島唐辛子の保存方法と保存期間|冷凍・乾燥方法|腐るとどうなる?

主に沖縄県で栽培・生産されている『島唐辛子』という品種を知っていますか?夏をメインに出回る島唐辛子ですが、できるだけ長く保存するにはどんな方法がおすすめなのでしょうか?今回は、

  • 島唐辛子の旬・栄養・特徴
  • 腐るとどうなる?
  • 保存方法と保存期間

これらのテーマについて紹介いたします。

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島とうがらしとはどんな唐辛子?

読み方 しまとうがらし
旬の時期 7〜9月
主な生産地 沖縄県
辛さレベル

特徴

島とうがらしは、沖縄県で古くから栽培されてきた唐辛子です。沖縄の「伝統野菜」として扱われています。他に、鹿児島県の奄美地方などでも生産されています。

長さと太さ
  • 長さ…約3cm
  • 太さ…1cm弱

一般的な唐辛子よりも絡みが強く、熟す前の「青唐辛子」としても熟してから「赤唐辛子」としても食べることができます。

島唐辛子の旬の時期は 8月〜11月で、この期間には何度も実をつけるという特徴 もあります。

美味しい島唐辛子は?
  • 色が鮮やかでハリがあるもの
  • ヘタがピンとして元気のあるもの

沖縄県で栽培されている野菜は、唐辛子に関わらず「島○○」と呼ばれることが多いです。

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栄養成分と効果

唐辛子にはカプサイシンが多く含まれています。代謝がアップするのでダイエット効果や、美肌効果・血行促進効果などを期待することができます。

  • カプサイシン:カプサイシンは人間の交感神経を刺激することで、体の活動を活発にさせます。血流はもちろん、代謝も上がるため、発汗作用出るほどのエネルギーを消費するためダイエット効果があると言われています。また、体を温める作用もあるので冷え性も解消します。

島唐辛子の日持ちはどれくらい?

島唐辛子は一般的な唐辛子と同じ日持ち日数です。常温・冷蔵・冷凍・乾燥後それぞれの保存期間はこちらです。

保存期間
  • 常温: 約1ヶ月
  • 冷蔵: 約3ヶ月
  • 冷凍: 約1年
  • 乾燥:約1年

各保存方法に関しては後ほど紹介していますが、長期保存におすすめなのは冷凍や乾燥です。大量消費できない時に重宝するので、是非記事の後半で紹介している保存方法についてチェックしてみてください。

島唐辛子は腐るとどうなる?

唐辛子が腐ると、どんな状態になるのでしょうか?腐ってしまった唐辛子には、このような状態が現れます。

腐ると…
  • 黒っぽく変色している
  • カビが生えている
  • 種が黒く変色している
  • ぬめりが出ている

完熟した唐辛子は赤色をしていますが、傷み始めると 黒っぽく変色 していきます。変色は 特に種の部分にみられる ことが多く、切ってみたら腐っていたという事もあります。

また、 ぬめりが出ていたり カビが生えることも。残念ですが腐った唐辛子は食べられませんので、廃棄するようにしましょう。

島唐辛子が腐る原因

では、島唐辛子しはどんな状態だと腐りやすいのでしょうか?

 湿度の高い場所で保存している

 暖かい場所で保存している

唐辛子は湿度に弱い野菜ですので、そのような場所で保存していると種からカビていく可能性が高くなります。

また、暖かい部屋などで保存していることによっても傷んでしまうので注意しましょう。

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島唐辛子の保存方法4選

唐辛子ってどんな風に保存すれば良いの?保存期間は?とお困りの方はコチラを参考にしてみてください。島唐辛子の保存方法は、主に4パターンあります。

保存方法と保存期間
  • 常温: 約1ヶ月
  • 冷蔵: 約3ヶ月
  • 冷凍: 約1年
  • 乾燥:約1年

常温保存

島唐辛子は乾燥しているものであれば、常温保存でOKです。乾燥剤を入れることでカビが生えにくくなるので、長期保存したい場合は必ず乾燥剤と一緒に保存しましょう。

冷蔵保存

島唐辛子は冷蔵保存で約3ヶ月日持ちします。

保存のポイント! ラップなどに包んでからビニール袋に入れるに入れることでより長持ちする

冷凍保存

島唐辛子は冷凍保存で約1年日持ちするので、すぐに使わない時は冷凍保存が便利です。

保存のポイント! ラップに包んでから密閉袋に入れるに入れることでより長持ちする

乾燥保存

乾燥していない生の島唐辛子は、家庭で乾燥させて保存することもできます。100円均一でも野菜や果物を乾燥させるためのネットが販売されているので、手軽に作ることができますよ。専用乾燥ネットがない場合は、洗濯ネットでもOKです。

保存のポイント! 天気の良い日にネットに島唐辛子を入れて数日乾燥させる

できるだけ湿度の低いカラッと晴れた日差しの強い日に、島唐辛子を乾燥させます。乾燥後は、乾燥剤と一緒に密閉袋などに入れて保存しましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 島唐辛子は沖縄県や奄美黄島で栽培されている辛味の強い唐辛子
  • 長期保存したい場合は、冷凍保存または乾燥保存がおすすめ
  • 湿度に弱いので乾燥剤を使うと長持ちしやすい

島唐辛子は生産地が限られている品種なので、機会があれば是非食べてみてください。炒め物やオイル漬けなどアレンジの幅も広いので、長く楽しむことができますよ。

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