七観音古墳を解説!アクセス・周辺おすすめランチまとめ

大阪府堺市にある「大仙陵古墳公園」の南入口にあるのが、今回お話しする『七観音古墳』です。

しちかんのん」という呼び名から、とてもご利益のありそうな古墳ですね。近くには似たような名前の「七観山古墳(七観古墳)」があり、よく間違われるのだとか?

今回はそんな『七観音古墳』を一緒に見ていきましょう!

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七観音古墳とは

七観音古墳』は先述したように「大仙陵古墳公園」の南入口にありますが、同時に日本で3番目に大きい前方後円墳である「履中天皇陵古墳(ミサンザイ古墳)」の北側にあることでも知られています。

そのため、『七観音古墳』は「履中天皇陵古墳(ミサンザイ古墳)」の付属墳であると考えられています。

七観音古墳』は築造当時は円墳であったようですが、現在では残念ながら築造当時の姿では無くなっています。なお、現在では鉢巻状の壁で保存されています。

七観音古墳』の大きさは直径32.5メートル、高さ3.8メートルの小規模な古墳で、調査によって周濠はなかったと判明しています。

また、「大仙陵古墳公園」を整備する時に、発掘調査も同時に行われ、円筒埴輪をはじめ、碧玉製の琴柱(ことじ)形石製品が出土したと言われています。

一方で古墳内部については調査が行われておらず、埋葬施設などの詳細は不明となっています。

七観音古墳』の築造時期は出土品などから、5世紀前半の築造と考えられています。

この築造時期は「履中天皇陵古墳(ミサンザイ古墳)」と同様の時期になっています。

2014年に国の史跡に指定され、2019年に”百舌鳥・古市古墳群”のひとつとして世界文化遺産に登録されました。

七観音古墳の基本情報

読み しちかんのんこふん
所在地 大阪府堺市堺区旭ヶ丘北町5丁目
営業時間 無休
入場料 無料
形状 円墳
大きさ 直径32.5メートル、高さ3.8メートル
時代 古墳時代
作られた時期 5世紀前半

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出土品

円筒埴輪、碧玉製の琴柱(ことじ)形石製品

七観音古墳周辺の観光スポット

ここからは『七観音古墳』周辺の観光スポットについて紹介します。

七観音古墳』へ訪れる際は、ぜひ一緒に楽しんでみてください!

見どころ1:南宗寺

1557年に堺市を支配していた有力者である、三好長慶(みよしながよし)が父を弔うために建てられたお寺です。

茶道で有名な千利休もこの場所で修行したと言われています。そのため、茶室「実相庵」があることでも知られています。

見どころ2:旧鉄砲鍛冶屋敷

江戸時代に建てられた鉄砲を製作するために建てられた鉄砲鍛冶屋敷です。

歴史を感じることができるお屋敷の中で江戸時代の産業の中心でした。非常に貴重な文化財として知られており、鉄砲鍛冶の現場としては国内最古を誇ります。

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七観音古墳へのアクセス

大仙陵古墳の駐車場を利用することができます。

電車・バス

JR阪和線「百舌鳥」駅 南西に徒歩11分

七観音古墳周辺のランチおすすめ3選

日本料理 備徳

江戸時代の初期から続く老舗の日本料理店です。古き良き日本料理をリーズナブルで味わえることが人気となっています。

住所 大阪府堺市堺区北花田口1-1-23
TEL 050-5456-1627
営業時間 【月・火・木~日・祝・祝前】ランチ11:30~14:30、ディナー17:00~21:00
定休日 水曜
350席
駐車場
HP http://bintoku.com

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新和風創作料理 あん

季節によって変わるコース料理が人気のお店です。シェフのこだわりが詰まった創作料理が楽しむことができます。

住所 大阪府堺市北区中百舌鳥町1-96
TEL 072-283-8778
営業時間 [月〜金]11:30〜14:30、17:30〜LAST

[土、祝]17:30〜LAST
定休日 日曜
26席
駐車場
HP http://sousakuann.blog.fc2.com

喜代

地元で長年愛されているお店で、放課後の時間帯には子どもたちが集う場所となっています。食事はもちろんですが、たこ焼きも大人気です。

住所 大阪府堺市堺区旭ケ丘北町2丁4-12
TEL 072-244-9309
営業時間 平日 12:00~19:00、土曜日 13:00~19:00
定休日 日曜
駐車場

まとめ

いかがでしたか?

今回は「履中天皇陵古墳(ミサンザイ古墳)」の付属墳と考えられている『七観音古墳』のお話でした。

大仙陵古墳公園に入るときにお出迎えをしてくれる古墳です。

少し可愛らしい古墳の姿を楽しんでみてください。

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