島とうがらしは生で食べられる?食べ方・使い方・唐辛子との違い

みなさんは、「島とうがらし」という野菜を食べたことがありますか?普通の唐辛子と島とうがらしの違いをご存知ですか?今回は、

  • 島とうがらしと普通の唐辛子の違いは
  • 島とうがらしは生で食べることができるのか
  • 島とうがらしの旬はいつ?
についてご紹介させていただきます。島とうがらしに少しでもご興味がある方は、ぜひこちらの記事を読んで参考にしてみてください。

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島とうがらしとはどんな野菜?

それではまずは、島とうがらしはどんな野菜なのかについてご説明させていただきます。

特徴

島とうがらしとは、奄美地方や沖縄などの暑い地域で古くから「琉球野菜」として栽培され、食べられてきた植物のことです。ナス科トウガラシ属の野菜になります。鷹の爪やパプリカ・ピーマン・ハラペーニョなどが同じ属に分類されます。実は、一言で「唐辛子」といっても、年々種類が増え、現在でもさらに新種が発見されたり品種改良されるなどして、その数は増え続けているのです。島とうがらしは多年草の野菜ですが、日本では一年草として栽培されていて、2~3cmになります。

どんな味?まずい?美味しい?

島とうがらしは、サイズはとても小さいですが、想像もつかないくらい実は辛みがとても強いです。食べた瞬間にカッと辛みで熱くなります。しかし、しつこくなくスッと引いていく辛さや、フルーティーで特徴的な爽やかさを持っていることから、唐辛子にしてはさっぱりとした味わいで人気です。このフルーティーな香りは、粉末にして調味料やアルコールと合わせても残るほど強い香りなんです。

普通の唐辛子との違い

島とうがらしとは、先ほども申し上げた通り、ナス科に属している常緑性の植物のことを言います。一方私たちがよく知っている普通の唐辛子は、枝にぶら下がるように実をつける種類があります。それに対して島とうがらしは、天に向かって実をつけるのが特徴になります。緑色から赤色へと、成長につれて変化していく姿を見ることができるため、栽培するにしても、見ていてとても楽しく育て甲斐のある植物なんです。

旬の時期

島とうがらしの旬の時期は夏から秋にかけて(8〜11月)になります。この期間であれば、実を付け続けるため、何度でも収穫することができますよ。

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島とうがらしは生で食べられる?

それでは一体、「島とうがらし」には、どんな食べ方があるのでしょうか?普段あまり馴染みのない食べ物なだけに、いざ島とうがらしを食べようと思っても、どのようにして食べたら良いのかわからない方も多いですよね。以下に、「島とうがらしの食べ方」について記載させていただきますので、よろしければ是非読んで参考にしてみてください。

生の食べ方

島とうがらしは、生のまま、ただ切って乗せるだけでも美味しく食べることができます。この場合、なんの上に乗せるのかが重要になってきますが、なんと定番は魚のお刺身なんだとか!島とうがらしを細かく刻んでお醤油に混ぜてお刺身と一緒にたべるのもおすすめの食べ方です。この食べ方でしたら、わさびはいりません。お刺身といえばわさびのイメージが強いですが、お刺身の上に島とうがらしを乗せると、島とうがらしの豊かな香りと辛みが、魚の味わいをを邪魔することなく、むしろとてもおいしい最高の組み合わせになります。お寿司に乗せてもおいしいですよ!

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島唐辛子の使い方

ここからは、「島とうがらしの使い方」についてご紹介させていただきます。よろしければ以下を読んで参考にしてみてください。

泡盛漬け

唐辛子を泡盛に漬けたものを「コーレーグース」といい、これは沖縄の伝統料理です。コーレーグースは、島とうがらしを泡盛に漬けるだけなので簡単に作ることができますよ。

オリーブオイル漬け

オリーブオイルとお塩とニンニク、そして島とうがらしを合わせるだけで、「島とうがらしのオリーブオイル漬け」ができあがります。お好みでお醤油を少し入れてもおいしいですよ。

酢漬け

「島とうがらし酢漬け」は、いろいろな料理と相性バツグン!!サラダや肉料理、パスタにもよく合いますので、いほいろなものにふりかけて食べてみましょう。

調味料として

実は唐辛子ドレッシングを自家製でつくることができます。ピリリと辛い唐辛子ドレッシングは、一口食べれば、辛いもの好きな方なら間違いなく、その辛味がクセになることでしょう。また、シンプルですが唐辛子を味噌に漬けるだけで、辛いけれどやみつきになる調味料のできあがりです。白いご飯のお供にもなりますし、おにぎりの具材としても使えますし、炒め物や和物にも使えますし、きゅうりなどの野菜スティックなどにも使えますし、「唐辛子の味噌漬け」は、まさに万能辛味調味料と言えるでしょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 普通の唐辛子は、枝にぶら下がるように実をつける種類があるのに対し、島とうがらしは天に向かって実をつけるのが特徴である。
  • 島とうがらしは生でも食べることができる。お刺身やお寿司に乗せて食べると良く合って美味しい。お醤油に刻んだ島とうがらしを混ぜてお刺身につけて食べてもおいしい。
  • 島とうがらしの旬の季節は8月から11月ごろの、夏から秋にかけてである。この期間であれば、実を付け続けるため、何度でも収穫することができる。