塩麹はアミノ酸の力でお肉を柔らかくする働きがありますが、下味として漬けて冷凍しておくと非常に便利です。鶏肉・豚肉・魚など、それぞれの漬け込み時間はどのくらいが良いのでしょうか?今回は、
- 塩麹の下味冷凍で柔らかく!
- 漬ける時間はどのくらい?
- 冷凍方法 / 漬けすぎはダメ?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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塩麹の下味冷凍で柔らかくなる!
塩麹は美容や健康に効果的な調味料として一時もの凄いブームとなりましたが、その魅力は 下味としてお肉や魚に揉み込ませておくと、柔らかく仕上がりコクや旨味が出る ところです。
塩麹に含まれるアミノ酸の働きによるもので、下味を付けて冷凍しておけば、使いたい時にサッと使えて便利かつ美味しいので非常に便利な調味料でもあります。
家庭で塩麹に漬けたお肉を冷凍している方も多いのではないでしょうか?筆者も時々その方法で鶏肉を冷凍していますが、長期保存できる上に解凍して焼くだけなのでお弁当おかずとしても重宝しています。
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そもそも塩麹って何?
そもそも塩麹とは、米、麦、大豆などの穀物にコウジカビなどの食品発酵に有効なカビを中心にした微生物を繁殖させて作られる調味料です。「麹菌」とも呼ばれ、日本をはじめ湿度の高い東アジアや東南アジアにしか生息していません。
“塩麹はしょっぱい”と言われることがありますが、市販の塩麹は塩分量13%前後で作られています。12%以下だと雑菌が繁殖する可能性が高いため、ある程度の塩分量が必要なのです。中には塩分控えめの”減塩タイプ”も販売されているので、しょっぱさが気になる方は利用してみましょう。
作り置きにも◎
塩麹漬けは作り置きとしてとても便利な調味料です。鶏肉や豚肉・魚を塩麹に漬けておくだけで柔らかく、コクが美味しくなるのでオススメですよ。
漬ける時間はどのくらい?
食材を塩麹に漬け込む時間ですが、どの程度置いたら味がしみ込みお肉が柔らかくなるのでしょうか?鶏肉・豚肉・魚お3つに分けて見ていきましょう。
鶏/鶏胸肉の漬け込み時間
鳥もも肉や鶏胸肉を漬け込む時間は、1時間が目安です。大きな塊であれば2時間ほど漬けた方がしっかりと染み込みます。食べるサイズにカットしたものであれば最短30分でもOKですよ。
豚肉の漬け込み時間
豚肉の漬け込み時間は、薄切りであれば30分、ブロック肉などの塊で漬け込む場合は2時間ほどです。大きな塊肉は前日に漬け込み、冷蔵庫で保存して翌日に焼くというのもOKです。
魚の漬け込み時間
魚の漬け込み時間は、1時間程度となっています。
漬けすぎるとどうなる?
塩麹に漬けるのは長くても1日が目安となっており、それ以上漬ける場合は冷凍庫で保存します。冷凍庫では塩麹が発酵しないので、味が変わってしまうことはありません。
しかし、冷蔵庫で塩麹漬けしたお肉や魚を数日放置すると、発酵が進んでしょっぱくなってしまいます。塩麹で漬け込みすぎたものは塩味が強く、かなりしょっぱいと感じることが多いので注意しましょう。
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塩麹で下味を付けた後の冷凍方法
お肉や魚に塩麹を漬けよく揉んだら、冷凍する時はジップロックなどの密閉袋に入れて保存します。ラップで包んでから密閉袋に入れるのもアリですが、べちゃっとしているので上手くラップに包むのが難しいです。
冷凍した塩麹漬けは約1ヶ月日持ちするので、作り置きとしてとても便利です◎
玉ねぎも一緒に漬けていい?
お肉と一緒に焼く野菜の代表に”玉ねぎ”がありますが、塩麹漬けにして冷凍する際は一緒に冷凍しても問題ありません。玉ねぎをカットしたら塩麹漬けにしたお肉と一緒に密閉袋に入れて冷凍しましょう。
一度冷凍した玉ねぎは解凍した時にクタっとなりやすいですが、細胞が壊れているので味が染み込みやすく火も通りやすいといったメリットもあります。
調理する時は…
塩麹で下味冷凍したものを調理する時は、自然解凍か電子レンジの解凍機能で解凍します。塩麹がやや焦げやすいので、強火ではなく中火くらいで焼くのがオススメです。
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まとめ
「塩麹の下味冷凍」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 塩麹に漬け冷凍しておくことで、お肉や魚など食材が柔らかくコクや旨味も出る!
- 1日以上漬け込みすぎるとしょっぱくなるので注意!
- 冷凍することで約1ヶ月日持ちし、作り置きとして重宝する◎
塩麹は気軽に購入できる調味料なので、是非下味用冷凍を試してみてください。調理時間の短縮になる他、お肉が柔らかく美味しく仕上がるのでオススメの調味料ですよ!
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