新玉ねぎの保存方法・日持ち|冷凍できる?栄養・匂い・使い方は?

甘く、みずみずしさが魅力の新玉ねぎ。美味しさを長持ちさせるための秘訣はあるのでしょうか?様々な料理に便利なスライス玉ねぎの保存方法や使い道についてもご紹介をしていきたいと思います。そこで今回は…

  • 新玉ねぎに含まれる栄養と効果
  • 新玉ねぎスライスの保存方法
  • 新玉ねぎスライスの日持ちは?

についてご紹介をいたします。

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新玉ねぎに含まれる栄養と効果

はじめに、新玉ねぎに含まれる栄養とその効果について詳しくお伝えをしていきます。

栄養素

新玉ねぎに含まれる主な栄養素は下記になります。

  • 炭水化物
  • カリウム
  • カルシウム
  • リン
  • ビタミンB1・B6・C
  • 食物繊維
  • 硫化アリル
  • ケルセチン

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効果・効能

新玉ねぎには健康に役立つ栄養素がたくさん!中でも注目したい栄養素と、その効果・効能について触れていきます。

【硫化アリル】

硫化アリルとは、玉ねぎを切ったときに香るツンとした匂いや辛味を感じさせる成分のこと。硫化アリルは血液凝固作用があり、血液をさらさらにしてくれる効果があります。

また、コレステロールの代謝を促し、動脈硬化や心臓病の予防にも役立ちます。また硫化アリルはビタミンB1の吸収を高め、疲労回復を助ける作用もあるのです。

【ケルセチン】

ケルセチンとは、ポリフェノールの一種で、抗酸化作用や抗炎症作用があります。ケルセチンは玉ねぎの茶色い皮の部分に多く含まれる成分で、紫外線から中身を守る役割を持ちます。

そのため、ケルセチンを摂ることで紫外線から肌を守る効果も期待できます。

【カリウム】

塩分の摂り過ぎなどが原因で浮腫みがちな現代人にとって、カリウムは浮腫み解消を助けてくれる大切な成分。毎日の食生活の中で玉ねぎを取り入れることで改善を期待できます。

【オリゴ糖】

玉ねぎに含まれる難消化性オリゴ糖は、血糖値の上昇を抑制し、腸活による便秘改善、肌荒れ予防など、美と健康のために大切な働きをしてくれる成分です。

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新玉ねぎスライスの保存方法

続いて、調理にも便利なスライス玉ねぎの保存方法についてです。新玉ねぎを使用した場合、通常の玉ねぎよりも水分が多いため、傷みやすくなります。ポイントをしっかりと抑えて無駄のないように使い切れると良いですね。

冷蔵

スライスした玉ねぎは、冷蔵保存の場合あまり日持ちはしないため、すぐに食べる場合のみ冷蔵保存を選ぶと良いかもしれません。保存方法は下記になります。

▼保存方法

スライスした玉ねぎは保存袋に入れ、なるべく重ならないよう平らにして空気をしっかりと抜き、封をします平らにした状態のまま冷蔵庫へ入れるようにしましょう。

冷凍できる

カットした玉ねぎは冷凍保存をすることで長持ちさせることができます。また、その他にもいくつかのメリットがあるため、ご紹介をしていきますね。

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冷凍をすることでの3つのメリット

  • 玉ねぎの細胞が壊れるため、火が通りやすくなる
  • 料理をする際に味がしみこみやすくなる
  • 甘みが増してお料理全体がまろやかに仕上がる

このようなメリットがあるため、時間があるときにまとめてスライス玉ねぎの冷凍を作っておくというのも良いかもしれません。

▼保存方法

冷凍する場合も、冷蔵のときと同様のやり方で、スライス玉ねぎを冷凍用の保存袋に入れ、空気をしっかりと抜き、平らにしてから冷凍庫へ入れるようにしましょう。

このとき、金属製のトレーにのせて冷凍庫へ入れると、より美味しさを保つことができます。

保存すると臭いが気になる

玉ねぎには特有のツンとした臭いがあるため、その臭いが少し苦手という方もいらっしゃいますよね。冷蔵庫に入れておいたら、冷蔵庫内が玉ねぎの臭いでいっぱいに…といったことを防ぐためには、しっかりと密封させることが大切です。

保存袋に入れてしっかりと密封をさせれば臭いが広がるといったことはないかと思います。それでも気になる場合には袋を2重にしたり、さらに大き目の容器に入れたりすると良いかもしれませんね。

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新玉ねぎスライスの日持ちは?

さて、適切な保存方法で保存した場合、どのくらい日持ちするのでしょうか?

冷蔵の場合

保存状態にもよりますが2~3日ほどとなります。しかし、こちらはあくまで目安となりますので、カットしてしまった玉ねぎはなるべく早く使い切るようにしましょう。

冷凍の場合

冷凍保存をした場合には1ヵ月程度の保存が可能となります。冷凍をするととても長持ちするため、すぐに使う予定がない場合には冷凍するのがおすすめ。

冷凍した新玉ねぎスライスの使い方

冷凍をすると、先ほどもお伝えした通り細胞が壊れるため、加熱時間を短縮できるのが嬉しいですよね。

冷凍したスライス玉ねぎは自然解凍で生のままで食べることも可能ですが、冷凍をすると新玉ねぎの醍醐味であるシャキシャキとした食感や、甘みは少し落ちてしまいます

そのため、冷凍した場合には加熱調理することがおすすめです。加熱調理をする場合には、保存袋に入れた冷凍玉ねぎを、使いたい分だけ取り出し、凍ったまま調理することが可能です。

みそ汁の具や炒め物にするのはもちろん、飴色玉ねぎを作るのにも活躍!

生で食べる場合には、冷凍庫からだし、ラップをかけて冷蔵庫で1~2時間自然解凍をします。その後水気をしっかりと切ってから食べるようにしましょう。

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まとめ

新玉ねぎの栄養と効果効能、保存方法についてご紹介をしましたがいかがでしたでしょうか。この記事の内容を下記にまとめましたので、ご参考にしてみてください。

新玉ねぎの栄養素

新玉ねぎには炭水化物やカルシウム、ビタミンCなどの栄養素が含まれ、中でも「硫化アリル」「ケルセチン」「カリウム」「オリゴ糖」が美容健康のために大切な働きをもつ。

新玉ねぎスライスの保存方法・保存期間

▼保存期間

冷蔵…2~3日

冷凍…約1ヵ月

▼保存方法(冷蔵・冷凍の場合も同様)

スライスした玉ねぎを保存袋に入れ、重ならないように平らにして入れる

▼冷凍保存のメリット

  • 火が通りやすくなる
  • 味がしみこみやすくなる
  • 甘みが増してお料理全体がまろやかになる

新玉ねぎは生のシャキシャキとした味わいも、火を通したとろとろの味わいも、春の間だけの美味しさ。新玉ねぎの栄養や保存方法を覚えて、日々の料理に活かしましょう。

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