肉厚プリプリなしいたけは「単体で焼いて良し・炒めて良し・煮て良し」と、とても万能な食材ですよね。しかも食物繊維が豊富で、便秘の解消などにも効果的ですよ!
そんな便利なしいたけですが、買ってからどれくらい保存がきくのでしょうか?またどうなったら腐っているのでしょうか?なかなか見極めるのは難しいものですよね。
そこで今回は、
- しいたけの賞味期限・消費期限はいつ?
- 腐るとどうなる?
- 保存方法は
これらのテーマについて紹介していきます。おススメの保存方法なども紹介しますので参考になればと思います。
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目次
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しいたけの賞味期限・消費期限はいつ?
主婦の皆様はすでに感じているかと思いますが、「キノコ類って意外になかなか腐らない!」
そうなんです、お野菜の中でも葉物などに比べると比較的劣化が遅いです。冷蔵保存していればなかなか傷みません。
ではどれくらい保存がきくのでしょうか?
賞味期限はいつ?
冷蔵保存なら1週間前後です。ただしお菓子などの加工食品と違い、厳密に日付が記載されているわけではありません。
お店で在庫として冷蔵庫で保管されていた可能性もありますので、状態を確認し早めに食べることをおススメします。
消費期限はいつ?
これは青果物全体に言えることですが、消費期限はありません。
主婦の方々はご存じかもしれませんが、野菜や果物に消費期限や賞味期限の記載はありませんよね?
期限の定めがない理由としては、表示義務がないからなのですが理由は色々あります。
特に保存状態によって大きく変化してしまうという点は外せません。冷蔵・常温ではかなり変わってきます。
ですので、野菜を見分けるためには自分の目を養うしか方法はありません。心配な方は店員さんに聞いてみてくださいね。
冷蔵庫に入れるとどのくらい持つ?
冷蔵庫に入れておいた場合は1週間ほど保存できるようです。水気をよくふき取ってから冷暗所で保存することで、生の状態でも少し長持ちしますよ。
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腐るとどうなる?
キノコ類全般に言えることですが、傷んでいるかどうかの見極めが難しいですよね。
ほうれん草などの葉物類やトマトなどの果菜類ならトロけたり、割れてカビが生える、ブヨブヨしてくるなど一目でわかります。
しいたけも完全に傷んだものはわかりますが、微妙なラインの物もあり、見極めが難しいです。それでは見ていきましょう。
黒くなる
基本的にしいたけは明るめの焦げ茶色をしています、これが日が経ってくると「黒に近い茶色」になってきます。
同時に水気も出てきますので、この辺りもポイントかもしれませんね。
白い粉が出る?
白いカビのようなものが出ているしいたけを見たことはありますか?これ、実は気中菌糸と呼ばれるもので、しいたけの一部なんです。
元々しいたけやその他キノコ類は、「菌」からできていることからも納得がいくかもしれません。
味の変化は?
味や風味にはそれほど変化はありませんが、食感が少し柔らかめになっている可能性があります。
確かに気中菌糸が出ていても食べられはするのですが、傷みやすくなっているとも言えます。もし発生しているものがあった場合は早めに召し上がりましょう。
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保存方法は
買ったままで保存しておいても大丈夫ですが、日持ちする方法や、旨味がアップする方法などもありますよ。
どれもとても簡単にできますので、是非試してみてくださいね!
大量に保存する場合
中にはご近所にしいたけ農家さんがいて、おすそ分けで大量に貰った!という人もいるかもしれません。
生のままですと冷蔵庫に入れておいても1週間前後が限界です。そんな時は簡単にできる天日干しがおすすめですよ。
やり方はとても簡単で、軸を切り落とし、傘を下にして(裏返して)天日で乾燥させるだけです。ザルなどに並べておくといいですね。
しいたけが一番おいしくなる保存方法は「干す」です。是非簡単にできますので試してみてくださいね。
作り置きの方法
作り置きのおススメの方法は「佃煮」です。とても簡単にできますよ♪
しいたけ 8個程度
水 1/2カップ
醤油 大さじ1
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ1
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冷凍保存できる?
冷凍保存も簡単でおススメですよ。薄くスライスしたり、ご家庭の調理用途に合わせて食べやすい大きさにカットして
保存しておくととても便利です。しかも、冷凍することによってしいたけの細胞壁が壊れ、旨味成分が効率よく流れ出てお料理の味が美味しくなりますよ。
しいたけの冷凍保存は旨味がより出る、味が染み込みやすくなるなどのメリットがたくさんあります。ただしプリプリとした食感は生のまま使うより弱くなってしまいますよ。
まとめ
今回は「しいたけの期限や保存方法、腐ってしまった時の見分け方」などについて紹介しました。
この記事をまとめると
- しいたけの賞味期限は冷蔵庫で大体1週間で、厳密な期限は無い
- 傷みが進んでいる場合は「黒に近い茶色」になってくる
- おすすめの保存方法は「冷凍・乾燥」で、どちらの方法も旨味がアップ!
しいたけは調理して食べることはもちろん、出汁としての役割もできるなど、とても便利な食材ですね。
正しい見分け方や保存方法で、美味しく食べたいものですね!
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