方法です。酢酸による細菌・静菌作用と砂糖の浸透圧効果を利用し保存します。また新生姜をアルコール度数35度以上の焼酎かホワイトカリーに漬け込む方法もあります。
保存期限は?
おおよその目安になります。甘酢漬けは、約半年から1年です。ジャムは、未開封で2ヶ月から1年になります。焼酎漬けは。大体半年になります。ただし、保存容器の消毒や脱気処理(空気を抜く)、加熱時間、砂糖の量などで変化します。
新生姜が腐ったらどうなる?
収穫した時点で5%以上の水分が失われ品質が劣るといいます。腐敗の原因は主に常温放置や雑菌が付着したまま冷蔵庫に入れてしまうことです。では、見た目や味、臭いはどうなっているのでしょうか?
見た目
新生姜のみずみずしさはなくなり、見た目が、茶色に変色を始めます。部分的に黒い斑点ができたり黒の色合いが増してきます。粘りやさらに劣化が進むと白いカビが発生してきます。
味
新生姜のさわやかな風味がなくなり、独特の辛味を感じなくなります。
臭い
新生姜の清々し香りではなく刺激臭へと変化します。
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まとめ
以上になります。いかがでしょうか。
この記事をまとめると
- 新生姜の保存方法のポイントは、常温と冷蔵の場合『①適した場所で保存②水分蒸発を防ぐ③呼吸を抑える』冷凍は、『①下処理をしてから保存②用途ごとに使いやすい分量に小分け③長期(約1ヶ月以内)、短期(約2週間以内)に使い分け』にします
- 新生姜の長期保存方法は、鮮度が良い状態のもので行ない、甘酢漬けは、約半年から1年、ジャムは、未開封で2ヶ月から1年、焼酎漬けは。大体半年はできます
- 新生姜が腐ると、茶色や黒に変色したり粘りやさらに劣化が進むと白いカビが発生し、刺激臭もするし独特の辛味を感じなくなります
健康のためにもおいしいタイミングを逃さないように食べたり、保存したいですね!
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