しいたけアレルギーの3症状|対処方法・1日どのくらい食べていい?

和・洋・中様々なお料理で使われるしいたけはご家庭のお料理にかなりの頻度で登場してきますよね。

旨味がたっぷりでお料理の味を引き立ててくれます。そんなしいたけですが、中にはアレルギーを持っている方もいますよね。

「アレルギー検査も、なかなか症状に出なければ行く気にもなれないし・・・まさか自分がアレルギーなんて!」

と思っている方も多いのでは?そこで今回は、

  • しいたけアレルギーで起きる症状
  • 事前にわかる?対処方法は?
  • 1日にどのくらい食べていい?

これらについて紹介していきます。小さい赤ちゃんがいる方にも参考になればと思います。

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しいたけアレルギーで起きる症状

しいたけはうまみ成分を多く含んでいることから、和風出汁などに良く含まれています。

アレルギーの方は、和風のお料理の際に注意が必要ですね。それではどんな症状が出るのでしょうか?

症状の経験がない方は参考までに知っておくと良いですね。

吐き気

しいたけはうまみ成分が豊富ですが、このうまみ成分の元でもあるチロシンやレンチナン(レナシン)と呼ばれる成分の過剰摂取により、吐き気を引き起こしてしまうようです。

一概にどれくらいでなる、というのは個人の体調の変化などに大きく左右されますから、おかしいな?と思ったらすぐに食べるのを止めましょう。

喉が痒くなる

しいたけのアレルギー反応で「しいたけ皮膚炎」という症状を発症する人も多いようです。通常は体に赤い線状の物が多数でき、かゆくなるのですが、皮膚だけでなく口腔内でもイガイガ感や痒みを発症する方もいるようです。

胃が痛くなる

しいたけにはホルムアルデヒドという毒成分が含まれています。普通に食べている場合は中毒にはなりませんが、バーベキューなどでしいたけを過剰に摂取するとこのような症状になります。

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事前にわかる?対処方法は?

現在は様々なアレルギー検査も増えてきています。知れるものなら小さいうちから検査をしておいて、リスクを避けたいですね。

検査でわかる?

フードアレルギー検査というもので検査ができますが、費用が保険適用外ということもあり3~4万程度と非常に高額です。ただ、かなりの品目でチェックしてくれますので思わぬアレルギー食材などもわかるかもしれません。

アレルギーのタイプには即時型と遅延型があり、遅延型の場合は数時間から数週間後に出るものもあります。

チェックすることで思わぬ不調の原因なども特定できるかもしれませんので、余裕のある方は受けてみるのも良いかもしれません。

加熱すれば大丈夫?

先ほど胃が痛くなる原因で紹介した、ホルムアルデヒドという成分は加熱することによって揮発したり分解したりします。

ですので良く加熱すれば食べられます。ただし加熱したからと言って、食べ過ぎはNGですよ。

治る?対処方法は?

食物繊維の多い食品を食べすぎた場合は水分を多く摂ることを意識しましょう。水分を多く摂ることで食物繊維が膨らみ、腸を刺激することにより排便を促します。

いつまでも腸内に食べたものが滞留することからくるお腹の不快感を軽減してくれます。しいたけも食物繊維が多い食材ですので、煮る、茹でるなどで先に水分を吸収させることで食べ過ぎた際でもトラブルの予防につながります。

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1日にどのくらい食べていい?

一般的には普通のサイズのしいたけで1日約4枚程度が良い、とされているようです。重さにすると大体100g程度です。スーパーなどで売られているしいたけは150円前後の物でしたら150ℊ入りの物が多いです。

想像しながら食べれば大体の量がわかりますね。

食べ過ぎるとどうなる?

  • 吐き気

    しいたけはうまみ成分が豊富ですが、このうまみ成分の元でもあるチロシンやレンチナン(レナシン)と呼ばれる成分の過剰摂取により、吐き気を引き起こしてしまうようです。

    個人の体調の変化に大きく左右されますのでおかしいな?と思ったら食べるのを止めましょう。
  • 便秘・下痢

    食物繊維が豊富なしいたけですが、食べ過ぎると消化しきれず下痢を引き起こします。また便が硬くなり便秘を引き起こす原因にも。1日4枚程度の適量を守りたいですね。
  • 低血糖症

    しいたけは血液をサラサラにしてくれる「エリタデニン」という成分が、他のキノコ類に比べ多く含まれています。

    本来は血液中の悪玉コレステロールを減らしてくれるとても良い栄養成分なのですが、逆に摂りすぎると低血圧になり「動悸・手足の震え」などを引き起こします。

赤ちゃんが食べても大丈夫?

出汁用でしたら離乳食初期の5~6か月頃から使えますが、実際のしいたけを食べさせるのは7か月頃からにしましょう。

しいたけに限らずキノコ全般に言えることですが、キノコは食物繊維が豊富ですので消化にはよくありません。食べさせる際は必ず細かく刻んでからにしましょう。

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何歳から食べていい?

大体7か月頃の離乳食中期から食べられます。一番ベストは9か月頃の離乳食後期頃です。

食べる際は十分に加熱し、通常サイズの1/3程度の量で様子を見ながらあげましょう。

まとめ

今回は「しいたけのアレルギー症状や予防方法、1日の摂取目安量」などについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • しいたけは1日4枚程度を目安に、小さい赤ちゃんに食べさせる場合は月齢に注意
  • アレルギーの心配がある方は事前にできる検査もある
  • 食べ過ぎると吐き気や下痢・便秘、低血糖症になる危険性があるので注意

旨味タップリのしいたけですが、食べ過ぎると意外な危険性もあるということがわかりました。容量を正しく知り、上手に使っていきたいものですね。

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