しそには葉が緑のモノや紫のモノがある?味や栄養に違いはあるの?

皆さんしそには葉が緑や、紫のものがあることをご存じでしょうか?緑は青じそ、紫は赤じそと呼ばれていますが、味や栄養の違いがあり、料理によって使い分けるのが良いでしょう。

今回はそんなしそについてこちらの内容でご紹介します♪

  • しそとはどんな野菜?
  • しそには種類がある?
  • しその保存方法とは?

紫蘇は防腐効果があることで有名で、よく刺身のつまとして活用されていますね。しその体に嬉しい効果についても説明していくので、ぜひ最後までお読みください。

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しそとはどんな野菜?

はてなどうなる

そもそもシソとはどんな野菜なのでしょうか?青じそは刺身のつまや、天ぷら、パスタや和食などのトッピングなどに活用されます。しそについて詳しく説明していきます。

しそとはどんな食材?

しそはシソ科シソ属の植物です。基本的に食用として売られているのは「大葉」として販売されているためスーパーで「青じそ」という商品を見かけることは少ないでしょう。独特な香りが特徴で、薬味として使われることが多いです。

原産地はどこ?

しその原産地は中国、ミャンマー、ヒマラヤと言われています。日本には中国から伝わったと言われておりますが、正確にいつ頃から栽培が始まったか分かっておりません。

紫蘇の漢字の由来は?

しそは漢字で「紫蘇」と表記しますが、中国の昔話が由来になっているそうです。

紫蘇の漢字の由来

中国でカニを食べた時に食中毒を引き起こした若者が生死をさまよった際、しその葉を煎じた紫色の薬を飲ませたところ、無事によみがえったことから「紫蘇」と名付けられたと言われています。

実は茎も食べられる?

しそを食べるときに茎を取り除いている方も多いかと思いますが、実はしそは丸ごと食べることができます。普段取り除いていた方は、是非茎も一緒に丸ごと食べてみてください。

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しそには種類がある?

しそには青じそと赤じその2種類あります。それぞれの特徴や栄養成分、効果などについてご紹介します。

青じそと赤じそは種類が違う?

青じそと赤じそは同じシソ科シソ属の植物です。今では青じそが一般的ですが、もとは青じそは赤じその変異バージョンです。青じそは薬味や天ぷら、刺身のつまとして生で食べられることもありますが、赤じそは独特の苦み・渋みがあるため基本的にはそのまま食べません。梅干しと一緒につけたり、絞ってジュースにしたり、乾燥させてふりかけなどにすることが多いです。

栄養成分や効果に違いはある?

青じそと赤じその栄養成分と効果はこちらです。

<青じその栄養成分>

・ エネルギー 37kcal

・ ビタミンA(βカロテン当量) 11000μg

・ ビタミンC 26mg

・ ビタミンK 690μg

・ カリウム 500mg

・ カルシウム 230mg

(参考:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」)

β-カロテン

◎β-カロテンの主な効果

  • 皮膚や粘膜の維持
  • 抗酸化作用
  • 美肌効果

野菜の中でもβ-カロテンの含有量はトップクラスと言われています。

ビタミンK

◎ビタミンKの主な効果

  • 血液を凝固させる
  • 骨の形成を助ける

食物繊維

大葉には水に溶けにくい不溶性食物繊維が多く含まれている。不溶性食物繊維は腸の水分を吸収し便の量を増やすため便秘改善の効果が期待できる。

ペリアルデヒド

ペリアルデヒドは大葉の独特の香りを出している成分。主な効果は「抗酸化作用」「防腐効果」

旬の時期も違う?

青じそと赤じその旬の時期も異なります。青じそは基本的に1年をとおして流通している一方で、赤じそは6~7月頃にしか出回らない貴重な品種です。赤じそをご自宅で活用したい場合はこの時期に購入する必要があります。

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しその保存方法とは?

基本的にはしそは冷蔵または冷凍で保存するようにしましょう。詳しく説明します。

冷蔵庫で保存する場合

冷蔵で保存する場合の日持ちは約1週間。購入したままの状態で冷蔵保存する方もいると思いますが、より長く日持ちさせたい場合は、しそを切り花のようにコップに水を入れ茎の部分を挿しておくと良いでしょう。(できれば毎日水を入れ替えましょう!)葉の部分が水についてしまうと傷むのが早くなってしまうため、注意してください。

冷凍庫で保存する場合

冷凍保存した場合の日持ちは2か月程度。葉を2~4枚程度ラップに包み密閉できる容器に入れて保存しましょう。しそは冷凍してもカチカチに固まらないため、解凍する必要がありません♪使いたいときにすぐに使えるので便利です。ただし長く冷凍保存すると冷凍焼けを起こしてしまい風味が落ちてしまう可能性があるため、できるだけ早めに使うのがベストです。

まとめ

以上、しそのご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • しそはシソ科シソ属の植物で、独特の香りが特徴。刺身のつまや、天ぷら、薬味などに利用されることが多い
  • 紫蘇の原産国は中国、ミャンマー、ヒマラヤで、日本には中国から伝わったと言われている
  • 漢字の紫蘇の由来は、中国の昔話から名づけられたと言われている(食中毒を引き起こした若者がしその葉を煎じた紫色の飲み物を飲んで回復したことから)
  • 紫蘇には青じそと赤じその2種類あり、どちらも茎も一緒に食べることができる
  • 紫蘇にはβ-カロテン、ビタミンK、食物繊維、ペリアルデヒドなどの栄養素が含まれている

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